操作の完了後にデータを取得します(EssGBegin、EssGSendRows、EssGPerformOperation、EssGGetResults)。
構文
ESSG_FUNC_M EssGGetRows ( hGrid, ulOptions, pRangeRequested, pRangeOut, pppDataOut );
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hGrid |
ESSG_HGRID_T |
EssGNewGridから戻されるハンドル。 |
ulOptions |
ESSG_ULONG_T |
今後使用するために予約されています。ゼロに設定する必要があります。 |
pRangeRequested |
ESSG_RANGE_T |
要求するデータ範囲を指定します。EssGGetResultsの呼出しで戻される行数や列数以下になります。 |
pRangeOut |
ESSG_RANGE_T |
戻されるデータ範囲を指定します。 |
*pppDataOut |
ESSG_DATA_T |
データの2次元配列アドレス。この配列のメモリーはAPIによって割り当てられ、呼出し元がEssGFreeRowsを使用して解放する必要があります。 |
備考
EssGGetRowsを複数回呼び出すことは可能ですが、各呼出しのpRangeRequested->ulStartRowの値は、直前に受け取った行より大きくする必要があります。
pRangeRequested変数では、戻す必要がある行数を定義します。複数のデータ・バッファを戻す場合は、以降にEssGGetRowsを呼び出すたびに、pRangeRequestedパラメータ内の行が更新されます。
呼出し元が要求した行のうち、一部の行は有効で他の行は範囲外である場合は、有効な行に値が入力されます。無効な行は未定義のままになります。
呼出し元で使用可能な情報の範囲外にある行を要求すると、エラーが戻されます。
戻り値
正常終了の場合は、ESSG_STS_NOERRが戻されます。
アクセス
なし。
例
sts = EssGGetRows(hGrid, 0, &rDataRangeOut, &rDataRangeOut, &ppDataOut);
このコードを使用した例については、EssGBeginRetrieveの「例」の項を参照してください。
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