VBアウトライン・シンボリック定数の定義

次の表は、特にアウトラインAPIによって使用されるシンボリック定数を説明しています。これらの定数は、Essbase Visual Basicグローバル・テキスト・ファイルesb32.basで定義されています。

表 22. 再構築値

説明

ESB_DOR_ALLDATA

すべてのデータを保持します

ESB_DOR_NODATA

すべてのデータを破棄します

ESB_DOR_LOWDATA

レベル0のデータのみを保持します

ESB_DOR_INDATA

入力データのみを保持します

表 23. 会計メンバーの通貨換算カテゴリ値

説明

ESB_CONV_NONE

デフォルトの変換カテゴリ。メンバーは、親からカテゴリを継承します。

ESB_CONV_CATEGORY

このメンバーに対する通貨換算カテゴリを定義します

ESB_CONV_NOCONV

このメンバーには換算がありません

表 24. 会計メンバーのタイム・バランス値

説明

ESB_TIMEBAL_NONE

タイム・バランスはありません

ESB_TIMEBAL_FIRST

最初のタイム・バランス・メンバー

ESB_TIMEBAL_LAST

最後のタイム・バランス・メンバー

ESB_TIMEBAL_AVG

平均のタイム・バランス・メンバー

表 25. 会計メンバーのタイム・バランス・スキップ値

説明

ESB_SKIP_NONE

何もスキップしません

ESB_SKIP_MISSING

データが#missingの場合、値をスキップします

ESB_SKIP_ZEROS

データが0の場合、値をスキップします

ESB_SKIP_BOTH

データが#missingまたは0の場合、値をスキップします

注:

会計メンバーのタイム・バランス・スキップ値は、タイム・バランスがESB_TIMEBAL_NONEと等しくない場合のみ有効です。

表 26. 共有定数

説明

ESB_SHARE_DATA

通常メンバー(デフォルト値)

ESB_SHARE_NEVER

たとえ暗黙的に共有になるような場合でも、このメンバーを共有しません。

ESB_SHARE_LABEL

ラベル・メンバー。このメンバーに対してはデータを保管しません。

ESB_SHARE_SHARE

共有メンバー。このメンバーは子を持つことができず、同じ次元に同じ名前の実メンバーが存在している必要があります。

表 27. 次元カテゴリ(タグ)

説明

ESB_CAT_NONE

カテゴリはありません

ESB_CAT_ACCOUNTS

会計次元

ESB_CAT_TIME

時間次元

ESB_CAT_COUNTRY

国次元

ESB_CAT_TYPE

タイプ次元。この次元は、通貨データベースでのみ有効です

ESB_CAT_CURPARTITION

通貨パーティション次元。非通貨データベースでのみ有効です。

表 28. 自動構成ストレージの最適化で使用される次元カテゴリ

説明

ESB_STORECAT_OTHER

ストレージ・カテゴリがないか、または不明です

ESB_STORECAT_TIME

時間ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_UNITS

単位ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_SCENARIO

シナリオ・ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_ACCOUNTS

会計ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_PRODUCT

製品ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_ORGAN

組織ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_MARKET

マーケット・ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_CUSTOMER

顧客ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_DIST

流通チャネル・ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_BUSUNIT

ビジネス・ユニット・ストレージ・カテゴリ

ESB_STORECAT_GEOG

地域ストレージ・カテゴリ

注:

ストレージ自動構成の使用時に、ストレージの最適化のために使用されます

表 29. ソート・オプション

説明

ESB_SORT_ASCENDING

昇順でのソート

ESB_SORT_DESCENDING

降順でのソート

クエリー・タイプ

ESB_PREDICATE_Tで実行する操作を定義するために使用されます。

表 30. クエリー・オプション

説明

ESB_MEMBERSONLY

ESB_SEARCH、ESB_WILDSEARCHに対して有効です

ESB_ALIASESONLY

ESB_SEARCH、ESB_WILDSEARCHに対して有効です

ESB_MEMBERSANDALIASES

ESB_SEARCH、ESB_WILDSEARCHに対して有効です

ESB_COUNTONLY

任意のクエリー・タイプに対して有効です。データを戻さずにアウトラインにクエリーを行います。ESB_PMBRCOUNTS_TのulTotalCountフィールドに記入することにより、そのクエリー・タイプを満たすメンバーの人数を戻します。

注:

ESB_PREDICATE_Tで特定のクエリーのタイプについて指定できます。

表 31. 世代/レベル・オプション

説明

ESB_GENLEV_ALL

デフォルト名およびユーザー定義名を戻します

ESB_GENLEV_ACTUAL

ユーザー定義名のみを戻します

ESB_GENLEV_DEFAULT

ユーザー定義名も持つ世代およびレベルのデフォルト名を含むすべてのデフォルト名を戻します

ESB_GENLEV_NOACTUAL

ユーザー定義名も持つ世代およびレベルのデフォルト名を除くすべてのデフォルト名を戻します

注:

EsbOtlGetGenNamesおよびEsbOtlGetLevelNamesと使用できます。