VBAのパラメータ

ほとんどのVBA関数では、1つ以上のパラメータの値を指定する必要があります。表1に、パラメータのタイプと、各タイプに有効な値を示します:

表 1. VBAのパラメータ

パラメータ

テキスト

二重引用符で囲んだ語、句または名前。例:

  • "Smart View"

  • "[Book2.xls]Sheet1"

ブール

  • True

  • False

範囲オブジェクト

1つのセル、行、または列、1つ以上のセルの選択、または三次元範囲アドレスを、二重引用符で囲んだもの。例:

  • RANGE("A1")

  • RANGE("A1:B2")

  • RANGE("G:G,I:I,K:K")

  • RANGE("A1:B5,C1:C10,D5:L8")

  • RANGE("Sheet1!C3:R20,Sheet2!C3:R20")

数値

二重引用符もカンマも含まない1つの数値。例:

  • 1

  • 2.5

  • 50000

文字列のリスト

カンマで区切られたテキスト値のリスト。例: "Qtr1"、"Actual"、"Oregon"

定数

smartview.basで定義済の値

デフォルト値

  • Null

  • Empty

注:

多くのパラメータには、NullまたはEmptyが指定された際に使用されるデフォルト値またはデフォルト動作があります。そのようなパラメータに値を指定しない場合は、NullまたはEmptyを使用します。そのようなパラメータのデフォルト値については、各関数の説明を参照してください。