Oracle Enterprise Manager Ops Centerのコマンドライン・インタフェース(CLI)は、Oracle Enterprise Manager Ops Centerのブラウザ・ユーザー・インタフェースの代替ツールです。
この章では、Oracle Enterprise Ops CenterのCLI、およびこのツールに含まれるすべてのコマンドについて説明します。
次の情報が含まれます。
Oracle Enterprise Manager Ops CenterのCLIでは、Oracle Enterprise Manager Ops Centerの多くの機能を実行できます(ただし、すべての機能ではありません)。次の表は、使用可能な機能を示しています。
表19-1は、アセットを検出、管理およびグループ化するためにCLIで実行可能な機能を示しています。
表19-1 アセットの検出、管理およびグループ化
機能 | CLIで使用可能 | モード |
---|---|---|
アセットの検索 |
はい |
Discover |
検出プロファイルの実行 |
はい |
Discover |
アセットの追加 |
いいえ |
n/a |
アセットの宣言 |
いいえ |
n/a |
アセットの管理 |
はい |
Gear |
アセットの管理対象除外 |
はい |
Gear |
アセットの登録 |
はい |
Gear |
アセット・データの表示 |
はい |
Gear |
アセット・データの更新 |
はい |
Gear |
サーバーのリセット |
はい |
Gear |
サーバーのリフレッシュ |
はい |
Gear |
ロケータ・ライトの管理 |
はい |
Gear |
出力設定の管理 |
はい |
Gear |
OSの再起動 |
はい |
Gear |
OSへのアセットの再インストール |
はい |
Gear |
グループの作成 |
はい |
Groups |
グループへのアセットの追加 |
はい |
Groups |
グループ間でのアセットの移動 |
はい |
Group |
グループ内のアセットの出力設定の管理 |
はい |
Group |
グループの削除 |
はい |
Group |
アセットの削除 |
はい |
Gear |
表19-2は、オペレーティング・システムをプロビジョニングおよびパッチ適用するためにCLIで実行可能な機能を示しています。
表19-2 オペレーティング・システムのプロビジョニングおよびパッチ適用
機能 | CLIで使用可能 | モード |
---|---|---|
OSイメージのインポート |
はい |
OSImage |
OSイメージの削除 |
はい |
OSImage |
OSプロファイルの作成 |
いいえ |
n/a |
OSプロファイルのインポート |
はい |
OSProfile |
OSプロファイルのエクスポート |
はい |
OSProfile |
OSプロファイルのクローニング |
はい |
OSProfile |
OSプロファイルの削除 |
はい |
OSProfile |
JETテンプレートのインポート |
はい |
OSProfile |
OSのプロビジョニング |
はい |
Gear |
インベントリの確認 |
はい |
Update |
ナレッジ・ベース・バンドルのアップロード |
はい |
Update |
オペレーティング・システムの更新 |
はい |
Update |
OS更新プロファイルの作成 |
はい |
Update |
OS更新プロファイルの適用 |
はい |
Update |
構成ファイルの追加 |
はい |
Update |
ディストリビューションへのファイルの追加 |
はい |
Update |
OS更新プロファイルの実行 |
いいえ |
n/a |
CLIではエンタープライズ・コントローラと情報を共有する必要があるため、CLIをエンタープライズ・コントローラに接続する必要があります。
CLIがエンタープライズ・コントローラ以外のシステムで実行される場合、エンタープライズ・コントローラに接続するための資格証明が必要です。CLIがエンタープライズ・コントローラと同じシステムで実行される場合、CLIに資格証明は必要ありません。
コマンドライン・インタフェースには、次の場所からアクセスします。
Oracle Solaris: /opt/SUNWoccli/bin
Linux: /opt/sun/occli/bin
oc
コマンドを入力します。
# ./oc xvmSh>
オプションを追加することもできます。oc
コマンドのオプションの詳細は、「CLIの使用方法」を参照してください。
connect
コマンドを入力します。
xvmSh > connect
EnterpriseController >
CLIはエンタープライズ・コントローラに接続されます。
oc
コマンドを入力します。
# ./oc xvmSh>
オプションを追加することもできます。oc
コマンドのオプションの詳細は、「CLIの使用方法」を参照してください。
connect
コマンドとともに-h <enterprise controller>
、-u <user name>
および-p <password>|
-p@<filename for password
>オプションを入力します。
例:
xvmSh > connect -h EnterpriseController -u root -p rootpass
EnterpriseController > xvmSh > connect -h EnterpriseController -u root -p@/tmp/pwd EnterpriseController >
CLIはエンタープライズ・コントローラに接続されます。
注意: -h 、-u および-p オプションを使用しない場合、エンタープライズ・コントローラ名、ユーザー名およびパスワードを指定するよう求められます。 |
CLIには、oc
コマンドを使用してアクセスします。oc
コマンドは、次のオプションを使用して実行できます。
-V| --version
を使用して、CLIバージョンを表示し、終了します。
-h| --help
を使用して、CLIヘルプを表示し、終了します。
-q| --quiet
を使用して、できるかぎり出力を少なくします。
-d| --debug <debug level>
を使用して、デバッグ・ロギング・レベルを指定します。デバッグ・ロギング・レベルには、DEBUG
、FINEDEBUG
、CMDSTAT
、INFO
、WARNING
、ERROR
、CRITICAL
、OFF
およびALL
があります。
-c| --cmdfile <file>
を使用して、<file>
コマンド・ファイルを実行します。
-e| --eval <command>
を使用して、1行で実行します。<command>
コマンドは、実行する唯一のコマンドです。このオプションはワンライナーを使用して実行できます。ワンライナーの詳細は、「CLIワンライナー」を参照してください。
-o| --outfile <file>
を使用して、出力を<file>
ファイルに書き込みます。
例:
#./oc -V OpsCenter Command Line Interface 12.1.0 #./oc -e history 495 connect 496 version
変数を定義し、任意のコマンド内で使用できます。
「set <variable name>=<value>
」を入力します。
例:
#./oc #set JOBID=foo.3 #connect #localhost> jobs.list -x $JOBID
CLIでは、コマンドのリストが引数として受け入れられます。
「./oc -e 'list commands separated by a semicolon'
」を入力します。
例:
#./oc -e 'connect ; jobs.list | grep FAILED'
CLIの実行に使用されたり、汎用コマンドとして使用される一般コマンドは、次のとおりです。
注意: [Tab]キーは、使用可能なコマンドのリストを表示するために使用したり、コマンドの入力時の補完キーとして使用できます。 |
ping
コマンドでは、エンタープライズ・コントローラへの接続性を確認します。
「ping
」を入力します。
EnterpriseController > ping OEMEC None is alive, version : 12.1.0.1848
printenv
コマンドでは、現在のユーザー構成を表示します。ユーザー構成に含まれる変数は、次のとおりです。
output_format: コマンド出力のフォーマットです。
parsable_text_separator: 解析可能なコマンド出力のテキスト・セパレータです。
log_level: ロギング・レベルです。
history_length: 履歴に保存されているコマンドの数です。
debug: デバッグ・ロギングです。
pager: 長い出力のページャです。
continue_on_error: コマンドが失敗したときに続行します。
text_wrap_width: 1行に表示する最大幅(文字数)です。
「printenv
」を入力します。
EnterpriseController > printenv output_format=textparsable_text_separator=log_level=OFFhistory_length=500debug=falsepager=falsecontinue_on_error=falsetext_wrap_width=-1
ユーザー構成は、setenv
コマンドを使用して変更できます。
setenv
コマンドでは、次の方法でユーザー環境を設定します。
output_format=text|parsable parsable_text_separator=integer log_level=OFF|ON history_length=integer debug=true|false pager=true|false continue_on_error=true|false text_wrap_width=integer
「sentenv <variable>=<value>
」を入力します。
例:
EnterpriseController > setenv pager=true
注意: 一部のコマンド(man コマンドなど)では、実行する前にpager変数をtrue に設定する必要があります。 |
record
コマンドでは、コンソールの入力および出力をすべてテキスト・ファイルにコピーします。生成されたファイルは、目的のディレクトリに保存できます。記録を停止するには、コマンドをファイル名なしで発行します。
「record <filename>
」を入力します。
EnterpriseController > record foo.file
注意: [Tab]キーを使用すると、ファイル名を補完できます。 |
source
コマンドでは、コマンド・スクリプト・ファイルを使用して、コマンドがプロンプトで入力されたかのようにコマンドをソーシングします。コマンド・スクリプトの詳細は、「コマンド・スクリプト」を参照してください。また、このコマンドを使用して、他のコマンドの実行時に操作のソースとしてファイルを指定することもできます。このファイルは、複数のスクリプトによって共有される情報として使用したり、安全な情報を個別に保持するために使用できます。
「source <filename>
」を入力します。
EnterpriseControler > source /tmp/cmds
version
コマンドでは、CLI、Oracle Enterprise Manager Ops Centerソフトウェア、Java SE Runtime EnvironmentおよびJava HotSpot Server VMソフトウェアのバージョンを表示します。
「version
」を入力します。
EnterpriseController > version CLI version: 12.1.0OpsCenter version: 12.1.0.1848Platform: Java-1.6.0_21-Java_HotSpot-TM-_Server_VM,_17.0-b16,_Sun_Microsystems_Inc.-on-SunOS-5.10-x86Jython Version: 2.5.1
wait
コマンドを使用して、最新のジョブまたは特定のジョブが終了するまで新規ジョブの起動を待機するようCLIを設定できます。これは、1つのジョブ(検出など)が別のジョブ(検出されたアセットのグループ化や管理など)の要件である場合に役立ちます。ジョブは、ジョブIDや実行IDによって識別できます。
wait
コマンドは、多くのコマンドがほぼ同時に実行されるコマンド・スクリプトで使用され、コマンドによって起動されるジョブが完了するまで待機してから次のコマンドが実行される必要があります。コマンド・スクリプトの詳細は、「コマンド・スクリプト」を参照してください。このコマンドは、任意のモードでいつでも使用できる他に、メイン・コマンドラインから使用することもできます。
「wait
」を入力します。
-i| --jobid <job ID>
オプションを使用すると、ジョブIDを指定できます。CLIでは、このジョブが完了するまで待機します。
-r| --runid <run ID>
オプションを使用すると、ジョブの実行IDを指定できます。CLIでは、このジョブが完了するまで待機します。デフォルト設定の場合、最後のジョブが完了するまで待機します。
-a| --all
オプションを使用すると、すべてのジョブが完了するまで待機できます。
-n| --maxwait <maximum wait time>
を使用すると、タイムアウト(ジョブが完了するまで待機する最大秒数)を指定できます。
注意: 対話型セッション中に待機操作を中断するには、[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押します。 |
help
コマンドを使用して、使用可能なコマンドを表示できます。このコマンドは、任意のモードでいつでも使用できる他に、メイン・コマンドラインから使用することもできます。
「help
」を入力します。
現在のモードで使用可能なコマンドが表示されます。
-l
オプションを使用すると、詳細な使用情報を含めることができます。
history
コマンドでは、最近のコマンドを表示します。このコマンドは、任意のモードでいつでも使用できる他に、メイン・コマンドラインから使用することもできます。
「history
」を入力します。
最近のコマンドが表示されます。
-n <number of commands>
オプションを使用すると、履歴リストを制限できます。
EnterpriseController > history -n 3
履歴には、シーケンスのコマンド番号が含まれます。履歴内のコマンドを繰り返すには、次の例に示すように、!
