手順2: ソース・データの検証

FDMEEでは、マッピング表に対するソース・データの検証が強制されます。検証では、ディメンション・マッピングとソース・ファイルを比較し、マッピングされていないディメンションを特定します。すべてのディメンションが正しくマッピングされるまで、プロセス・フローを続行できません。

検証プロセスを実行するには:

  1. 「データ・ロード・ワークベンチ」を選択します。

  2. FDMEEのメイン画面上部にある「検証」を選択します。

マッピング・エラーのない検証

検証に成功すると、検証を示すオレンジ色の魚のアイコンがFDMEE画面のヘッダーに表示されます。

マッピング・エラーを含んだ検証

新たに追加されたディメンション・メンバーがマッピングされていないために、ディメンション・メンバーをソースに追加すると検証エラーが生成されることがあります。ディメンション・メンバーがマッピングされていない場合、検証の魚はグレーになり「検証エラー」画面がワークベンチで起動します。ここではマッピングされていない(つまり未定義の)ディメンション・メンバーの数が示されます。検証を再度実行する前に、マッピングされていないディメンション・メンバーを修正する必要があります。

イメージは「検証エラー」画面を示します。

変換表のエラーを修正するには:

  1. 「検証」画面の上位リージョンで、修正が必要な行をハイライトします。

  2. マッピングされていない勘定科目を修正します。

    「検証エラー」画面の上位リージョンで、マッピングされていないアイテムがソース値に挿入され、下位リージョンはそのソース値があるすべての行を表示します。たとえば、上位リージョンでソース値01のエンティティ・ディメンションの値が表示される場合、ENTITY = '01'のすべての行が下位リージョンに表示されます。

    メンバー・マッピングの定義方法の詳細は、データ・ロード・マッピングの定義を参照してください。

  3. 「検証」をクリックし、検証フォームをリフレッシュします。

    検証プロセスを渡すソース・データをターゲット・システムにロードできます。

Financial Managementデータ交差の検証

検証ステップを実行するとき、Financial ManagementユーザーはFinancial Managementターゲット・アプリケーションから交差確認レポートを実行することで、データの交差(勘定科目やエンティティなどのセル・ステータス)を確認できます。

交差確認レポートは、データ・ロード・ワークフローのデータ検証ステップの一部として生成されます。

この機能は、「アプリケーション・オプション」の「交差の確認」オプションで有効になります。Financial Managementのアプリケーション・オプションの定義を参照してください。

交差確認を実行するには:

  1. 「検証」画面の一番上で「交差確認レポートの生成」をクリックします。

  2. プロンプトが表示されたら、交差確認レポートを保存するか開きます。

  3. 検証エラーを修正し、検証ステップを実行します。