確認エンティティ・グループは、1つ以上のターゲットシステム・エンティティで構成されます。確認レポートが生成されると、レポート・ロケーションに割り当てられたエンティティ・グループのエンティティが連結され、レポートに表示されます。確認エンティティ・グループをアクティブにするには、ロケーションに割り当てます。確認エンティティ・グループの確認エンティティを定義するには、確認エンティティ画面の確認エンティティ・フォームのフィールドに値を入力します。
「確認エンティティ・グループ」画面は、3つのグリッドで構成されます:
確認エンティティ・グループの要約 - 確認エンティティ・グループの名前がリストされ、新しい確認エンティティ・グループを作成できる要約領域です。
確認エンティティ・グループの詳細 - 確認エンティティ・グループの名前と説明を指定できる詳細領域です。
エンティティの詳細 - エンティティの情報を追加できる詳細領域です。
表34.「エンティティの詳細」のオプションと説明
オプション | 説明 |
---|---|
親 | エンティティを連結する組織を指定します。それ以外のターゲット・システムでは、エンティティの親を選択します。「連結」オプションが選択されていない場合、選択は効果がありません。 |
スクリプト名 | PlanningおよびEssbaseの計算スクリプトの場合、実行する計算スクリプト名を指定します。 このフィールドは、EssbaseまたはPlanningアプリケーション・オプションで「エンティティ計算方法の確認」が「計算スクリプト」に設定されている場合にのみ使用可能です。 |
計算スクリプト・パラメータ | ![]() 確認ルール・プロセスの一環として、FDMEEはカスタム計算スクリプトに含まれる計算スクリプト・パラメータを参照します。計算スクリプトとは一連の計算コマンド、等式および式であり、これらを使用すると、データベース・アウトラインによる定義以外の計算を定義できます。計算スクリプトは、EssbaseおよびPlanningターゲット・アプリケーション・オプションで定義します(詳細は、計算スクリプトの使用を参照)。 このフィールドは、EssbaseまたはPlanningアプリケーション・オプションで「エンティティ計算方法の確認」が「計算スクリプト」に設定されている場合にのみ使用可能です。 「エンティティ計算方法の確認」が「動的」に設定されている場合、このフィールドは使用できません。 |
エンティティ | 連結して確認レポートに表示するターゲット・エンティティを指定します。「連結」オプションを選択した場合、エンティティは確認レポートに表示される前に連結されます。 |
集計 | これを選択すると、エンティティは確認レポートに表示される前に連結されます。 Planning — ターゲット・アプリケーションの「エンティティ計算方法の確認」プロパティに応じて、デフォルトの計算または「計算スクリプト名」に指定された計算スクリプトを実行します。 Essbase — ターゲット・アプリケーションの「エンティティ計算方法の確認」プロパティに応じて、デフォルトの計算または「計算スクリプト名」に指定された計算スクリプトを実行します。 Financial Management - データの連結はFinancial Managementデータベースで行われます。 |
レポート | 「レポート」列で選択したオプションによって、エンティティが確認レポートに表示されるかどうかが決まります。「レポート」が選択されていない場合に「連結」が選択されていると、エンティティは連結されますが、表示されません。 |
シーケンス | エンティティを連結する順序と確認レポートに表示する順序を指定します。 エンティティを挿入する余地を残すためにシーケンス番号を10ずつ大きくすることをお薦めします。 |