表10にネットワークのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。
表 10. ネットワーク・メッセージ1040002 - 1042025
メッセージ番号 |
メッセージ |
考えられる原因 |
考えられる解決策 |
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送信するバッファの数がセッションの開始時に予測されたバッファの数に一致しません。このセッションで送信すると予測されたバッファの数が正しいことをネットワーク・レイヤーで確認します。 | |||
ネットワークは、バッファ・タイプに基づいてネットワーク・バッファの長さを判別できません。ネットワーク・レイヤーで、バッファの長さを明示的に指定します。 | |||
構造体型が無効です。サーバー・プロセスとクライアント・プロセスとの間にアプリケーション・プロトコル・エラーが存在する可能性があります。 |
クライアント・コンピュータとサーバー・コンピュータが同じリリースのODBCを実行していることを確認します。NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | ||
通常の操作に必要なメッセージ・データベースfileNameを見つけられません。PATHとESSBASEPATH変数が正しいディレクトリを指していることを確認してください。databaseNameがESSBASEPATH/binディレクトリに存在していることを確認してください |
Essbaseで、メッセージ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/essbase.mdbが見つかりません。 |
PATHとESSBASEPATHおよび環境変数(環境変数の設定を参照してください)が正しく設定されていることを確認します。 ネットワークが正しく起動され実行されていることを確認します。 ファイル記述子の制限値(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)を1024ファイルに設定することをお薦めします。 | |
データベースfileNameのメッセージの読取り中にエラーが発生しました。fileNameは破損しているか、バージョンが違う可能性があります。使用しているファイルのEssbaseバージョン・レベルが、.exeファイルや.dllファイルと同じであることを確認してください |
Essbaseでメッセージ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/essbase.mdbを読み取れません。 |
正しいリリースのメッセージ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/essbase.mdbを使用していることを確認します。不明な場合は、Essbaseを再インストールします。 | |
発生したエラーの詳細についてアプリケーションとEssbaseサーバーのログを確認します。リストされたエラーはEssbaseエラーではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションまたはネットワークのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
クライアント・コンピュータとサーバー・コンピュータのESSBASEPATH/bin/essnet.dllファイルが一致しているかどうかを確認します。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | |||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 インデックス・キャッシュ・サイズ、データ・キャッシュ・サイズおよびブロック・サイズを確認し、それらが推奨される範囲内であることを確認します。 | |||
ネットワーク・エラーmessage: ネットワークAPIは名前付きパイプからのデータ受信中にタイム・アウトしました。essbase.cfgファイルのNetRetryCountまたはNetDelayあるいはその両方の値を大きくしてください。クライアントとサーバーが異なるコンピュータに存在する場合は、このファイルの更新を両方のコンピュータで行ってください。クライアントを再起動して、もう一度実行してください。 |
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | ||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | |||
ネットワーク・エラー: サーバーserverComputerNameにEssbaseが見つかりません。名前付きパイプを使用してserverComputerNameにアクセスできるか、Essbase Agentがサーバー上で稼動しているか確認してください |
Essbase Spreadsheet Add-inなどのEssbaseクライアントがEssbaseサーバーに接続できません。 |
Essbaseサーバーが正しく実行されていることを確認します。必要な場合は、Essbaseサーバーを停止して再起動します。 | |
これはEssbaseエラー・メッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
これはEssbaseエラー・メッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | |||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 サーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータが同じネットワーク・プロトコルを実行していますか? TCP/IPまたは名前付きパイプをネットワーク・プロトコルとして使用していますか?Essbaseではこの2つのネットワーク・プロトコルしかサポートしていません。 ネットワーク・プロトコルが正しくインストールされていますか?『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照してください。 ネットワーク・インタフェース・カードが搭載されていないスタンドアロン・コンピュータを使用していますか?『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照してください。 サーバー名を正しく入力していますか?入力ミスはありませんか?
