ESS_USERINFO_T, ESS_GROUPINFO_T

ユーザーまたはグループに関する情報を保管します。一部のフィールドはユーザーに特有であり、グループには使用できません。この構造体の「Access」「Expiration」、および「PwdChgNow」フィールドのみ、APIを使用して変更できます。フィールドは次のとおりです:

注:

ロケール固有の拡張ユーザー情報構造体であるESS_USERINFOEX_Tも参照してください。

      typedef struct ESS_USERINFO_T
{
   /* The items below are 4.X and above */
   ESS_USERNAME_T  Name;        
   ESS_APPNAME_T   AppName;     
   ESS_DBNAME_T    DbName;      
   ESS_BOOL_T      Login;       
   ESS_USHORT_T    Type;        
   ESS_ACCESS_T    Access;      
   ESS_ACCESS_T    MaxAccess;   
   ESS_DATE_T      Expiration;  
   ESS_TIME_T      LastLogin;   
   ESS_TIME_T      DbConnectTime;
   ESS_USHORT_T    FailCount;   
   ESS_LOGINID_T   LoginId;     

   /* The items below are 5.X and above */
   ESS_DESC_T      Description; 
   ESS_EMAIL_T     EMailID;     
   ESS_BOOL_T      LockedOut;     
   ESS_BOOL_T      PwdChgNow;     
   

} ESS_USERINFO_T, *ESS_PUSERINFO_T, **ESS_PPUSERINFO_T,
  ESS_GROUPINFO_T, *ESS_PGROUPINFO_T, **ESS_PPGROUPINFO_T;
   

データ型

フィールド

説明

ESS_USERNAME_T

Name

ユーザーまたはグループ名

ESS_APPNAME_T

AppName

現在接続しているアプリケーションの名前(該当する場合)

ESS_DBNAME_T

DbName

現在接続しているデータベースの名前(該当する場合)

ESS_BOOL_T

Login

ログイン・ステータスを示すフラグ(ユーザーのみ)

ESS_USHORT_T

Type

構造体のタイプ(ユーザーまたはグループ)。このフィールドには次の値が含められます:

  • ESS_TYPE_USER

  • ESS_TYPE_GROUP

ESS_ACCESS_T

Access

ユーザーまたはグループに割り当てられたデフォルトのアクセス権限。値: 次のビット値を任意に組み合せられます:

  • ESS_ACCESS_SUPER /* スーパーバイザ、全ビットを設定 */

  • ESS_PRIV_APPCREATE /* アプリケーションの作成/削除権限 */

  • ESS_PRIV_USERCREATE /* ユーザーの作成/削除権限 */

ESS_ACCESS_T

MaxAccess

ユーザーの最大アクセス権(ユーザーのみ。グループのメンバーシップによる個別のアクセス権とアクセス・レベルを含む)。

ESS_DATE_T

Expiration

ユーザーのパスワードの失効日。

ESS_TIME_T

LastLogin

グリニッジ標準時刻で示した、ユーザーが最後に正常にログインした日付(ユーザーのみ)。

ESS_TIME_T

DbConnectTime

データベース接続のローカル(サーバー)時刻。読取り専用。EssSetUserでは設定できません。

ESS_USHORT_T

FailCount

最後に正常にログインしてからの、失敗したログインの回数(ユーザーのみ)。

ESS_LOGINID_T

LoginId

ユーザーのログイン識別タグ(ユーザーのみ)。

ESS_DESC_T

Description

ユーザー/グループの説明。

ESS_EMAIL_T

EMailID

ユーザー/グループの電子メール・アドレス。

ESS_BOOL_T

LockedOut

ユーザーがロック・アウトされていることを示すフラグ。

ESS_BOOL_T

PwdChgNow

ユーザーがパスワードを変更する必要があることを示すフラグ。