文字をコマンド番号とともに入力し、[Tab]キーを押します。
EnterpriseController > history -n 3 495 connect 496 version 498 history -n 3 #!496 <TAB> #version
man
コマンドを使用して、特定のモードのmanページを表示できます。manページには、すべてのモードのサブコマンドの構文の使用方法および説明が含まれます。このコマンドは、任意のモードでいつでも使用できる他に、メイン・コマンドラインから使用することもできます。
「man
<mode name>
」を入力します。
EnterpriseController > man gear
モード名が指定されていない場合、CLIのmanページが表示されます。
manページのリストを表示するには、コマンドを入力し、[Tab]キーを押します。
注意: man コマンドの場合、実行する前にマルチページ出力のためにpager 環境変数をtrue に設定する必要があります。pager 変数をtrue に設定する方法の詳細は、「ユーザー環境の設定」を参照してください。 |
end
コマンドを使用して、モードを終了し、最初のCLIプロンプトに戻ることができます。このコマンドは、任意のモードでいつでも使用できる他に、メイン・コマンドラインから使用することもできます。
「end
」を入力します。
EnterpriseController/gear > end EnterpriseController >
disconnect
コマンドでは、Oracle Enterprise Manager Ops Centerのコマンドライン・インタフェースとエンタープライズ・コントローラを切断します。
「disconnect
」を入力します。
EnterpriseController > disconnect xvmSh >
任意のメインまたはモードのコマンドで、コマンドに次のフィルタを追加することにより、出力を制限できます。
|grep
regexp: 正規表現によってフィルタします。
|count
integer: 出力行の数のみ表示します。
|tee
filename: 出力をファイルに書き込みます。
例:
EnterpriseController/jobs > list | tee /var/tmp/todays_jobs.txt
注意: grep およびcount フィルタの結果を改善するには、setenv コマンドを使用して解析可能な出力をアクティブ化します。 |
CLIは、コマンド・スクリプトを使用して非対話型の方法で使用することもできます。次の例は、サーバーのインベントリをファイルに書き込むupdate.xvm
という名前のスクリプトを示しています。
connect finance_svr -u zz3282134 -p b@seba11 update csv_inventory -h finance_svr -f ~/inventory_latest.csv wait end
次のコマンドを発行すると、ファイルをいつでも作成できます。
oc --cmdfile update.xvm
コマンド・スクリプトを実行するには、source
コマンドを使用します。
例:
xvmSh > source update.xvm
ecadmコマンドは、Oracle Enterprise Manager Ops Centerのエンタープライズ・コントローラで管理タスクを構成、構成解除および実行する際に使用できます。
Oracle Solaris OS
/opt/SUNWxvmoc/bin/ecadm -V /opt/SUNWxvmoc/bin/ecadm [ -h | --help ] /opt/SUNWxvmoc/bin/ecadm subcommand [ options ]
Linux OS
/opt/sun/xvmoc/bin/ecadm -V /opt/sun/xvmoc/bin/ecadm [ -h | --help ] /opt/sun/xvmoc/bin/ecadm subcommand [ options ]
次の共通オプションがサポートされています。
-h
| --help
: ecadmの使用方法のシノプシスを表示します。
-V
| --version
: Oracle Enterprise Manager Ops Centerのバージョンを表示します。
ecadmのサブコマンドは、次のとおりです。
ホスト上で実行されているエンタープライズ・コントローラのサービスを起動します。
ホスト上で実行されているエンタープライズ・コントローラのサービスを停止します。
エンタープライズ・コントローラのサービスのステータスを表示します。オンラインとオフラインのどちらであるかを標準出力に表示し、エンタープライズ・コントローラのサービスの状態が反映されるように終了ステータスを設定します。
エンタープライズ・コントローラのサービスの構成タスクを実行します。エンタープライズ・コントローラをMy Oracle Supportに登録します。
エンタープライズ・コントローラの構成の逆操作を実行します。エンタープライズ・コントローラの登録を解除します。
エンタープライズ・コントローラの状態データのバックアップ・アーカイブを作成します。このコマンドの場合、インストールされているソフトウェアはバックアップしません。
エンタープライズ・コントローラの状態データをバックアップ・アーカイブからリストアします。新規システムが使用される場合、このシステムのホスト名は元のエンタープライズ・コントローラと同じである必要があります。このコマンドが正常に完了した後、エンタープライズ・コントローラの操作状態はバックアップ時と同じ状態になります。
My Oracle Supportに対するエンタープライズ・コントローラの登録がecadmのunconfigureコマンドによって無効になった場合、エンタープライズ・コントローラの登録時に作成されたバックアップ・アーカイブは使用不可になります。エンタープライズ・コントローラはMy Oracle Supportと通信できなくなり、エンタープライズ・コントローラとホスト対象サーバー間で共有されているアセット・データの同期は失われます。
エンタープライズ・コントローラのデータの永続性に使用されるデータベースが使用可能かつアクセス可能であること、およびスキーマが正しい権限で設定されていることを確認します。
ローカルまたはリモート・データベース用のOracle Enterprise Manager Ops Centerデータベースのパスワードによって使用される読取り専用データベース・スキーマまたはアプリケーション用のエンタープライズ・コントローラのパスワードを変更します。エンタープライズ・コントローラのサービスは、このコマンドの使用後に再起動されます。
データベースの状態をメンテナンス状態に変更します。
エンタープライズ・コントローラのデータ永続性をローカル・データベースから顧客管理データベースに移動し、ローカル・データベースおよびローカル・データベース・サーバーのバイナリをエンタープライズ・コントローラから削除します。この手順を開始する前に、データベースが宛先の場所にインストールされている必要があります。エンタープライズ・コントローラは停止され、正常に完了した際に再起動されます。
基礎となるデータベースに対してsqlplusコンソールを開きます。
Oracle Clusterwareのエンタープライズ・コントローラ・リソースのステータスを確認します。
システムをOracle Clusterwareフレームワーク内のプライマリ・エンタープライズ・コントローラとして構成します。
システムをOracle Clusterwareフレームワーク内のスタンバイ・エンタープライズ・コントローラとして構成します。
エンタープライズ・コントローラのクラスタウェア・リソース属性を変更します。クラスタウェア・リソース属性を変更するには、適切な変更を使用して/var/opt/sun/xvm/ha/EnterpriseController_HA_clusterware.properties
ファイルを編集し、このコマンドを実行して有効にします。
現在アクティブなエンタープライズ・コントローラのノードから別のノードに切り替えます。
クラスタ・ノードの1つでエンタープライズ・コントローラのクラスタウェア・リソースを起動します。エンタープライズ・コントローラのクラスタウェア・リソースを起動すると、エンタープライズ・コントローラのサービスが起動します。
エンタープライズ・コントローラのクラスタウェア・リソースを停止します。エンタープライズ・コントローラ・リソースを停止すると、エンタープライズ・コントローラ・サービスをホスティングしている現在アクティブなノードが停止します。
Oracle Clusterwareフレームワーク内のエンタープライズ・コントローラをホスティングしている最後のノードを削除します。
Oracle Clusterwareフレームワークからエンタープライズ・コントローラのノードを削除します。
すべてのサブコマンドの共通オプションは、次のとおりです。
-h
| --help
: サブコマンドの使用方法のシノプシスを表示します。
-v
| --verbose
: 冗長エラーおよび情報メッセージを表示します。
-l
| --logfile <
logfile
>: ecadmからの出力を<logfile>
に取得します。
「ecadm start [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -c | --cluster ] [ -t | --temporary ] [ -w | --wait ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-c|--cluster
: クラスタ環境を示します。
-w
| --wait
: すべてのサービスが起動するまでecadmは終了しません。
-t
| --temporary
: 次の再起動までに状態が一時的に変更されます。
「ecadm stop [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -c | --cluster ] [ -t | --temporary ] [ -w | --wait ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-c|--cluster
: クラスタ環境を示します。
-w
| --wait
: すべてのサービスが停止するまでecadmは終了しません。
-t
| --temporary
: 次の再起動までに状態が一時的に変更されます。
「ecadm status [ -h | --help ]
」を入力します。
「ecadm configure [ -h | --help ] [ -f | --config <config-file>] [ -p | --proxy ] [ -P | --noproxy ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-f
| --config <config-file>
: <config-file>
の内容を使用して、プロキシ・コントローラをMy Oracle Supportに登録します。
-p
| --proxy
: デフォルトでは、エンタープライズ・コントローラの構成後にローカル・プロキシ・コントローラを有効にします。
-P
| --noproxy
: ローカル制御プロキシは有効になりません。
注意: 構成ファイルのプロパティのファイル権限が400に設定されていることを確認してください。これにはオンライン・アカウントのユーザー名およびパスワードが含まれるためです。これは、権限のないユーザーがアクセスできないようにする必要があります。 |
「ecadm unconfigure [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
「ecadm backup [ -o | --output <backup-file> ] [ -t | --tag <tag> ] [ -d | --description <description> ] [ -r | --remotedb ] [ -c | --configdir <config-dir>] [ -T | --tempdir <temp-dir> ] [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-o | --output
<backup-file>
: バックアップ・アーカイブをtar形式で<backup-file>
に格納します。xvmのインストール・ディレクトリ(/opt/*xvm*
)内にパスを指定しないでください。デフォルトは、/var/tmp/sat-backup-<date>-<time>.tar
です。
-t | --tag
<tag>
: <backup-file>
の参照時にリストア操作によって表示されるバックアップ・アーカイブのプロパティとして文字列<tag>
を格納します。
-d | --description
<description>
: バックアップ・アーカイブの説明的なプロパティとして文字列<description>
を格納します(説明は情報であり、リストア操作時に表示されます)。
-r|--remotedb
: エンタープライズ・コントローラにリモート・データベースが使用される場合、データベース・サーバー上のファイルにスキーマをエクスポートします。エンタープライズ・コントローラにリモート・データベースが使用される場合、このオプションを指定する必要があります。指定しない場合、データはデータベースからエクスポートされません。
-c | --configdir
<config-dir>
: <config-dir>
は、バックアップの実行時のバックアップ・モジュールの代替集合です。ecadm backupは、設計上モジュラであり、構成ディレクトリ内の一連のバックアップ・タスクを実行します。このオプションは、特別な方法でバックアップ・アーカイブを作成するためにモジュールの代替セットを使用する手段を提供します。
-T | --tempdir
<temp-dir>
: バックアップ時に中間ストレージが必要な場合に/var/tmp
内の一時ディレクトリのかわりに<temp-dir>
を使用します。バックアップ操作時に大量のデータを保持するために、この一時ディレクトリが必要になります。
「ecadm restore -i | --input <backup-file> [ -c | --configdir <config-dir>] [ -r | --remotedb ] [ -d | --tempdir <temp-dir> ] [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile>]
」を入力します。
-i | --input
<backup-file>
: ecadm backup操作によって作成されたアーカイブである<backup-file>
から状態データをリストアします。このパラメータは必須です。
-r|--remotedb
: ECにリモート・データベースが使用される場合、データベース・サーバー上のファイルにスキーマをエクスポートします。エンタープライズ・コントローラにリモート・データベースが使用される場合、このオプションを指定する必要があります。指定しない場合、データはデータベースからエクスポートされません。
-c | --configdir
<config-dir>
: <config-dir>
は、バックアップの実行時のリストア・モジュールの代替集合です。ecadm restoreは、設計上モジュラであり、構成ディレクトリ内の一連のリストア・タスクを実行します。このオプションは、特別な方法でバックアップ・アーカイブをリストアするためにモジュールの代替セットを使用する手段を提供します。
-d | --tempdir
<temp-dir>
: リストア時に中間ストレージが必要な場合に/var/tmp内の一時ディレクトリのかわりに<temp-dir>
を使用します。リストア操作時に大量のデータを保持するために、この一時ディレクトリが必要になります。
「ecadm verify-db [ -v | --verbose ]
」を入力します。
「ecadm change-db-password -p| --passwordfile <password-file> [ -v | --verbose ]
」を入力します。
-p| --password-file
<password-file>
: 新規パスワードが含まれるファイルを指定します。
-r| --as_read_only_user
: 操作を読取り専用ユーザーに対して実行するかどうかを指定します。このオプションを使用する場合、読取り専用ユーザーのパスワードは<password file>
で指定され、読取り専用ユーザーが変更のターゲットになります。
「ecadm maintenance [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -c | --cluster ] [ -r | --reason <reason-file>] [ -t | --temporary ] [ -w | --wait ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-c|--cluster
: クラスタ環境を示します。
-r| --reason
<reason-file>
: 停止の理由をメッセージから<reason-file>
に記録します。
-w
| --wait
: すべてのサービスが停止するまでecadmは終了しません。
-t
| --temporary
: 次の再起動までに状態が一時的に変更されます。
「ecadm migrate -r | --remoteDBprops <credentials-file> [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile>]
」を入力します。
-r| --remoteDBprops
<credentials-file>
: ターゲット・データベースの資格証明およびURLが含まれるファイルを指定します。
「ecadm sqlplus [ -h | --help ] [ -r | --as_read_only_user] [ -c | --command] [ -f| --filedbprop <db.properties file] [ -p | --propfile <dbpw.properties file] [ -d | --directory <directory to run in> ]
」を入力します。
-r| --as_read_only_user
: 読取り専用ユーザーとしてデータベースにログインします。
-c| --command