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正しいリリースのESSBASEPATH/bin/essnetw.dllとESSBASEPATH/bin/winsock.dllを使用していることを確認します。不明な場合は、Essbaseクライアントを再インストールします。 Essbaseクライアントを再インストールしても問題が解決しない場合は、ネットワークのドキュメンテーションでリストされたメッセージ・テキストを参照してください。 | |||
ネットワーク・エラーmessage: serverNameに接続できません。TCP/IPによるEssbase Agentへの接続待機中にクライアントがタイムアウトしました。ネットワーク接続を確認してください。サーバーとポートの値が正しいことも確認してください。 |
Administration Servicesからサーバー・コンピュータは見つかりましたが、Essbaseサーバーに接続できません。 |
正しいサーバー・コンピュータに接続していますか?入力ミスはありませんか? リストされたコンピュータでEssbaseサーバーが動作していますか?
ネットワーク・プロトコルがサーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータに正しくインストールされていますか?『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照してください。 Essbaseサーバーのポートが開いていて、動作していますか?動作していない場合、デフォルト以外のポートを指定します。 NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 ESSCMDを使用している場合、(別名ではなく)正しいサーバー名を使用し、サーバー名、ユーザー名およびパスワードが引用符で囲まれているかを確認します。たとえば、Maxという名前のユーザーでASPENというサーバーにログオンするには、次のコマンドを使用します: | |
これはEssbaseメッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
これはEssbaseメッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
ネットワーク・プロトコルがサーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータに正しくインストールされていますか?TCP/IPがネットワーク・アダプタにバインドされていますか?『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照してください。 | |||
リストされたコンピュータでEssbaseサーバーが動作していますか?
別のアプリケーションがEssbaseポートを使用していますか?Essbaseエージェントは、着信要求をTCP/IPポート1423でリスニングします。Essbaseサーバーを開始する前に別のアプリケーションがそのポートを割り当てている場合は、Essbaseサーバーで要求を処理できません。必要な場合は、サーバー・コンピュータを再起動して、他のアプリケーションより先にEssbaseサーバーを開始します。 | |||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 インデックス・キャッシュ・サイズ、データ・キャッシュ・サイズおよびデータ・ブロック・サイズを確認し、それらが推奨される範囲内であることを確認します。 | |||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 Essbaseサーバーとクライアントが動作していることを確認します。
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
C APIを使用している場合は、EssSetActive関数を使用してアクティブなアプリケーションとデータベースを設定します。 Visual Basic APIを使用している場合は、EsbSetActive関数を使用してアクティブなアプリケーションとデータベースを設定します。 | |||
ネットワーク・エラー: TCP/IPによるデータの受信待機中にクライアントまたはサーバーがタイム・アウトしました。ネットワーク接続を確認してください。essbase.cfgファイルのNetRetryCountまたはNetDelayあるいはその両方の値を大きくしてください。このファイルはクライアントとサーバーの両方で更新してください。クライアントを再起動して、もう一度実行してください。 |
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 Essbaseサーバーとクライアントが動作していることを確認します。
ディスク・ボリュームのスパンを行っている場合は、十分なスペースがあることを確認します。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | ||
NETDELAYとNETRETRYCOUNTの値を増やします(NETDELAYおよびNETRETRYCOUNTの設定を参照してください)。 | |||
これはEssbaseエラー・メッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
これはEssbaseエラー・メッセージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
これはEssbaseエラー・メッセージではありません。ネットワークのドキュメンテーションまたはオペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。 | |||
Essbaseでファイル記述子の制限値に達しました。ファイル記述子の制限値によって、アプリケーションで同時に開くことができるファイルの数が決まります。 |
ファイル記述子の制限値(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)を1024ファイルに設定することをお薦めします。 | ||
Essbaseでファイル記述子の制限値に達しました。ファイル記述子の制限値によって、アプリケーションで同時に開くことができるファイルの数が決まります。 |
ファイル記述子の制限値(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)を1024ファイルに設定することをお薦めします。 | ||