集約ストレージ次元に圧縮タグを付けます。
構文
ESS_FUNC_M EssOtlSetASOCompressionDimension ( hOutline, hDim );
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hOutline |
ESS_HOUTLINE_T |
アウトラインのコンテキスト・ハンドル(入力)。 |
hDim |
ESS_HMEMBER_T |
次元ハンドル(入力)。 |
備考
デフォルトでは、集約ストレージ・データベース内の圧縮次元は会計次元です。現行の圧縮次元を入手するには、EssOtlGetASOCompressionDimensionを使用します。圧縮次元を変更すると、データベース全体の再構築がトリガーされます。
同時に複数の次元を圧縮次元に使用できません。APIは新しい圧縮次元を設定すると、APIによって前の次元が自動的に設定解除されます。属性次元は圧縮次元に使用できません。
アウトラインにどの次元も圧縮次元として選択していなくても問題ありません。hDimをNULLに設定してこの関数を呼び出すと、現行の圧縮次元の設定が解除されます。
Essbaseでは単一の動的階層を圧縮次元として指定する必要があります。次元に複数の階層など、異なる階層設定がある場合、自動的に単一の動的階層に設定されます。そして元の階層設定は失われます(異なる次元を圧縮用に設定しても、元の階層設定には戻りません)。
圧縮次元の選択は、パフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。圧縮次元に大きな次元を選択することはお薦めしません。
戻り値
正常終了の場合は、0が戻されます。
例
ESS_STS_T sts = ESS_STS_NOERR; ESS_HOUTLINE_T hOutline = ESS_NULL; ESS_HMEMBER_T hMember = ESS_NULL; /* code to assign hOutline variable omitted */ /* code to assign hMember variable omitted */ if (hOutline) { sts = EssOtlSetASOCompressionDimension(hOutline, hMember); if (sts) printf("Error (%ld) setting compression dimension\n", sts); else if (hMember) printf("Compression dimension set\n"); else printf("Compression dimension cleared\n"); } else { printf("Outline not provided\n"); }
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