アウトラインから次元を削除します。また、この呼出しでは、アウトラインの再構築時にデータを保持しておく、削除対象の次元メンバーも指定します。
構文
EsbOtlDeleteDimension
(
hOutline, hMember, pszDataMbr
)
ByVal
hOutline
As Long
ByVal
hMember
As Long
ByVal
pszDataMbr
As String
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
hOutline |
アウトラインのコンテキスト・ハンドル。 |
hMember |
削除するメンバーのハンドル。 |
pszDataMbr |
アウトラインの再構築時に保存するデータが含まれた次元メンバーの名前。このフィールドが""の場合は、次元が使用されます。 |
備考
次元およびその子孫のすべての共有メンバーが削除されます。
次元のすべてのメンバーが削除されます。
次元を削除するには、この呼出しまたはEsbOtlDeleteMember()を使用します。EsbOtlDeleteDimension()では、データベースの再構築時に他の次元に使用されるデータ値を含むメンバーを、削除された次元から選択できるという利点があります。EsbOtlDeleteMember()を使用する場合、削除された次元の上位メンバー(次元)のデータ値が使用されます。
「pszDataMbr」フィールドを有効にするには、fKeepTransフラグをESB_YESに設定して、EsbOtlOpenOutline()を呼び出してアウトラインを開いておく必要があります。
戻り値
正常終了の場合は0が戻されます。それ以外の場合は、次のいずれかの値が戻されます:
OTLAPI_ERR_NOTIMEDIM
例
Declare Function EsbOtlDeleteDimension Lib
"ESBOTLN" (ByVal hOutline As Long, ByVal hMember As Long,
ByVal pszDataMbr As String) As Long
Sub ESB_OtlDeleteDimension()
Dim sts As Long
Dim Object As ESB_OBJDEF_T
Dim hOutline As Long
Dim hMemberScenario As Long
Object.hCtx = hCtx
Object.Type = ESB_OBJTYPE_OUTLINE
Object.AppName = "Sample"
Object.DbName = "Basic"
Object.FileName = "Basic"
sts = EsbOtlOpenOutline(hCtx, Object,
ESB_YES, ESB_YES, hOutline)
If sts = 0 Then
sts = EsbOtlFindMember(hOutline,
"Scenario", hMemberScenario)
End If
If sts = 0 And hScenario <> 0 Then
sts = EsbOtlDeleteDimension(hOutline,
hMemberScenario, "Actual")
End If
End Sub
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