FDMアプリケーションの使用可能化

FDMに登録されているアプリケーションを使用可能にすると、FDMEEにターゲット・アプリケーションとして登録できます。Oracle Hyperion Strategic FinanceやOracle Hyperion Enterprise®は、FDMには登録されていますが、Oracle Hyperion Shared Servicesには登録されていません。これらのアプリケーションを使用可能にした後、FDMEEでインポート・フォーマット、ロケーションおよびデータ・ロード・ルールを定義します。

注意:

FDMEEでは、FDMアプリケーションに対するデータのロードおよびドリル・スルーはサポートされていますが、FDMに登録されているアプリケーションに対するメタデータのロードおよびデータのライトバックはサポートされていません。

 FDMアプリケーションを使用可能にする手順は、次のとおりです:

  1. 「設定」タブの「登録」で、「FDMアプリケーション」を選択します。

    この機能は、ERPIからFDMへの統合を行ったアップグレード・ユーザー向けです。

  2. 「追加」をクリックします。

  3. 「名前」フィールドに、FDMアプリケーション・スキーマの名前を入力します。

  4. そのアプリケーション・スキーマに対するユーザー名およびパスワードを、それぞれ「ユーザー名」および「パスワード」に入力します。

  5. オプション: 「リモート・データベース」を選択します。

    FDMがFDMEEデータベースとは異なるデータベースにアクセスする場合、「リモート」を選択します。

    FDMがFDMEEと同じデータベースにアクセスする場合、FDMEEでは接続情報がOracle Hyperion Shared Servicesレジストリから取得されるため、「リモート・データベース」を選択しないでください。

    注意:

    FDMおよびFDMEEは同じデータベース・プラットフォームにある必要があります。OracleまたはSQL Serverのいずれかです。

  6. SQL Serverデータベースの場合のみ: 「SQL Serverデータベース名」を入力します。

  7. 「リモート・データベース」を選択した場合、JDBC URLで汎用JDBC URLアドレスを選択します。次に、<host><port>および<SID>を変更します。たとえばserver.oracle.com:1521:orclです。

  8. 接続のテストを行う場合は、「接続のテスト」をクリックします。

  9. 「保存」をクリックします。

  10. インポート・フォーマットを定義します。インポート・フォーマットの操作を参照してください。