Public Sector Planning and Budgetingのアプリケーション・オプションの定義

Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションに対して、アプリケーションの詳細およびディメンションの詳細を定義した後で、アプリケーション・オプションを定義します。FDMEEでは、使用中のモデルに適用可能なすべてのディメンションを移入するために、親メンバーを指定する必要があります。オプションとして、所得および福利厚生に対する親メンバーも入力できます。

必要に応じて、次のオプションに値を入力します:

 Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションにアプリケーション・オプションを定義するには

  1. 「設定」タブを選択し、「登録」「ターゲット・アプリケーション」を選択します。

  2. 「ターゲット・アプリケーション」要約グリッドで、Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションを選択します。

  3. 「アプリケーション詳細」でアプリケーションの詳細およびディメンションの詳細を定義した後、「アプリケーション・オプション」タブを選択します。

  4. 必要に応じてアプリケーションオプションを完了します。

    Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションのオプションの詳細は、表7 Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションのオプションと説明を参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

    ターゲットのPublic Sector Planning and BudgetingアプリケーションがFDMEEで使用できるようになります。

表7.Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションのオプションと説明

オプション説明
予算モデル・タイプPublic Sector Planning and Budgetingモデルを入力します。(従業員のみの場合は、「EMPLOYEE」と入力します。職階のみの場合は「POSITION」と入力し、従業員と職階の場合は「Total Existing Positions」と入力します)。
全職階の親メンバー人事ソース・システムからインポートしたすべての職階に対する親メンバーを入力します。たとえば、「Total Existing Positions」と入力します。
全エンティティの親メンバー

人事ソース・システムからインポートしたすべての部署に対する親メンバーを入力します。たとえば、「Total Entity」と入力します。

全従業員の親メンバー人事ソース・システムからインポートしたすべての従業員に対する親メンバーを入力します。たとえば、「Existing Employees」と入力します。
給与要素の親メンバー人事ソース・システムからインポートした給与等級に対する親メンバーを入力します。たとえば、「Salary Grades」と入力します。
所得要素の親メンバー

人事ソース・システムからインポートした所得コードに対する親メンバーを入力します。たとえば、「Additional Earnings」と入力します。

所得要素および福利厚生要素に対する親メンバーの指定はオプションです。親メンバーを指定しなかった場合、人事データ・ロードのルールを実行したときに、対応する要素がアプリケーションにロードされません。

全ジョブの親メンバー人事ソース・システムからインポートしたすべてのジョブ・コードに対する親メンバーを入力します。(ジョブの親メンバーは従業員のみのモデルにかぎって適用できます。)
福利厚生要素の親メンバー人事ソース・システムからインポートした福利厚生コードに対する親メンバーを入力します。たとえば、「Benefit Defaults」と入力します。
メンバーの説明のソース言語

メンバーの説明のデフォルト言語を選択します。

言語の処理方法を理解するには、言語の処理方法を参照してください。

ドリル領域

「はい」を選択すると、ドリル領域が作成されます。Essbase、Financial ManagementまたはPlanningのデータにドリル・スルー機能を使用するためのドリル可能領域が作成されます。

注意:

FDMEEは、人事データに対するドリル・スルーはサポートしていません。

ドリル領域URLによって、Essbase、Financial Management、Planning、Oracle Hyperion Smart View for Office, Fusion EditionおよびOracle Hyperion Financial Reporting, Fusion Editionで適切なランディング・ページにドリルできます。

FDMEEからデータをロードすると、ドリル領域がFinancial ManagementまたはPlanningデータにロードされます。

ドリル領域には、Financial Managementの勘定科目/シナリオ/年/期間、Planningのエンティティ/勘定科目/シナリオ/年/期間、FDMEEに戻るためのURL、および領域名が含まれます。Essbaseの場合、ドリル領域に使用するディメンションを選択します。

使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。