EssOtlRestructure

サーバー上のアウトラインを再構築します。これは非同期の呼出しです。

構文

            ESS_FUNC_M 
            EssOtlRestructure
             (
            hCtx, usRestructType
            );

パラメータ	データ型	説明
hCtx	ESS_HCTX_T	サーバー・ログイン・コンテキスト・ハンドル。これは、EssOtlWriteOutline()によってアウトラインが保存されたサーバーである必要があります。
usRestructType	ESS_USHORT_T	実行する再構築のタイプ。これは、次のいずれかの値にできます: ESS_DOR_ALLDATA ESS_DOR_INDATA ESS_DOR_LOWDATA ESS_DOR_NODATA ESS_DOR_FORCE_ALLDATA

備考

この関数を呼び出す前に、EssOtlWriteOutline()を使用してアウトラインを保存する必要があります。
この呼出しは、サーバーに保存されたアウトラインに対してのみ有効です。
これは非同期の呼出しです。この呼出しを行った後、EssGetProcessState()で再構築操作の完了を示すステータスが戻されるまで、EssGetProcessState()を呼び出す必要があります。
データが正しく再構築されるためには、fKeepTransフラグをESS_TRUEに設定したEssOtlOpenOutline()を使用して、アウトラインを開いておく必要があります。

戻り値

正常終了の場合は0が戻されます。それ以外の場合はOTLAPI_BAD_RESTRUCTTYPE構造体が戻されます。

アクセス

この関数を使用するには、呼出し元は指定したアプリケーション、アウトライン・オブジェクトの保存先であるデータベースのいずれか、または両方に対するアクセス権が必要です。アウトライン・オブジェクトを再構築するには、指定したアプリケーション、またはアウトラインが含まれるデータベースに対して、アプリケーション・デザイナまたはデータベース・デザイナの権限(ESS_PRIV_APPDESIGNまたはESS_PRIV_DBDESIGN)が必要です。

例

         #include <essapi.h>
#include <essotl.h>

ESS_STS_T          sts = 0;
ESS_HCTX_T         hCtx;
ESS_HOUTLINE_T     hOutline;
ESS_OBJDEF_T       Object;
ESS_APPNAME_T      szAppName;
ESS_DBNAME_T       szDbName;
ESS_OBJNAME_T      szFileName;  

memset(&Object, '\0', sizeof(Object));
Object.hCtx = hCtx;
Object.ObjType = ESS_OBJTYPE_OUTLINE;
strcpy(szAppName, "Sample");
strcpy(szDbName, "Basic");
strcpy(szFileName, "Basic");
Object.AppName = szAppName;
Object.DbName = szDbName;
Object.FileName = szFileName;

sts = EssOtlOpenOutline(hCtx, &Object, ESS_TRUE,
     ESS_TRUE, &hOutline);

/* body of code */
/* write outline to server using */
/* EssOtlWriteOutline()          */

if (!sts)
{
   sts = EssOtlRestructure(hCtx, ESS_DOR_ALLDATA);
}

/* need to call EssGetProcessState() */
/* to check for completion before proceeding */