データベースをASCIIファイルにエクスポートします
構文
ESS_FUNC_M EssExport (
hCtx, AppName, DbName, PathName,
Level, Columns
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。 |
AppName |
ESS_STR_T |
エクスポートするアプリケーション名。 |
DbName |
ESS_STR_T |
エクスポートするデータベース名。 |
PathName |
ESS_STR_T |
エクスポートした情報を含むサーバー・ファイルのフル・パス名。 |
Level |
ESS_SHORT_T |
エクスポートするデータのレベルを制御します。次のいずれかの値にする必要があります:
|
Columns |
ESS_SHORT_T |
列フォーマットのデータ・ブロックの出力を制御します(ルール・ファイルを作成するため)。列フォーマットの場合は非ゼロを使用し、列フォーマット以外の場合はゼロを使用します。 |
備考
スレッドのデータが2GBを超える場合、Essbaseによってエクスポート・データが複数のファイルに分割され、ファイル名には数値が追加されます。
追加エクスポート・ファイルの命名ルールは次のとおりです: _1、_2などが追加ファイル名に付加されます。指定した出力ファイル名にピリオドが含まれている場合は、ピリオドの前に数値が付加されます。そうでない場合は、ファイル名の末尾に付加されます。
たとえば、指定したファイル名が/home/exportfile.txtの場合は、次の追加ファイルは/home/exportfile_1.txtになります。ファイル名が/home/exportfileの場合は、次の追加ファイルは/home/exportfile_1になります。
戻り値
なし。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元がデータベースに対して少なくとも読取りアクセス権(ESS_PRIV_READ)を持っていて、EssSetActiveを使用してそのデータベースをアクティブなデータベースとして選択している必要があります。
例
ESS_FUNC_M
ESS_Export (ESS_HCTX_T hCtx)
{
ESS_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR;
ESS_SHORT_T isLevel;
ESS_STR_T AppName;
ESS_STR_T DbName;
ESS_STR_T FileName;
ESS_PROCSTATE_T pState;
isLevel = ESS_DATA_LEVEL0;
AppName = "Sample";
DbName = "Basic";
sts = EssExport (hCtx, appName, dbName,
"D:\\temp\\asofile.txt", ESS_DATA_LEVEL0, ESS_FALSE);
if (!sts)
{
sts = EssGetProcessState (hCtx, &pState);
while (!sts && (pState.State !=
ESS_STATE_DONE))
sts = EssGetProcessState (hCtx, &pState);
}
return (sts);
}
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