SSL使用可能な外部ユーザー・ディレクトリの構成

前提

  • Shared Services Consoleで構成する予定の外部ユーザー・ディレクトリはSSL使用可能です。

  • ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書のコピーがあります。

ルートCA証明書のインポート

ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書を次のJVMにインポートする必要があります:

keytoolなどのツールを使用して、ルートCA証明書をインポートします。

  • すべてのEPM Systemサーバー:

    • Sun JVMキーストア: MIDDLEWARE_HOME/jdk160_11/jre/lib/security/cacerts

    • JRockit JVMキーストア: MIDDLEWARE_HOME/jrockit_160_05/jre/lib/security/cacerts

  • 各EPM Systemコンポーネント・ホスト・マシンのJVMに使用されるキーストア。デフォルトでは、EPM Systemコンポーネントは次のキーストアを使用します:

    MIDDLEWARE_HOME /jdk160_11/jre/lib/security/cacerts

外部ユーザー・ディレクトリの構成

Shared Services Consoleを使用して、ユーザー・ディレクトリを構成します。ユーザー・ディレクトリの構成時、「SSL使用可能」オプションを選択し、EPM Systemセキュリティでセキュア・プロトコルを使用してユーザー・ディレクトリと通信するよう指定する必要があります。EPM SystemセキュリティとLDAP対応のユーザー・ディレクトリ(Oracle Internet Directory、Microsoft Active Directoryなど)間の接続でSSL使用可能にすることができます。

Oracle Enterprise Performance Management System User Security Administration Guideのユーザー・ディレクトリの構成に関する項を参照してください。