ESS_APPSTATE_T

このアプリケーション状態構造体は、特定のアプリケーションの状態パラメータを取得および設定します。この構造体のすべてのフィールドは、APIを使用して変更できます。ただし、フィールドには、集約ストレージ・データベースに適用されないものもあります。ESS_APPINFO_T構造体も参照してください。これには、変更できない追加のアプリケーション情報が含まれます。フィールドは次のとおりです:

      typedef struct  ESS_APPSTATE_T
{
   ESS_DESC_T   Description;            
   ESS_BOOL_T   Loadable;              
   ESS_BOOL_T   Autoload;              
   ESS_ACCESS_T Access;                
   ESS_BOOL_T   Connects;              
   ESS_BOOL_T   Commands;              
   ESS_BOOL_T   Updates;               
   ESS_BOOL_T   Security;              
   ESS_ULONG_T  LockTimeout;            
   ESS_ULONG_T  lroSizeLimit;           
} ESS_APPSTATE_T, *ESS_PAPPSTATE_T, **ESS_PPAPPSTATE_T;
   

データ型

フィールド

説明

ESS_DESC_T

Description

アプリケーションの説明(最大80文字)

ESS_BOOL_T

Loadable

アプリケーションがロード可能かどうかを示すフラグ(ESS_TRUEの場合: アプリケーションがロード可能)

ESS_BOOL_T

Autoload

Essbaseの起動時にアプリケーションが自動的にロードされるかどうかを示すフラグ(ESS_TRUEの場合、アプリケーションが自動的にロードされます)

ESS_ACCESS_T

Access

アプリケーション内のデータベースに対するデフォルトのアクセス権(すべてのユーザーに関する最低レベルのアクセス権)。このフィールドには次の値が含められます:

  • ESS_PRIV_NONE

  • ESS_PRIV_DBDESIGN

  • ESS_PRIV_CALC

  • ESS_PRIV_WRITE

  • ESS_PRIV_READ

ESS_BOOL_T

Connects

ユーザーがアプリケーションに接続できるかどうかを示すフラグ(ESS_TRUEの場合、ユーザーは接続できます)。

ESS_BOOL_T

Commands

ユーザーがアプリケーションにコマンドを発行できるかどうかを示すフラグ(アプリケーションがユーザー・コマンドを受け入れる場合はESS_TRUE)。

ESS_BOOL_T

Updates

ユーザーがアプリケーションのデータを更新できるかどうかを示すフラグ(アプリケーションがユーザーの更新コマンドを受け入れる場合はESS_TRUE)。

ESS_BOOL_T

Security

アプリケーションのセキュリティが使用可能かどうかを示すフラグ(ESS_TRUEの場合、セキュリティが使用可能です)。

ESS_ULONG_T

LockTimeout

ブロックレベルのロックが自動的に解除されるまでのタイムアウト期間(秒)。このフィールドは集約ストレージ・データベースには適用されません。

ESS_ULONG_T

lroSizeLimit

LROファイルのサイズに対する制限値。この制限値は、各アプリケーションに設定され、管理者またはプログラムは、大きすぎるリンク・ファイルからサーバーを保護できます。Essbase自体は、サイズを制限せず、デフォルト値もありません。この制限値は、LRO URL (512文字までに制限)またはLROセル・ノート(599文字までに制限)に適用されません。このフィールドは集約ストレージ・データベースには適用されません。