: sqlplusに渡される入力ストリーム・コマンドを読み取ります。
-f| --filedbprop
<db.properties file>
: データベースのプロパティを設定する場合にスキーマ名およびデータベースURLを取得するためのプロパティが含まれます。db.propertiesファイルのデフォルトの場所は、/var/opt/sun/xvm/db.properties
です。
-p| --propfile
<dbpw.properties file>
: db.properties
内のスキーマ名のパスワードが含まれます。デフォルトでは、dbpw.propertiesファイルは/var/opt/sun/xvm/dbpw.properties
にあります。
-d| --directory
<directory to run in>
: sqlplusセッションの作業ディレクトリとして渡されたディレクトリを使用します。
「ecadm ha-status [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -d | --display] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-d| --as_read_only_user
: 完全な高可用性ステータス情報を表示します。
「ecadm ha-configure-primary [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
「ecadm ha-configure-standby [ -h | --help ] [ -p | --credentialsfilename <credentials-file> ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-p| --credentialsfilename
<credentials-file>
: 特権アクセス用のユーザー名およびパスワードが含まれるファイルを指定します。ファイルの先頭行には、username=<user>
という形式の名前が含まれる必要があります。ファイルの2番目の行には、password=<password>
という形式のパスワードが含まれる必要があります。
「ecadm ha-modify-resource [ -h | --help ] [ -p | --credentialsfilename <credentials-file> ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-p| --credentialsfilename
<credentials-file>
: 特権アクセス用のユーザー名およびパスワードが含まれるファイルを指定します。ファイルの先頭行には、username=<user>
という形式の名前が含まれる必要があります。ファイルの2番目の行には、password=<password>
という形式のパスワードが含まれる必要があります。
「ecadm ha-relocate [ -h | --help ] [ -n | --node <standby node> ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-n| --node
<standby node>
: <standby node>
内のノードに再配置します。
「ecadm ha-start [ -h | --help ] [ -n | --node <standby node> ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile>]
」を入力します。
-n| --node
<standby node>
: <standby node>
内のノードに再配置します。
「ecadm ha-stop-no-relocate [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
「ecadm ha-unconfigure-primary [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
「ecadm ha-unconfigure-standby [ -h | --help ] [ -n | --node <standby node>] [ -v | --verbose ] [ -l | --logfile <logfile>]
」を入力します。
-n| --node
<standby node>
: 別のクラスタ・ノードから実行される場合にスタンバイ・ノードの構成を解除します。このオプションは、スタンバイ・ノードが停止しているときに使用します。
proxyadmコマンドは、Oracle Enterprise Manager Ops Centerのプロキシ・コントローラのサービスを起動、停止、構成および構成解除する上で役立ちます。
Oracle Solaris OS
/opt/SUNWxvmoc/bin/proxyadm -V /opt/SUNWxvmoc/bin/proxyadm [ -h | --help ] /opt/SUNWxvmoc/bin/proxyadm subcommand [ options ]
Linux OS
/opt/sun/xvmoc/bin/proxyadm -V /opt/sun/xvmoc/bin/proxyadm [ -h | --help ] /opt/sun/xvmoc/bin/proxyadm subcommand [ options ]
proxyadmコマンドは、次のオプションをサポートしています。
-h
| --help
: proxyadmの使用方法のシノプシスを表示します。
-V
: Oracle Enterprise Manager Ops Centerのバージョンを表示します。
proxyadmコマンドには、次のサブコマンドが含まれます。
ホスト上で実行されているプロキシ・コントローラのサービスを起動します。
ホスト上で実行されているプロキシ・コントローラのサービスを停止します。
プロキシ・コントローラのサービスのオンラインまたはオフライン・ステータスを標準出力に表示し、プロキシ・コントローラのサービスの状態が反映されるように終了ステータスを設定します。
プロキシ・コントローラのサービスの構成タスクを実行します。
次のクラスの構成情報を設定できます。
エンタープライズ・コントローラへのプロキシ・コントローラの登録
プロキシ・コントローラで実行されるDHCPサーバーのタイプおよびこのDHCPサーバーのパラメータの構成
プロキシ・コントローラの構成の逆操作を実行します。プロキシ・コントローラと、プロキシ・コントローラが関連付けられたエンタープライズ・コントローラ間の接続を登録解除および構成解除します。
すべてのサブコマンドで次のコマンド・オプションがサポートされています。
-h
| --help
: サブコマンドの使用方法のシノプシスを表示します。
-v
| --verbose
: 冗長エラーおよび情報メッセージを表示します。
「proxyadm start [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -w | --wait ] [ -t | --temporary ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-w
| --wait
: すべてのサービスが起動するまでproxyadmは終了しません。
-l
| --logfile
<logfile>
: proxyadmからの出力をログ・ファイルに取得します。
-t
| --temporary
: 次の再起動までに状態が一時的に変更されます。
「proxyadm stop [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -w | --wait ] [ -t | --temporary ] [ -l | --logfile <logfile> ]
」を入力します。
-w
| --wait
: すべてのサービスが停止するまでproxyadmは終了しません。
-l
| --logfile
<logfile>
: proxyadmからの出力をログ・ファイルに取得します。
-t
| --temporary
: 次の再起動までに状態が一時的に変更されます。
「proxyadm status [ -h |--help ]
」を入力します。
「proxyadm configure [ -h | --help ] [ -v | --verbose ] [ -a | --proxy-ip ] [ -u | --user <user name> ] [ -p | --passwordfile ] [ -t | --tokenfile <password-file> ] [ -x | --proxy <hostname>[:<port>] ] [ -U | --proxy-user <proxy user name> ] [ -P | --proxy-passwordfile <password-file> ] [ -a | --proxy-ip ]
」を入力します。
-u | --user
<user name>
: エンタープライズ・コントローラ管理者のユーザー名を指定します。
-p
| --passwordfile
<passwordfile>
: エンタープライズ・コントローラ管理者のパスワードが含まれるファイル名を指定します。
次のパラメータは、エンタープライズ・コントローラにプロキシ・コントローラを登録するためのオプションです。
-t
| --tokenfile
<autoregistration_tokenfile>
: ファイルに格納されている自動登録トークンを指定します。これは、エンタープライズ・コントローラ管理者のユーザー名およびパスワードの代替として使用されます。
-x| --proxy
<hostname>[:<port>]
: エンタープライズ・コントローラにアクセスするためにHTTPSプロキシが必要な場合、このプロキシの<hostname>
を指定します。IPポートの指定はオプションです。デフォルトのプロキシ・ポートは8080です。
-U | --proxy-user
<proxy user name>
: プロキシを認証するためにユーザー名が必要な場合、このオプションを使用します。
-P | --proxy-passwordfile
<password-file>
: プロキシを認証するために<password-file>
内のパスワードを使用します。
-a | --proxy-ip
: 制御プロキシのIPアドレスを明示的に入力します。
注意: パスワード・ファイルは、権限のないユーザーによるファイルの確認を阻止するために保護される必要があります。ファイル権限は400に設定する必要があります。 |
「proxyadm unconfigure [ -h | --help ] [ -k| --keep ]
」を入力します。
-k|--keep
: ローカル・プロキシ・コントローラのデータベースを維持します。
agentadmコマンドは、プロキシへのエージェント・コントローラの登録やエージェントの構成解除などのOracle Enterprise Manager Ops Centerエージェントの管理に役立ちます。
Oracle Solaris OS
/opt/SUNWxvmoc/bin/agentadm /opt/SUNWxvmoc/bin/agentadm [ -h | --help ] /opt/SUNWxvmoc/bin/agentadm subcommand [ options ]
Linux OS
/opt/sun/xvmoc/bin/agentadm -V /opt/sun/xvmoc/bin/agentadm [ -h | --help ] /opt/sun/xvmoc/bin/agentadm subcommand [ options ]
agentadm [-V | --version ] [ -K | --property-keys <file>] [ -q | --quiet ] [ -v | --verbose ] [ -f | --force ] [ -n | --norefresh ] [ -o | --output-file ] [ -h | --help]
agentadm subcommand [ options ]
次の共通オプションがサポートされています。
-K
| --property-keys
<file>
: サブコマンドのプロパティのファイル名です。
-V
| --version
: エージェント・コントローラ・ソフトウェアのバージョン番号を表示します。
-h
| --help
: agentadmによってサポートされるすべての構成ステップの使用方法のシノプシスを表示します。
-v
| --verbose
: 冗長エラーおよび情報メッセージを表示します。このオプションを複数回使用すると、冗長レベルが上がります。
-q
| --quiet
: 何も表示せず、リターン・コードのみを戻します。
-f
| --force
: ステップ操作中にクリティカルでないエラーを無視します。
-n
| --norefresh
: 既存の操作を上書きしません。
-o
| --output-file
: 指定したログ・ファイルに出力を送信します。
agentadmのサブコマンドは、次のとおりです。
ホスト上で実行されているエージェント・コントローラのサービスを起動します。
ホスト上で実行されているエージェント・コントローラのサービスを停止します。
エージェント・コントローラのサービスの構成タスクを実行します。
エージェント・コントローラの構成の逆操作を実行します。
[ -h | --help ]
と同じです。
「agentadm start
」を入力します。
「agentadm stop
」を入力します。
構成ステップは、次の作業で構成されています。
プロキシに対するエージェントのsc-console登録
scn-agent cacaoインスタンスの作成
uce-agent cacaoインスタンスの作成
プロキシに対するエージェントの製品の登録
プロキシに対するエージェントの登録方法は、次のとおりです。agentadm configure [ -u | --user <user name> ] [ -p | --passwordfile<password-file> ] [ -a | --agent-ip <IP address> ] [ -t | --token <tokenfilename> ] [ -x | --proxy <URI> ] [ -I | --non-interactive ] [ -k | --keep-connection ]
-u | --user
<user name>
: オンライン・アカウントのユーザー名です。
-p | --passwordfile
<passwordfile>
: オンライン・アカウントの資格証明が含まれるファイル名です。
-a | --agent-ip
<IP address>
: 登録時に使用するIPアドレスを指定します。
-t | --token
<tokenfilename>
: 自動登録トークンが含まれるファイル名です。
-x | --proxy
<URI>
: 登録するプロキシのURIです。
-I | --non-interactive
: sc-consoleを非対話型モードで起動します(-iなし)。デフォルトは対話型モードです。
-k | --keep-connection:
接続に失敗した場合、プロキシを再登録しません。
「agentadm unconfigure
」を入力します。
この項のコマンドでは、一連のサブコマンドが含まれるモードを起動します。man
コマンドを使用して、各モードのmanページを表示します。
User: Userモードを使用して、ユーザーおよびロールを作成、表示および管理します。
Credentials: Credentialsモードを使用して、ドライバ資格証明を表示および管理します。
Incidents: Incidentsモードを使用して、インシデントを表示および管理します。
Discover: Discoverモードを使用して、ギア(アセット)を検出します。
Gear: Gearモードを使用して、ギア(アセット)を表示および管理し、オペレーティング・システムおよびファームウェアをプロビジョニングします。
Groups: Groupsモードを使用して、グループを表示、作成および管理します。
Jobs: Jobsモードを使用して、ジョブを表示および管理します。
Stats: Statsモードを使用して、エンタープライズ・コントローラに関する統計を表示します。
Notifications: Notificationsモードを使用して、通知を表示し、通知設定を変更します。
Update: Updateモードを使用して、OS更新プロファイル、ポリシー、スナップショットおよびディストリビューションを表示および管理し、接続モードを表示および変更します。
OSImage: OSImageモードを使用して、OSイメージを表示、管理およびインストールします。
OSProfile: OSProfileモードを使用して、OSプロファイルを表示、管理およびインポートします。
FWImage: FWImageモードを使用して、ファームウェア・イメージを作成、表示および管理します。
FWProfile: FWProfileモードを使用して、ファームウェア・プロファイルを作成、表示および管理します。
Virtualization: Virtualizationモードを使用して、仮想マシンを表示および管理します。
Deploy-Setup: Deploy-Setupモードを使用して、アセットをデプロイするための計画およびターゲットを設定します。
Deploy: Deployモードを使用して、アセットをデプロイします。
エンタープライズ・コントローラとそのプロキシ・コントローラを管理するために使用されるecadm
およびproxyadm
コマンドとは異なり、CLIはデータ・センターのアセットに対して機能します。
モード内のサブコマンドを実行する方法は、次のとおりです。
モード、サブコマンドの順に入力します。
「<mode name>.<subcommand name>
」を入力します。
例:
EnterpriseController > jobs.list
Userモードを使用して、ローカルおよびリモート・ユーザーとそのロールを表示および管理できます。
これらのコマンドを実行するには、Userモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「user
」を入力します。
EnterpriseController > user EnterpriseController/user >
エンタープライズ・コントローラ内の既存のユーザーを表示できます。
