ESS_USERDBEX_T、ESS_GROUPDBEX_T

ユーザーまたはグループ、および特定のデータベースに対するアクセス権情報が含まれています。この構造体はESS_USERDB_T、ESS_GROUPDB_Tに似てていますが、ProviderNameconnparamおよびTypeフィールドが追加されています。

      typedef struct ESS_USERDBEX_T
{
   ESS_USERNAME_T  UserName;   
   ESS_USERNAME_T  ProviderName;
   ESS_CONNPARAM_T connparam;
   ESS_USHORT_T    Type;
   ESS_APPNAME_T   AppName;     
   ESS_DBNAME_T    DbName;      
   ESS_ACCESS_T    Access;      
   ESS_ACCESS_T    MaxAccess;   
   ESS_FTRNAME_T   FilterName;  
} ESS_USERDBEX_T, *ESS_PUSERDBEX_T, **ESS_PPUSERDBEX_T,
  ESS_GROUPDBEX_T, *ESS_PGROUPDBEX_T, **ESS_PPGROUPDBEX_T;

   

データ型

フィールド

説明

ESS_USERNAME_T

UserName

ユーザー名またはユーザー・グループ名

ESS_USERNAME_T

ProviderName

ユーザー・ディレクトリの名前。例: @Native Directory

ESS_CONNPARAM_T

connparam

ディレクトリのユーザーまたはグループを識別する一意のID属性。例:

                     native://nvid=f0ed2a6d7fb07688:5a342200:1265973105c:-7f46?USER
                  

ESS_USHORT_T

Type

構造体のタイプ。このフィールドには次の値が含まれます:

  • ESS_TYPE_USER

  • ESS_TYPE_GROUP

ESS_APPNAME_T

AppName

アプリケーション名

ESS_DBNAME_T

DbName

データベース名

ESS_ACCESS_T

Access

ユーザーまたはグループに対して割り当てられたデータベースへのアクセス権限。アクセス権限は、管理サービス・インタフェースを使用して設定されます。

このフィールドの値は、次のビット値を任意に組み合せられます:

  • ESS_PRIV_NONE

  • ESS_PRIV_READ

  • ESS_PRIV_WRITE

  • ESS_PRIV_CALC

  • ESS_PRIV_DBLOAD

  • ESS_PRIV_DBDESIGN

これらの値はビットマスク・データ型(C)のサブセットです。

ESS_ACCESS_T

MaxAccess

すべてのソースのユーザーまたはグループに割り当てられた、データベースへの最大のアクセス権限。

ESS_FTRNAME_T

FilterName

割り当てられたデータベース・フィルタの名前(ある場合)。ない場合、最初のバイトはNULLです。