EssOtlFindAlias

指定した別名を持つメンバーを検索し、そのメンバーにハンドルを戻します。

構文

            ESS_FUNC_M 
            EssOtlFindAlias
             (
            hOutline, pszAlias, pszAliasTable, phMember
            );
         
パラメータデータ型説明

hOutline

ESS_HOUTLINE_T

アウトラインのコンテキスト・ハンドル。

pszAlias

ESS_STR_T

検索対象の別名。簡単な別名または修飾された別名(同じ名前のメンバーと区別)です。修飾された別名を指定するために使用する構文についての情報は、『Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド』の重複するメンバー・アウトラインの作成および使用に関する項を参照してください。

pszAliasTable

ESS_STR_T

検索する別名テーブル。ESS_NULLを使用すると、すべての別名テーブルが検索されます。デフォルトの別名テーブルを検索するには、"Default"を使用します。

phMember

ESS_PHMEMBER_T

メンバー・ハンドルを戻す変数。メンバーが検出されない場合はESS_NULLになります。

備考

別名の組合せで使用されている別名も検索されます。

戻り値

成功の場合、0が戻されます。メンバーが見つからなかった場合は、*phMemberがESS_NULLに設定され、呼出しから0が戻されます。

         #include <essapi.h>
#include <essotl.h>
ESS_STS_T   sts = 0;
ESS_OBJDEF_T  Object;
ESS_HOUTLINE_T   hOutline;
ESS_HMEMBER_T   hMemberAlias;
ESS_APPNAME_T         szAppName;
ESS_DBNAME_T          szDbName;
ESS_OBJNAME_T         szFileName;
memset(&Object, '\0', sizeof(Object));
Object.hCtx = hCtx;
Object.ObjType = ESS_OBJTYPE_OUTLINE;
strcpy(szAppName, "Sample");
strcpy(szDbName, "Basic");
strcpy(szFileName, "Basic");
Object.AppName = szAppName;
Object.DbName = szDbName;
Object.FileName = szFileName;
sts = EssOtlOpenOutline(hCtx, &Object, ESS_TRUE,
      ESS_TRUE, &hOutline);
if (!sts)
{
   /* search all alias tables */
   sts = EssOtlFindAlias(hOutline, "Colas",
         ESS_NULL, &hMemberAlias);
}
      

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