「show_local_users
」を入力します。
ユーザーのリストが表示されます。
-r| --roles <role name>
オプションを使用すると、<role name>
ロールを持つユーザーを表示できます。ユーザーとそのロールのリストが表示されます。
エンタープライズ・コントローラ内で使用可能なロール・タイプを表示できます。
「show_all_local_roles
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラ内の特定のユーザーに割り当てられたロールを表示できます。
「show_local_user_roles -u| --user <user name>
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラにユーザーを追加し、この新規ユーザーにロールを付与できます。ユーザーは、エンタープライズ・コントローラがインストールされているホスト上にすでに存在している必要があります。
「add_local_user -u| --user <user name> -r| --role <role or comma-separated roles list>
」を入力します。
ユーザーに付与可能なロール・タイプの詳細は、「ロール・タイプの表示」を参照してください。
エンタープライズ・コントローラのユーザーにユーザー・ロールを付与できます。
「grant_local_role -u| --user <user name> -r| --role <role or comma-separated roles list>
」を入力します。
ユーザーに付与可能なロール・タイプの詳細は、「ロール・タイプの表示」を参照してください。
ソース・ユーザーから受信者ユーザーにロールをレプリケートできます。受信者ユーザーの現在のロールおよび権限は、ソース・ユーザーのロールおよび権限によって上書きされます。
「replicate_user_roles -u|--user <source user> -r| --role <recipient user>
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラのユーザーからロールを削除できます。ユーザーのロールの表示方法の詳細は、「ユーザー・ロールの表示」を参照してください。
「revoke_local_role -u| --user <user name> -r| --role <role or list of comma-separated roles to remove>
」を入力します。
ディレクトリ・サーバーを追加できます。
「configureds
」を入力します。
EnterpriseController/user > configureds EnterpriseController/user/configureds >
「set name=<name>
」を入力し、ディレクトリ・サーバー名を設定します。
「set hostname=<hostname>
」を入力し、完全修飾ホスト名を設定します。
SSLを有効または無効にする場合、「set use_ssl=<false|true>
」を入力します。デフォルトはfalse
です。
「set port=<port>
」を入力し、ポートを設定します。
「set user=<user name>
」を入力し、接続に使用するユーザー名を設定します。
「set password=<password>
」を入力し、パスワードを設定します。
「set root_suffix=<root suffix>
」を入力し、ルート接尾辞を設定します。
「set user_dn=<user DN>
」を入力し、ユーザー検索DNを設定します。
「set user_scope=<user scope>
」を入力し、ユーザー検索範囲を設定します。
「set search_filter=<search filter>
」をと入力し、ユーザー検索フィルタを設定します。
(オプション) show
コマンドを使用して、ディレクトリ・サーバー・プロパティの値をすべて表示します。必要に応じて、unset <property>
コマンドを使用してプロパティの設定を解除するか、reset
コマンドを使用してプロパティをすべてリセットします。
commit
コマンドを使用して、ディレクトリ・サーバーの構成を終了します。
ディレクトリ・サーバーとそのIDのリストを表示できます。
「get_directory_servers
」を入力します。
-d| --details
オプションを使用すると、ディレクトリ・サーバーの詳細を表示できます。
ディレクトリ・サーバーのユーザーとそのロールのリストを取得できます。
「get_ds_users -d| --directory <directory server name>
」を入力します。
-r| --roles <role>
オプションを使用すると、<role>
ロールを持つユーザーをフィルタできます。
すべてのディレクトリ・サーバーのユーザーとそのロールをエンタープライズ・コントローラ上のキャッシュと同期化できます。
「sync_all_ds_users -d| --directory <directory server name>
」を入力します。
ディレクトリ・サーバー上の特定のユーザーをエンタープライズ・コントローラ上のキャッシュと同期化できます。
「sync_ds_user -d| --directory <directory server name> -u| --user <user>
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラからディレクトリ・サーバーを削除できます。
「remove_directory_service -d| --directory <directory server name>
」を入力します。
Credentialsモードを使用して、アセットの検出および管理に必要なドライバ資格証明を表示および管理できます。また、資格証明は、内部コンポーネント間の信頼を確立する上でも役立ちます。
既存のドライバ資格証明のリストを表示できます。
「list
」を入力します。
EnterpriseController/credentials > list Driver Credentials: ID | Name | Type | Description | -------------------------------------------------------------- 6850 | admin | SSH | root/admin SSH creds | 6840 | occosIPMI | IPMI | IPMI |
-i| --ids
<credential IDs>
オプションを使用すると、特定の資格証明IDまたは資格証明IDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細な資格証明情報を含めることができます。
ドライバ資格証明の値を変更できます。modify
コマンドでは、独自のサブコマンド・セットを使用してサブモードを起動します。
「modify -i
| --id <credential ID>
」を入力します。
EnterpriseController/credentials > modify -i 6840 EnterpriseController/credentials/modify >
(オプション) show
コマンドを使用して、資格証明の現在のプロパティを表示します。
EnterpriseController/credentials/modify > show description=IPMI *sharedSecret=***** *login=IPMI_user *name=occosIPMI
注意: 先頭にアスタリスク(*)がマークされたプロパティは設定が必要です。 |
「set <property>=<value>
」を入力し、資格証明のプロパティ値を変更します。
EnterpriseController/credentials/modify > set name=IPMI_cred
必要に応じて、unset <property>
コマンドを使用してプロパティの設定を解除するか、reset
コマンドを使用してプロパティをすべてリセットします。
commit
コマンドを使用して、変更を適用します。
Incidentsモードを使用して、既存のインシデントを表示および管理できます。
インシデント・コマンドを実行するには、Incidentsモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「incidents
」を入力します。
EnterpriseController > incidents EnterpriseController/incidents >
既存のインシデントのリストを表示できます。
「list
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なインシデント情報を表示できます。
-s| --state <state>
オプションを使用すると、<state>
によってインシデントをフィルタできます。
-u| --user <owner>
を使用すると、<owner>
によってインシデントをフィルタできます。
既存のインシデントまたは特定のインシデントの詳細を表示できます。
「show --i| --incidents <incident ID or comma-separated incident IDs list>
」を入力します。
1つ以上のインシデントを調査していることを示すことができます。
「acknowledge -i| --incidents <comma-separated incident IDs list>
」を入力します。
-n| --note <note>
オプションを使用すると、ノートを追加できます。
1つ以上のインシデントに注釈を追加できます。
「annotate -i| --incidents <comma-sepatared incident IDs list>
」を入力します。
-t| --type <annotation type>
オプションを使用すると、注釈タイプを指定できます。注釈タイプには、comment
またはsuggested_action
があります。
-s| --synopsis <synopsis>
オプションを使用すると、注釈のシノプシスを指定できます。
-n| --note <note>
オプションを使用すると、ノートを追加できます。
1人のユーザーに1つ以上のインシデントを割り当てることができます。
「assign -i| --incidents <comma-separated incident IDs list> -u| --user <user>
」を入力します。
-n| --note <note>
オプションを使用すると、ノートを追加できます。
Discoverモードを使用して、検出ジョブを設定できます。検出ジョブを作成したり、検出プロファイルを使用して、アセットを検出できます。また、既存の検出プロファイルを実行することもできます。
検出コマンドを実行するには、Discoverモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「discover
」を入力します。
EnterpriseController > discover EnterpriseController/discover >
Createサブモードを使用して、新規検出ジョブを作成および起動します。このサブモードには、独自のコマンド・セットがあります。
「create
」を入力します。
EnterpriseController/discover > create EnterpriseController/discover/create >
検出ジョブのタイプ(OS、ILOM、ALOMなど)を設定します。
「set type=os
」を入力します。
検出資格証明を入力します。
「set ssh_user=<user>
」を入力し、ログイン・ユーザー名を設定します。
「set ssh_password=<password>
」を入力し、ログイン・パスワードを設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_user=<root user>
」を入力し、ルート・ユーザー名を設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_password=<root password>
」を入力し、ルート・パスワードを設定します。
「set ipaddrs=<IP address or addresses>
」を入力し、1つ以上のターゲットIPアドレスを指定します。次のフォーマットが使用可能です。
単一IPアドレス。
カッコで囲ったIPアドレスのカンマ区切りリスト。例: (192.168.1.1, 192.168.1.2)。
Classless Inter-Domain Routing (CIDR)サブネット表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.0/24。
ハイフン表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.1 - 192.168.1.10。
(オプション)「set ssh_port=<port>
」を入力し、ポートを指定します。
(オプション)「set use_default
=true|false
」を入力し、検出ジョブに工場出荷時のデフォルトの資格証明を使用するかどうかを指定します。
(オプション) show
コマンドを入力し、検出情報をすべて表示します。必要に応じて、unset
<parameter>
コマンドを使用して検出パラメータの設定を解除するか、clear
を使用してすべての構成データをリセットしてデフォルト値に戻します。
「commit
」を入力し、構成した検出ジョブを起動します。
ジョブが起動し、ジョブIDが表示されます。
OS検出の例:
EnterpriseController/discover > create EnterpriseController/discover/create > set type=os EnterpriseController/discover/create > set ssh_user=sysmgmt EnterpriseController/discover/create > set ssh_password=l0ckit EnterpriseController/discover/create > set ipaddrs=172.20.28.202 EnterpriseController/discover/create > show discovery type: Solaris,Linux OS use_default=False ipaddrs=172.20.28.202 ssh_user=sysmgmt ssh_password=l0ckit ssh_root_user= ssh_root_password= ssh_port= EnterpriseController/discover/create > commit
ILOMは、一部のOracle Sunサーバーで使用されるサービス・プロセッサです。ILOM検出でも、オペレーティング・システムが検出されます。
「set type=ilom
」を入力します。
検出資格証明を入力します。
「set ssh_user=<user>
」を入力し、ログイン・ユーザー名を設定します。
「set ssh_password=<password>
」を入力し、ログイン・パスワードを設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_user=<root user>
」を入力し、ルート・ユーザー名を設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_password=<root password>
」を入力し、ルート・パスワードを設定します。
「set ipaddrs=<IP address or addresses>
」を入力し、1つ以上のターゲットIPアドレスを指定します。次のフォーマットが使用可能です。
単一IPアドレス。
カッコで囲ったIPアドレスのカンマ区切りリスト。例: (192.168.1.1, 192.168.1.2)。
CIDRサブネット表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.0/24。
ハイフン表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.1 - 192.168.1.10。
「set ipmi_user=<IPMI user name>
」を入力します。
「set ipmi_password=<IPMI user password>
」を入力します。
(オプション) show
コマンドを入力し、検出情報をすべて表示します。必要に応じて、unset
<parameter>
コマンドを使用して検出パラメータの設定を解除するか、clear
を使用してすべての構成データをリセットしてデフォルト値に戻します。
「commit
」を入力し、構成した検出ジョブを起動します。
ジョブが起動し、ジョブIDが表示されます。
ALOMは、一部のOracle Sunサーバーで使用されるサービス・プロセッサです。ALOM検出でも、ILOMサービス・プロセッサを使用したオペレーティング・システムおよびシステムが検出されます。
「set type=alom
」を入力します。
検出資格証明を入力します。
「set
ssh_user=<user>
」を入力し、ログイン・ユーザー名を設定します。
「set
ssh_password=<password>
」を入力し、ログイン・パスワードを設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_user=<root user>
」を入力し、ルート・ユーザー名を設定します。
(オプション)ログイン・ユーザー名がルート・ユーザーではない場合、「set ssh_root_password=<root password>
」を入力し、ルート・パスワードを設定します。
「set ipaddrs=<IP address or addresses>
」を入力し、1つ以上のターゲットIPアドレスを指定します。次のフォーマットが使用可能です。
単一IPアドレス。
カッコで囲ったIPアドレスのカンマ区切りリスト。例: (192.168.1.1, 192.168.1.2)。
CIDRサブネット表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.0/24。
