PeopleSoft Enterprise Financial Managementソース・システムのソース・フィルタ・オプションの定義

データ・ロード・ルールの詳細を定義する際、次に説明するように様々なデータ抽出オプションを指定できます。

PeopleSoft Enterprise Financial Managementソース・システムのソース・フィルタ・オプションを定義するには:

  1. 「金額タイプ」を選択します:

    • 通貨

    • 統計 - 入力した通貨または機能通貨のいずれで残高を表すかの選択は、適用されません。

    • 通貨と統計

  2. 「符号方法」で、データがロードされた際に金額の符号を反転する方法を選択します。

    使用可能な方法:

    • 絶対 - デフォルトの借方または貸方の符号をロードします。

      表29. 絶対符号ルール

      勘定科目タイプGL (GAAP)EPM (絶対)
      収益通常は負数符号は反転
      負債通常は負数符号は反転
      資本通常は負数符号は反転
      支出通常は正数符号の変更なし
      資産通常は正数符号の変更なし
    • ソースと同じ - ソース・システムに記録されているものと同じ符号をロードします。

    • ソースと逆 - ソース・システムに記録されているものと逆の符号をロードします。

  3. 「貸借対照表勘定科目の金額」および「損益計算書勘定科目の金額」を選択します:

    • YTD - 年次累計の勘定科目残高で、勘定科目残高は年の始まりから現在の期間まで累計されます。通常、貸借対照表勘定科目の金額(資産、負債、資本)はYTD残高で指定します。

    • 期別 - 特定の期間の勘定科目残高です。通常、損益計算書勘定科目の金額(収益および支出)は期別残高で指定します。

  4. 「通貨タイプ」から、残高を抽出する通貨タイプを選択します。

    • 機能 - 選択した元帳または事業部門の基本通貨で保管される残高(現地通貨)

    • 入力済 - 「通貨コード」フィールドで指定した、主要元帳に割り当てられた機能/現地通貨以外の通貨に関連付けられている残高。

  5. 「通貨コード」から、入力済通貨タイプで使用するISO 4217通貨コードを選択します。

    たとえば、EURと入力してEURO通貨コードを選択します。

  6. 「元帳グループ」を選択します。

  7. 「元帳」を選択します。

    PeopleSoftでは、ビジネス・ユニットに複数の元帳グループを設定できます。FDMEEでは、このリストに、元帳に関連する割当て済元帳グループのみが表示されます。

  8. オプション: 帳簿コード値を選択するには、「追加」ボタン。を選択し、帳簿コード値を選択して、「OK」をクリックします。

    帳簿コードをクリアするには、「追加」ボタンをクリックします。次に、「帳簿コードの選択」ダイアログ・ボックスで、帳簿コードをクリアし、「OK」をクリックします。

  9. 予算値を選択するには、「追加」ボタンをクリックして予算値を選択し、「OK」をクリックします。

    予算値を指定するのは、選択した元帳のデータ表がLedger_Budgである場合です。

    予算値の選択を解除するには、「追加」ボタンをクリックします。次に、「予算シナリオ値の選択」ダイアログ・ボックスで、値をクリアし、「OK」をクリックします。

  10. 「保存」をクリックします。

  11. ターゲット・フィルタ・オプションを定義します。

    ターゲット・フィルタ・オプションを定義した後、データ・ルールを実行します。データ・ロードのルールの実行を参照してください。