ハイフン表記法によるIP範囲。例: 192.168.1.1 - 192.168.1.10。
「set telnet_user=<telnet user name>
」を入力します。
「set ipmi_password=<password for telnet user name>
」を入力します。
(オプション) show
コマンドを入力し、検出情報をすべて表示します。必要に応じて、unset
<parameter>
コマンドを使用して検出パラメータの設定を解除するか、clear
を使用してすべての構成データをリセットしてデフォルト値に戻します。
「commit
」を入力し、構成した検出ジョブを起動します。
ジョブが起動し、ジョブIDが表示されます。
システムを検出するために使用可能な検出プロファイルをすべてリストできます。
「list_profiles
」を入力します。
-i| --ids
< profile IDs>
オプションを使用すると、特定の検出プロファイルIDまたは検出プロファイルIDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
システムを検出するために使用可能な既存の検出範囲をすべてリストできます。
「list_ranges
」を入力します。
-i| --ids
<range IDs>
オプションを使用すると、特定の検出範囲IDまたは検出範囲IDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
システムを検出するために使用可能なドライバ資格証明をすべてリストできます。
「list_credentials
」を入力します。
-i| --ids
<credential IDs>
オプションを使用すると、特定のドライバ資格証明IDまたはドライバ資格証明IDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
システムを検出するために使用可能な検出プロファイルのドライバ資格証明をすべてリストできます。
「list_profile_credentials
-i| --id <discovery profile iD>
」を入力します。
システムを検出するために使用可能な検出プロファイルのドライバ範囲をすべてリストできます。
「list_profile_ranges
-i| --id <discovery profile iD>
」を入力します。
検出プロファイルを実行し、システムを検出できます。
「execute -i| --id <discovery profile id> -t| --targets <target friendly names>
」を入力します。
-i| --id <ID>
を使用すると、ID <ID>
を持つ検出プロファイルを実行できます。
-t| --targets <target friendly names>
を使用すると、ターゲットのわかりやすい名前のリストを指定できます。ターゲット名はカンマで区切る必要があります。
-n| --networkuuid <network UUID>
オプションを使用すると、ネットワークUUIDを指定できます。
-c| --credentials <discovery credentials IDs>
オプションを使用すると、特定の検出資格証明IDまたは検出資格証明IDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
-m| --management <management credential ID>
オプションを使用すると、管理資格証明IDを指定できます。
-s| --serviceTag <servicetag credential ID>
オプションを使用すると、サービス・タグ資格証明IDを指定できます。
-a| --agentLess
オプションを使用すると、エージェントレスなデプロイメントをオンに設定できます。
-r| --ranges <discovery ranges IDs>
オプションを使用すると、検出範囲IDのリストを指定できます。IDはカンマで区切る必要があります。
Gearモードを使用して、オペレーティング・システム、ハードウェアおよびシャーシを含むすべてのアセットを表示および管理します。Enteprise Manager Ops Centerソフトウェアで管理されるオブジェクトを表す用語は「アセット」ですが、CLIでは「ギア」という用語が使用されます。
他のギアのサブコマンドを使用する前にGearモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「gear
」を入力します。
EnterpriseController > gear EnterpriseController/gear >
Oracle Enterprise Manager Ops Centerによって管理されているアセットをリストできます。
「list
」を入力します。
EnterpriseController/gear > list Registered Gear: UFN |Manage state|Description |Asset Type| UUID | ------------------------------------------------------------------------------- v64v| MANAGED |10.79.103.14| Server | 6f1f1dg9-f8sc-8b1b-9c81-ddaab86a261d c4pr| MANAGED |10.68.102.26| Server | 5a5fff44-d17c-4ca3-8282-ef8cb8aed88d
-l
| --detail
オプションを使用すると、アセットの詳細を表示できます。
例:
EnterpriseController/gear > list -l Registered Gear: ------------------------------------------------------------------------------- Name : v64v Description : 10.79.103.14 Managed State : MANAGED Status : OK Lock Info : None Is a Zone : False Public UUID : 6f1f1dg9-f8sc-8b1b-9c81-ddaab86a261d Asset Type : Server Name : c4pr Description : 10.68.102.26 Managed State : MANAGED Status : OK Lock Info : None Is a Zone : False Public UUID : 5a5fff44-d17c-4ca3-8282-ef8cb8aed88d Asset Type : Server
f| --filter <filter term>
オプションを使用すると、アセット・リストをフィルタできます。
例:
EnterpriseController/gear > list --filter v64v Registered Gear: UFN |Manage state|Description |Asset Type| UUID | ------------------------------------------------------------------------------- v64v| MANAGED |10.79.103.14| Server | 6f1f1dg9-f8sc-8b1b-9c81-ddaab86a261d
エンタープライズ・コントローラを含む任意のアセットの名前を更新できます。また、アセットの説明および関連するタグを更新することもできます。
「update
-g| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --UUID
<UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
-n| --name
<new name>
オプションを使用すると、アセットに新しい名前を付けることができます。
-d| --description <description>
オプションを使用すると、アセットの説明を更新できます。
-t| --tags <space-separated list of tags>
オプションを使用すると、アセットのタグを更新できます。
OS、サーバーまたはシャーシに関連付けられた現在のジョブおよび履歴ジョブを表示できます。
「show_jobs -g| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
検出されたアセットを管理できます。
「manage -g| --gear <asset name> -u| --user <user name with access to asset> -p| --password <user's password>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
-t| --type <type>
オプションを使用すると、アセット・タイプを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
アセットを管理対象アセット・リストから削除し、エージェントを削除することにより、管理対象アセットを管理対象外に設定できます。
「unmanage -g| --gear <asset name>
-u| --user <user name with access to asset> -p| --password <user's password>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
-t| --type <type>
オプションを使用すると、アセット・タイプを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
検出されたアセットを削除し、Oracle Enterprise Manager Ops Centerから削除できます。
「delete -g| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
1つ以上の管理対象オペレーティング・システムでエージェントを再インストールできます。
「r
einstall_agent -g| --gear <comma-separated asset list> -v| --version <Agent version to install> -u| --user <user name> -p| --password <password>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
管理対象オペレーティング・システムを再起動できます。
「reboot -g| --gear <OS asset name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
既存のファームウェア・プロファイルを使用して1つ以上のシステム上で更新されたファームウェアをプロビジョニングできます。
「apply_firmware -g| --gear <comma-separated asset list> -p| --profile <firmware profile>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
アセットのリストを対象としてファームウェアをファームウェア・プロファイルと比較できます。
「fwprofile_compliance -g| --gear <comma-separated asset list> -p| --profile <firmware profile>
」を入力します。
新規オペレーティング・システムを管理対象システムに対してプロビジョニングできます。provision_os
コマンドでは、独自のサブコマンド・セットを使用してサブモードを起動します。
「provision_os -g| --gear <asset name> -p| --profile <profile>
」を入力します。
EnterpriseController/gear > provision_os -g targetsystem -p S10 EnterpriseController/gear/provision_os# >
set
コマンドを使用して、プロビジョニング・プロパティを設定します。プロパティは、次のとおりです。
profile
: プロビジョニング・ジョブに使用するOSプロファイル。必須です。
register
: 新規OSを登録するかどうかを指定します。値はtrue
またはfalse
です。
manualnetboot
: 値はtrue
またはfalse
です。
system_type
: プロビジョニングするOS。値はredhat
、suse
またはsolaris
です。
server_name
: ターゲット・システムの名前。必須です。
hostname
: 新規ホスト名。必須です。
domain
netmask
gateway
nameserver
ip_address
: OSのIPアドレス。必須です。
boot_path
boot_device
console_baud
console
(オプション) show
コマンドを使用して、プロビジョニング・プロパティの値をすべて表示します。必要に応じて、unset <property>
コマンドを使用してプロパティの設定を解除するか、reset
コマンドを使用してプロパティをすべてリセットします。
commit
コマンドを使用して、OSのプロビジョニング・ジョブを起動します。
ロケータ・ライトをアクティブまたは非アクティブにできます。
「set -g| --gear <asset name> -l| --locator <on|off>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
特定のOS、サーバーまたはシャーシの通知を有効または無効にできます。
「set -g| --gear <asset name> -n| --notifications <on|off>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
管理対象サーバーまたはシャーシを非アクティブにできます。
「poweroff -g| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
-f| --force
オプションを使用すると、サーバーまたはシャーシを強制的に停止できます。
管理対象サーバーまたはシャーシをアクティブにできます。
「poweron -g| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
管理対象サーバーまたはシャーシをリセットできます。
「reset -g| --gear <server or chassis name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
-n| --netboot
を使用すると、各サーバーをディスクからブートするのではなく、ネットブートできます。
-f| --force
オプションを使用すると、サーバーまたはシャーシを強制的に停止できます。
サーバーのデータをリフレッシュできます。
「refresh -g| --gear <server name>
」を入力します。
-U| --UUID <UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
--attributes
<attribute list>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセット属性のリストを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。使用可能なアセット属性は、type
、UUID
、UFN
およびip
です。属性はカンマで区切る必要があります。type
属性はos
、server
またはchassis
である必要があります。また、ip
属性は有効なIPv4アドレスである必要があります。
例:
--attributes=ip=192.168.1.1,type='server' --attributes=type='server',UFN='foo'
Groupsモードを使用して、グループを表示および管理できます。
これらのコマンドを実行するには、Groupsモードに変更する必要があります。
CLIプロンプトで「groups
」を入力します。
EnterpriseController > groups EnterpriseController/groups >
既存のグループのリストを表示できます。
「list
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、グループの詳細を示すリストを表示できます。
-b| --brief
オプションを使用すると、出力をグループ名に制限できます。
アセットが属するグループを表示できます。
「list_membership -n| --gear <asset name>
」を入力します。
-U| --uuid
<UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
グループを作成できます。
「create -g| --group <group> -d| --description <description> -p| --parent <parent group>
」を入力します。
親グループがすでに存在する必要があります。
グループの名前、説明および親グループを変更できます。
「update -g| --group <group>
」を入力します。
-n| --name <new name>
オプションを使用すると、グループの名前を変更できます。
-d| --description <new description>
オプションを使用すると、グループに新しい説明を設定できます。
-p| --parent <new description>
オプションを使用すると、グループに新しい親グループを設定できます。
グループにアセットを追加できます。
「attach -n| --gear <asset name> -g| --group <group>
」を入力します。
-U| --uuid
<UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
グループからアセットを削除できます。
「detach -n| --gear <asset name> -g| --group <group>
」を入力します。
-U| --uuid
<UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
グループ間でアセットを移動できます。
「move
-n| --gear <name of gear> -f| --from_group <current group> -g| --group <destination group>
」を入力します。
-U| --uuid
<UUID>
オプションを使用すると、アセット名のかわりにアセットのパブリックUUIDを指定できます。これは、アセットの名前が同じである可能性があるときに役立ちます。
グループを削除できます。グループを削除しても、グループ内のアセットには影響しません。
「delete -g| --group <group>
」を入力します。
-c| --child
オプションを使用すると、特定のグループの下にあるサブグループも削除するように指定できます。
グループ内のアセットを起動できます。
「poweron -g| --group <group name>
」を入力します。
-n| --netboot
オプションを使用すると、各サーバーをディスクからブートするのではなく、ネットブートできます。
グループ内の非アクティブなハードウェアが起動します。
グループ内のアセットを停止できます。
「poweroff -g| --group <group name>
」を入力します。
-f| --force
オプションを使用すると、ハードウェアを強制的に停止できます。
グループ内のアクティブなハードウェアが停止します。
Jobsモードを使用して、既存のジョブを表示します。
ジョブ・コマンドを実行するには、Jobsモードに変更する必要があります。
CLIプロンプトで「jobs
」を入力します。
EnterpriseController > jobs EnterpriseController/jobs >
ジョブのリストを表示できます。
「list
」を入力します。
現在のジョブおよび履歴ジョブのリストが表示されます。
EnterpriseController/jobs > list Job ID Status Owner Job Type ------------------------------------------------------------------------------- amritsar.5 SUCCESS root UpdateGearJob amritsar.4 SUCCESS root DeleteAssetJob amritsar.3 SUCCESS root AgentProvisioningJob amritsar.2 SUCCESS root AgentProvisioningJob amritsar.1 PARTIALLYSUCCESSFUL root DeleteAssetJob
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なジョブ情報を表示できます。
-f| --filter <term>
オプションを使用すると、ジョブ・リストをフィルタできます。
-o| --owner <job_owner>
オプションを使用すると、job_ownerによって所有されているジョブをリストできます。
-s| --status <job_status>
オプションを使用すると、ステータスがjob_statusであるジョブをリストできます。
-t| --type <job_type>
オプションを使用すると、ジョブ・タイプがjob_typeであるジョブをリストできます。
-x| --id <job_id>
オプションを使用すると、ジョブIDがjob_idであるジョブをリストできます。
-m| --matchAll
オプションを使用すると、指定したすべての基準を満たすジョブをリストできます。デフォルトでは、任意の検索基準を満たす必要があります。
-r| --runid <run ID>
オプションを使用すると、特定の実行IDを持つジョブの情報を取得できます。
-C| --limit
<limit>オプションを使用すると、戻されるジョブの数を制限できます。
-A| --ascend
オプションを使用すると、結果を昇順でソートできます。デフォルトでは、降順でソートします。
-S| --sort <job_attribute>
オプションを使用すると、<job_attribute>に基づいて結果をソートできます。デフォルトでは、ジョブIDに基づいてソートします。
-L| --nologdetails
オプションを使用すると、ジョブの詳細なリストにログ詳細を含めないように指定できます。
既存のジョブをジョブIDを使用して実行できます。
「run
-x| --id <Job ID>
」を入力します。
--simulate
オプションを使用すると、ジョブをシミュレーション・モードで実行できます。
失敗したターゲットで部分的に成功したジョブを再実行できます。
「rerun_on_failed -x| --id <Job ID>
」を入力します。
ジョブを削除すると、ジョブ情報がOracle Enterprise Manager Ops Centerから削除されます。削除できるジョブは、停止または完了したジョブのみです。
「delete -x| --id <Job ID>
」を入力します。
Statsモードでは、エンタープライズ・コントローラに関する統計を表示します。
メモリーの使用率
空きメモリー(MB)
平均ロード(15分)
CPU使用率
統計コマンドを実行するには、Statsモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「stats
」を入力します。
EnterpriseController > stats EnterpriseController/stats >
エンタープライズ・コントローラに関する統計を表示できます。
「show
」を入力します。
Name Used Mem % Free Mem (MB) Avg Load 15min CPU Util % ------------------------------------------------------------------------------- EnterpriseController 34.28 6646 1.74 75.00 EnterpriseController 34.28 6646 1.74 75.00 EnterpriseController 34.28 6646 1.74 75.00
-i| --interval <interval>
オプションを使用すると、繰返し間隔を秒単位で指定できます。
Notificationsモードを使用して、通知を表示できます。
通知コマンドを実行するには、Notificationsモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「notifications
」を入力します。
EnterpriseController > notifications EnterpriseController/notifications >
現在の通知をすべて表示できます。
「list
」を入力します。
通知のリストが表示されます。
EnterpriseController/notifications > list ID Severity Type Message ------------------------------------------------------------------------------- 1 MEDIUM INFO Enterprise Controller registered with Sun. (70002) 2 MEDIUM INFO Proxy Controller proxyone (172.20.27.185) has b... 3 MEDIUM INFO Proxy Controller proxytwo (172.20.26.218) has b...
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
-f| --filter <filter term>
オプションを使用すると、通知をフィルタできます。
-s| --severity <severity>
オプションを使用すると、特定の重大度[HIGH|MEDIUM|LOW
]の通知のみを表示できます。
-c| --count <max>
オプションを使用すると、表示する通知の最大数を指定できます。
-u| --username <user>
オプションを使用すると、特定のユーザーに属する通知のみを表示できます。
-i| --notification_id <ID>
オプションを使用すると、特定のIDの通知を表示できます。
-r| --status <status>
オプションを使用すると、ステータス[READ|UNREAD
]に応じた通知のみを表示できます。デフォルトでは、両方とも表示されます。
Updateモードを使用して、OS更新のポリシー、プロファイルおよびスナップショットを表示および管理できます。
これらのコマンドを実行するには、Updateモードに変更する必要があります。
CLIプロンプトで「update
」を入力します。
EnterpriseController > update EnterpriseController/update >
使用可能なOS更新ポリシーを表示できます。
「list_policies
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
-p| --policyname <profile_name>
オプションを使用すると、特定のポリシー名を持つポリシーを表示できます。
使用可能なOS更新プロファイルを表示できます。
「list_profiles
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
-p| --profilename <profile name>
オプションを使用すると、特定のプロファイル名を持つプロファイルを表示できます。
使用可能なディストリビューションを表示できます。デフォルトでは、このコマンドの場合、使用可能なディストリビューションのみが表示されます。
「list_distros
」を入力します。
-a| --all
オプションを使用すると、非アクティブおよびアクティブなディストリビューションを表示できます。
特定のアセットのスナップショットを表示できます。
「list_snapshots -g| --gear <asset name>
」を入力します。
スナップショットのリストが表示されます。
名前が検索文字列と一致するインベントリのOSアセットまたはすべてのアセットを検索できます。このコマンドに使用する検索文字列は正規表現である必要があります。正規表現の構成体の概要は、http://docs.oracle.com/javase/1.4.2/docs/api/java/util/regex/Pattern.html#sum
を参照してください。
「search_inventory -s| --search_string <search string>
」を入力します。
-g| --gear <asset name>
オプションを入力して特定のアセットを検索するか、-a| --allgear
オプションを使用してすべてのギアを検索します。これら2つのオプションのいずれかを使用する必要があります。
-t| --snapshot <snapshot name>
オプションを使用すると、特定のスナップショットを検索できます。このオプションは、-g
オプションとのみ使用できます。
-D| --description
オプションを使用すると、説明を検索できます。
-c| --cvs
オプションを使用すると、カンマ区切り値(CSV)を出力できます。
-f| --filename <filename>
オプションを使用すると、CSV出力のファイル名を指定できます。
-d| --delimiter <delimiter>
オプションを使用すると、デリミタ文字を指定できます。デフォルトはパイプ(|)文字です。
-e| --enclosure <enclosure>
オプションを使用すると、囲み文字を指定できます。デフォルトは引用符(")文字です。
-p| --append
オプションを使用すると、既存のファイルにデータを追加できます。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なデータを表示できます。
OSアセットを確認し、このアセットにインベントリが使用可能かどうかを確認できます。
「check_inventory
」を入力します。
-g| --gear <asset name>
オプションを入力して特定のアセットを確認するか、-a| --allgear
オプションを使用してすべてのアセットを確認します。これら2つのオプションのいずれかを使用する必要があります。
-t| --snapshot <snapshot name>
オプションを使用すると、特定のスナップショットを確認できます。このオプションは、-g
オプションとのみ使用できます。
-c| --cvs
オプションを使用すると、カンマ区切り値(CSV)を出力できます。
-f| --filename <filename>
オプションを使用すると、CSV出力のファイル名を指定できます。
-d| --delimiter <delimiter>
オプションを使用すると、デリミタ文字を指定できます。デフォルトはパイプ(|)文字です。
-e| --enclosure <enclosure>
オプションを使用すると、囲み文字を指定できます。デフォルトは引用符(")文字です。
-r| --header
オプションを使用すると、ヘッダー行を含めることができます。
-p| --append
オプションを使用すると、既存のファイルにアセット・データを追加できます。
ナレッジ・ベースへの接続性を確認できます。
「check_guus
」を入力します。
-u| --user <user name>
オプションを使用すると、ユーザー名を指定できます。
-p| --password <password>
オプションを使用すると、パスワードを指定できます。
--proxy <proxy hostname>
オプションを使用すると、プロキシを指定できます。
--port <proxy port>
オプションを使用すると、プロキシ・ポートを指定できます。
--proxyuser <proxy user name>
オプションを使用すると、プロキシ・ユーザー名を指定できます。
--proxypass <proxy password>
オプションを使用すると、プロキシ・パスワードを指定できます。
特定のOSアセットのジョブ履歴を表示できます。
「job_history -g| --gear <asset list>
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
-f| --fromdate <from date YYYYMMDD>
オプションを使用すると、開始日を指定できます。デフォルトは7日前です。
-t| --todate <to date YYYYMMDD>
オプションを使用すると、終了日を指定できます。デフォルトは本日です。
-i| --jobids < job ID>
オプションを使用すると、特定のジョブを1つ以上問い合せることができます。ただし、アセット名は指定する必要があります。
-L| --log
オプションを使用すると、ログを出力できます。
--fail
オプションを使用すると、失敗ステータスを問い合せることができます。
--ok
オプションを使用すると、OKステータスを問い合せることができます。
--warning
オプションを使用すると、警告ステータスを問い合せることができます。
--nostatus
オプションを使用すると、ステータスなしステータスを問い合せることができます。
--install
オプションを使用すると、インストール・アクションを問い合せることができます。
--upgrade
オプションを使用すると、アップグレード・アクションを問い合せることができます。
--uninstall
オプションを使用すると、アンインストール・アクションを問い合せることができます。
--downgrade
オプションを使用すると、ダウングレード・アクションを問い合せることができます。
ジョブ・ステータスを問い合せることができます。
「get_job_status
」を入力します。
-i| --jobids <job ID>
オプションを入力して特定のジョブを問い合せるか、-a| --alljobs
オプションを使用してすべてのジョブを問い合せます。これら2つのオプションのいずれかを使用する必要があります。
-l| --detail
オプションを使用すると、ログ(使用可能な場合)を含む詳細を出力できます。
-c| --cvs
オプションを使用すると、カンマ区切り値(CSV)を出力できます。
-f| --filename <filename>
オプションを使用すると、CSV出力のファイル名を指定できます。
-d| --delimiter <delimiter>
オプションを使用すると、デリミタ文字を指定できます。デフォルトはパイプ(|)文字です。
-e| --enclosure <enclosure>
オプションを使用すると、囲み文字を指定できます。デフォルトは引用符(")文字です。
-r| --header
オプションを使用すると、ヘッダー行を含めることができます。
-p| --append
オプションを使用すると、既存のファイルにアセット・データを追加できます。
ナレッジ・ベース・バンドルには、現在のパッチ・データが含まれます。ナレッジ・ベース・バンドルをアップロードするには、エンタープライズ・コントローラが実行されているシステムに移動する必要があります。
「load_kb_bundle -f| --filename <path to KB bundle>
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラを切断モードから接続モードに変更できます。
「set_connected_mode -c| --connected
」を入力します。
エンタープライズ・コントローラを接続モードから切断モードに変更できます。
「set_connected_mode -d| --disconnected
」を入力します。
特定のパッケージおよびパッチをインストール、アップグレードおよびアンインストールすることにより、特定のOSアセットを更新できます。
「modify_gear -g| --gear <assetname> -y| --policy <policy name> -a| --actual
」を入力します。
-a
オプションを省略すると、ジョブをシミュレーションとして実行できます。
--si
<search string>
オプションを使用すると、インストール・リストに追加する検索用語を指定できます。
--su
<search string>
オプションを使用すると、アップグレード・リストに追加する検索用語を指定できます。
--sr <search string
>オプションを使用すると、アンインストール・リストに追加する検索用語を指定できます。
このコマンドに使用する検索文字列は正規表現である必要があります。正規表現の構成体の概要は、http://docs.oracle.com/javase/1.4.2/docs/api/java/util/regex/Pattern.html#sum
を参照してください。
--ni <node IDs to install>
オプションを使用すると、インストール用のノードIDを指定できます。
--nu <node IDs to upgrade>
オプションを使用すると、アップグレード用のノードIDを指定できます。
--nr <node IDs to uninstall>
オプションを使用すると、アンインストール用のノードIDを指定できます。
-j| --jobname <job name>
オプションを使用すると、ジョブ名を指定できます。
-e| --jobdesc <job description>
オプションを使用すると、ジョブの説明を指定できます。
-k| --taskname <taskname>
オプションを使用すると、タスク名を指定できます。
-f| --profilename <profile name>
オプションを使用すると、プロファイル名を指定できます。
-D| --description <profile description>
オプションを使用すると、プロファイルの説明を指定できます。
-r| --failure_policy <failure policy>
オプションを使用すると、失敗ポリシーを指定できます。
-x| --execution_policy <execution policy>
オプションを使用すると、実行ポリシーを指定できます。
-o| --seconds <number of seconds>
オプションを使用すると、ジョブを実行するまで一定秒数待機できます。
-c| --case
オプションを使用すると、大/小文字を区別した検索を実行できます。
-d| --desc
オプションを使用すると、説明を検索できます。
例:
EnterpriseController/update > modify_gear -g "foo.us.oracle.com" --sr SUNWbzip -y "Yes To All" -a
プロファイルと一致するすべてのパッケージおよびパッチを更新することにより、アセットにプロファイルを適用できます。
「apply_profile_to_gear -g | --gear <assetname> -y| --policy <policy name> -f| --profilename <profile name> -a| --actual
」を入力します。
-a
オプションを省略すると、ジョブをシミュレーションとして実行できます。
-j| --jobname <job name>
オプションを使用すると、ジョブ名を指定できます。
-e| --jobdesc <job description>
オプションを使用すると、ジョブの説明を指定できます。
-k| --taskname <taskname>
オプションを使用すると、タスク名を指定できます。
-r| --failure_policy <failure policy>
オプションを使用すると、失敗ポリシーを指定できます。
-x| --execution_policy <execution policy>
オプションを使用すると、実行ポリシーを指定できます。
-o| --seconds <number of seconds>
オプションを使用すると、ジョブを実行するまで一定秒数待機できます。
プロファイル・ジョブを1つ以上のホストにデプロイするCLIコマンドの例は、次のとおりです。
EnterpriseController/update > apply_profile_to_gear -g <space separated list of hostnames> -y "Yes To All" -f <profile name>
履歴スナップショットを作成できます。
「create_historical_snapshot -g| --gear <asset name> -s| --snapshotname <snapshot name> -D| --description <snapshot description>
」を入力します。
アセットの既存のスナップショットを削除できます。
「delete_snapshots -g| --gear <asset name> -s| --snapshot <snapshot name>
」を入力します。
インストール、アップグレードおよびアンインストールするパッケージおよびパッチを指定することにより、新規プロファイルを作成できます。
「create_profile
」を入力します。
検索文字列またはノードIDを指定する必要があります。このコマンドに使用する検索文字列は正規表現である必要があります。正規表現の構成体の概要は、http://docs.oracle.com/javase/1.4.2/docs/api/java/util/regex/Pattern.html#sum
を参照してください。
--si <search string>
オプションを使用すると、インストール・リストに追加する検索用語を指定できます。
--su <search string>
オプションを使用すると、アップグレード・リストに追加する検索用語を指定できます。
-sr <search string>
オプションを使用すると、アンインストール・リストに追加する検索用語を指定できます。
--ni <node IDs to install>
オプションを使用すると、インストール用のノードIDを指定できます。
--nu <node IDs to upgrade>
オプションを使用すると、アップグレード用のノードIDを指定できます。
--nr <node IDs to uninstall>
オプションを使用すると、アンインストール用のノードIDを指定できます。
-f| --profilename <distribution name>
オプションを使用すると、プロファイル名を指定できます。
-o| --distro <profile name>
オプションを使用すると、ディストリビューション名ごとに制限できます。
-D| --description <profile description>
オプションを使用すると、プロファイルの説明を指定できます。
-t| --type <profile description>
オプションを使用すると、プロファイル・タイプを指定できます。
-a| --all
オプションを使用すると、一致したパッケージ/パッチをすべて含めることができます。
-c| --case
オプションを使用すると、大/小文字を区別した検索を実行できます。
-r| --replace
オプションを使用すると、名前が同じときに既存のプロファイルを置き換えることができます。
既存のシステムに基づいて新規OSプロファイルを作成できます。
「create_profile_from_inventory -g| --gear <gear name>
」を入力します。
-t| --snapshot <snapshot name>
オプションを使用すると、特定のスナップショットを検索できます。このオプションは、-g
オプションとのみ使用できます。
-f| --profilename <profile name>
オプションを使用すると、プロファイル名を指定できます。
-D| --description <profile description>
オプションを使用すると、プロファイルの説明を指定できます。
-r| --include_removes
オプションを使用すると、削除されたパッケージを含めることができます。
エンタープライズ・コントローラに格納されているファイルをディストリビューションに追加できます。
「add_file_to_distro -f| --file_path <full path to distribution> -o| --distro_name <distro name> -a| --category_name <category name>
」を入力します。
-s| --security
オプションを使用すると、ディストリビューションをセキュリティとしてマークできます。
ディレクトリとそのサブディレクトリの内容を更新ソフトウェア・ライブラリにアップロードできます。
「bulk_upload_directory -D| --distribution <distribution name of uploaded files> -d| --directory <full path to the source directory>
」を入力します。
ローカル・アクションを追加できます。
「add_local_action -a| --actionname <action name> -f| --filename <file name> -p| --parentname <parent category name> -D| --description <description> -c| --channelname <channel name> -t | --actiontype <action type>
」を入力します。
アクション・タイプは、マクロ、事後アクション、事前アクションまたはプローブである必要があります。
ローカル・カテゴリを追加できます。
「add_local_category -c| --category_name <category name> -p| --parent_name <parent name> -D| --description <description> -o| --distro <distribution name>
」を入力します。
コンポーネントを削除できます。
「delete_component -i| --nodeid <node id> -d| --distro <distro>
」を入力します。
-k| --donotcheckforinstall
オプションを使用すると、インストールのための確認を抑制できます。
構成ファイルを追加できます。
「add_configuration_file -f| --filename <filename> -p| --pathname <pathname to file> -v| --version <version> -c| --categoryname <category name> -D| --description <description> -C| --channelname <channel name>
」を入力します。
コンポーネント・ファイルを設定できます。
「set_component_file -n| --componentname <component name> -d| --distro <distribution> -f| --filename <filename>
」を入力します。
名前が検索文字列と一致するノードを検索できます。このコマンドに使用する検索文字列は正規表現である必要があります。正規表現の構成体の概要は、http://docs.oracle.com/javase/1.4.2/docs/api/java/util/regex/Pattern.html#sum
を参照してください。
「find_nodes -s| --search_string <search string>
」を入力します。
-a| --all
オプションを使用すると、ノードをすべてリストできます。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細を出力できます。
-c| --case
オプションを使用すると、大/小文字を区別した検索を指定できます。
次の例に示すように、正規表現が正しく使用されていない場合、任意のノードが結果としてリストされます。
EnterpriseController/update > find_nodes -s SMCcurl-7.21* -a Name Node id Distro Available Certified ------------------------------------------------------------------------------- EnterpriseController/update > find_nodes -s SMCcurl-7.21.2-0 [1/1/2012] -a Name Node id Distro Available Certified -------------------------------------------------------------------------------
正しい例は、次のとおりです。
EnterpriseController/update > find_nodes -s SMCcurl-7.21.* -a Name Node id Distro Available Certified ------------------------------------------------------------------------------- SMCcurl-7.21.0-0 [1/1/2012] 41025315 SOLARIS10_SPARC True True SMCcurl-7.21.1-0 [1/1/2012] 41125695 SOLARIS10_SPARC True True SMCcurl-7.21.2-0 [1/1/2012] 42327548 SOLARIS10_SPARC True True EnterpriseContoller/update > find_nodes -s SMCcurl-* -a Name Node id Distro Available Certified ------------------------------------------------------------------------------- SMCcurl 41002397 SOLARIS10_SPARC False True SMCcurl 46108251 SOLARIS9_SPARC False True SMCcurl 52104822 SOLARIS10_X86 False True
OSImageモードを使用して、OSイメージを表示および管理できます。
OSイメージ・コマンドを実行するには、OSImageモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「osimage
」を入力します。
EnterpriseController > osimage EnterpriseController/osimage >
OSイメージがエンタープライズ・コントローラのローカル・ファイルシステムに配置されている場合、OSイメージをインポートできます。
「import -f| --filename <image file name and location> -d| --description <description> -n| --name <image name>
」を入力します。
EnterpriseController/osimage > import -f folder/location/image.iso -d Solaris 10 -n Solaris 10 JobId = EnterpriseController.47
OSProfileモードでは、オペレーティング・システム・プロファイルを表示、インポートおよびエクスポートできます。
OSプロファイル・コマンドを実行するには、OSProfileモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「osprofile
」を入力します。
EnterpriseController > osprofile EnterpriseController/osprofile >
OSプロファイルを表示できます。
「list
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
EnterpriseController/osprofile > list Profile Name: sles10Jeff1 Description: sles10Jeff1 Distro Name: sles10 OS Version: SUSE-Linux-Enterprise-Server-SP2-10.2-0 Platform: x86
JETテンプレートをインポートできます。
「import_jet_template -p| --profile <profile name> -i| --image <OS image> -t| --template_path <local template path>
」を入力します。
OSプロファイル・ファイルをインポートできます。以前にエクスポートしたプロファイルをインポートする場合、インポートする前に「Name」および「Payload_Name」フィールドを変更します。
「import -f| --file <profile name>
」を入力します。
指定したファイルにOSプロファイルをエクスポートできます。
「export -p| --profile <profile name> -f| --file <file name.prof>
」を入力します。
既存のプロファイルをコピーすることにより、新規プロファイルを作成できます。
「clone -p| --profile <original profile name> -n| --name <new profile name>
」を入力します。
FWImageモードを使用して、ファームウェア・イメージを表示および削除できます。
ファームウェア・イメージ・コマンドを実行するには、FWImageモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「fwimage
」を入力します。
EnterpriseController > fwimage EnterpriseController/fwimage >
使用可能なファームウェア・イメージのリストを表示できます。
「list
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
ファームウェア・イメージを作成できます。
「create
」を入力します。
イメージ作成サブモードが起動します。
「add_device -v | --vendor <vendor> -m| --model <model>
」を入力し、ファームウェア・イメージのデバイスを追加します。
-v| --validated
オプションを使用すると、検証されたイメージを指定できます。
setコマンドを使用してイメージの基準を入力します。
「set name=<name>
」を入力し、ファームウェア・イメージ名を設定します。
「set version=<version>
」を入力し、ファームウェア・バージョンを設定します。
「set type=<type>
」を入力します。
「set make=<make>
」を入力します。
(オプション)「set description=<description>
」を入力します。
(オプション)「set size=<size>
」を入力します。
(オプション)「set powerOffRequired=<True|False>
」を入力します。デフォルトでは、この基準はFalse
に設定されています。
(オプション)「set dependeeFirmwarePackageName=<dependencies>
」を入力します。デフォルトでは、この基準はNone
に設定されています。
(オプション)「set updateCount=<update count>
」を入力します。
(オプション) show
コマンドを使用して、現在の基準を表示します。必要に応じて、unset <property>
コマンドを使用してプロパティの設定を解除するか、reset
コマンドを使用して基準をすべてクリアします。
「commit
」を入力し、基準を使用して新規イメージを作成します。
既存のファームウェア・イメージを更新できます。
「update -i| --image <image name>
」を入力します。
イメージ更新サブモードが起動します。
set
コマンドを使用してイメージの新規基準を入力します。
「set version=<version>
」を入力し、ファームウェア・バージョンを設定します。
「set type=<type>
」を入力し、ファームウェア・タイプを設定します。
「commit
」を入力し、ファームウェア・イメージを更新します。
EnterpriseController/fwimage > update -i myimage EnterpriseController/fwimage/update > set version=1.1 EnterpriseController/fwimage/update > set type=ALOM-CMT EnterpriseController/fwimage/update > commit Firmware image updated successfully
FWProfileモードを使用して、ファームウェア・プロファイルを表示および削除できます。
ファームウェア・プロファイル・コマンドを実行するには、FWProfileモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「fwprofile
」を入力します。
EnterpriseController > fwprofile EnterpriseController/fwprofile >
既存のファームウェア・プロファイルを表示できます。
「list
」を入力します。
-l| --detail
オプションを使用すると、詳細なリストを表示できます。
ファームウェア・プロファイルのリストが表示されます。
ファームウェア・プロファイルのステータスを確認できます。
「status -p| --profile <profile name>
」を入力します。
ファームウェア・プロファイルのステータスが表示されます。
既存のファームウェア・イメージを1つ以上使用してファームウェア・プロファイルを作成できます。
「create -p| --profile <firmware profile name> -i| --images <list of images separated by comma>
」を入力します。
-d| --description <description>
オプションを使用すると、プロファイルに説明を追加できます。
-r| --reinstall
オプションを使用すると、ファームウェアのプロビジョニング時に再インストールを強制できます。
-g| --downgrade
オプションを使用すると、ファームウェアのプロビジョニング時にダウングレードを強制できます。
ファームウェア・プロファイルが作成されます。
既存のファームウェア・プロファイルを更新できます。
「update -p| --profile <firmware profile name> -i | --images <list of images separated by comma>
」を入力します。
-d| --description <description>
オプションを使用すると、プロファイルに説明を追加できます。
-r| --reinstall
オプションを使用すると、ファームウェアのプロビジョニング時に再インストールを強制できます。
-g| --downgrade
オプションを使用すると、ファームウェアのプロビジョニング時にダウングレードを強制できます。
ファームウェア・プロファイルが更新されます。
Virtualizationモードでは、仮想ホストおよび仮想マシンを管理します(Oracle Solaris Zonesのみ)。
仮想化コマンドを実行するには、Virtualizationモードに切り替える必要があります。
CLIプロンプトで「virtualization
」を入力します。
EnterpriseController > virtualization EnterpriseController/virtualization >
特定のグローバル・ゾーンの非グローバル・ゾーンのリストを表示できます。
「list_guests -C| --container-on <global zone name>
」を入力します。
機能していないグローバル・ゾーンから非グローバル・ゾーンをデタッチし、非グローバル・ゾーンを別のグローバル・ゾーンにアタッチできます。
「startup (-z zonename -S ObjectName | -Z ObjectName) -D ObjectName
」を入力します。
-z| --zonename
オプションを使用すると、ゲスト(非グローバル・ゾーン)を指定できます。このオプションを選択した場合、ソース・グローバル・ゾーンのオブジェクト名を指定する必要があります。
先にゾーン名を指定する場合、-S| --source-on
オプションを使用します。このオプションを使用して、ソース・グローバル・ゾーンのオブジェクト名を指定します。
-z| --zonename
オプションを選択しなかった場合、-Z| --zone-on
オプションを使用します。このオプションを使用して、ホスト(グローバル・ゾーン)のオブジェクト名を指定します。
-D| --destination
オプションを使用すると、宛先(グローバル・ゾーン)を指定できます。
Deploy-Setupモードでは、デプロイメント計画とそのターゲットを指定できます。デプロイメント計画がすでに存在し、アセットがすでに管理対象アセットである必要があります。
アセットをデプロイするためのコマンドを実行するには、Deploy-Setupモードに切り替える必要があります。Deploy-Setupモードを起動するには、Deployモードにします。これにより、Deploy-Setupモードにリダイレクトされます。
CLIプロンプトで「deploy
」を入力します。
EnterpriseController > deploy EnterpriseController/deploy-setup >
既存のデプロイメント計画を選択する必要があります。
「plan <plan name>
」を入力します。
-v| --version
オプションを使用すると、計画のバージョンを指定できます。
EnterpriseController/deploy-setup > plan plan-fwp Plan "plan-fwp" selected: version 1, description "None"
デプロイメント計画のターゲットとしてアセットを選択する必要があります。アセット名またはパブリックUUIDを常に指定する必要があります。複数のアセットに同じわかりやすい名前が使用されているために名前があいまいな場合、かわりにUUIDを使用するよう求める通知がユーザーに送信されます。
「target <asset name or public UUID>
」を入力します。
他のオプションを追加することもできます。
-a| --add
オプションを使用すると、現在のターゲット・セットにアセットを追加できます。
-d| --delete
オプションを使用すると、現在のターゲット・セットからアセットを削除できます。
-g| --gear <asset name>
オプションを使用すると、アセット名、またはカンマで区切ったアセット名のリストを指定できます。
-U| --UUID <public UUID>
オプションを使用すると、アセットUUID、またはカンマで区切ったアセットUUIDのリストを指定できます。
わかりやすいアセット名を使用した例:
EnterpriseController/deploy-setup > target foo.us.oracle.com
アセットのパブリックUUIDを使用した例:
EnterpriseController/deploy-setup > target 53f6e87f-3582-4cda-9c63-9121a3a8beb3
計画およびターゲットを指定した後、モードがDeploy-SetupモードからDeployモードに変更されます。これは、次のように、コマンド・プロンプトに反映されます。
EnterpriseController/deploy>
Deployモードを使用して、アセットをデプロイできます。
デプロイメント計画の属性またはデプロイメント計画の構造を表示できます。
デプロイメント計画の属性を表示するには、次のようにします。
「show
plan
」を入力します。
EnterpriseController/deploy > show plan Target: foo.us.oracle.com __________________________________________________ Step: Update Firmware __________________________________________________ Associated Profile: { firmwarePackages: [ ILOM-3_0_3_31_a-Sun_Fire_X4600M2 ] dryRun: False subType: Server resetSP: False profileDescription: forceDowngrade: False forceReinstall: False profileName: fwp-profile network: None ip: None }
計画の構造を表示するには、次のようにします。
「show
」を入力します。
EnterpriseController/deploy > show Step: Update Firmware __________________________________________________ { isDryRun: Dry run? type: boolean firmwarePackages: Firmware Packages type: array of [ type:java.lang.String ] resetSP: Reset SP? type: boolean forceDowngrade: Force Downgrade? type: boolean forceReinstall: Force Reinstall? type: boolean ip: IP Address type: java.lang.String network: Network Information { gateway: Gateway IP Address type: java.lang.String objectName: Object Name type: java.lang.String userFriendlyName: User Friendly Name type: java.lang.String netmask: Network Address Mask type: java.lang.String ip: IP Address type: java.lang.String } }
デプロイメント計画には、結果のあるものがあります。これらの結果を表示するには、次のようにします。
「show results
」を入力します。
例:
EnterpriseController/deploy > show results Step: Provision OS Operating-System-1
デプロイメント計画の属性の値を変更できます。一部のデプロイメント計画では、デプロイ時に特定の情報が必要です。計画を適用する前に設定する必要がある属性の名前の詳細は、表19-5を参照してください。
表19-5 デプロイメント計画および属性
デプロイメント計画 | 属性 |
---|---|
Configure M-Series Hardware, Create and Install Domain |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure RAID |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure Server Hardware and Install OS |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure Service Processor |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure and Install Dynamic System Domain |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure and Install Logical Domains |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Configure and Install Virtual Machines |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Create Boot Environment |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Create Dynamic System Domain |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Create Logical Domains |
(オプション) 論理ドメインを作成するには、作成する論理ドメインごとにリソース計画の構造を設定する必要があります。 |
Create Solaris Zones |
(オプション) Solarisゾーンを作成するには、作成する論理ドメインごとにリソース計画の構造を設定する必要があります。 |
Configure and Install Solaris Zones |
設定が必要な限定パラメータは、Oracle Solaris Zonesのデプロイメント計画の作成に使用されるものと同じです。 |
Create Virtual Machines |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Provision Network |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Provision OS |
|
Install Server |
設定が必要な限定パラメータは、OSのプロビジョニングの場合と同じです。 |
Software Deployment / Update |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Update Solaris 11 OS |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Update BIOS Configuration |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Update Firmware |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
Update Firmware and Install Oracle VM Server for SPARC |
ターゲットごとに属性を収集する必要はありません。 |
次の構文を使用して、デプロイメント計画の属性または属性のリストを設定します。
単純なタイプの場合:
「set "<attribute-name> = <'string-value'>"|<int>|<true|false>
」を入力します。
例:
EnterpriseController/deploy > set "forceReinstall = false" EnterpriseController/deploy > set "ip = '213.123.123.23'"
他のstruct型の値オブジェクトによってサポートされた属性の場合、次の構文を使用します。
「set "<attribute-name> = list or nested object"
」を入力します。
set "network={gateway='213.123.123.111', userFriendlyName='ip address', ip='213.123.123.4'}"
JavaScript Objet Notation (JSON)形式を使用する場合、次の構文を使用します。
set "{'resourcePlans':[{'hostName':'myhostname','networks':[{'networkBindings':[{'ipAddress':'123.123.123.1'}]}]}]}"
または
set "resourcePlans=[{hostName='myhostname',networks=[{networkBindings=[{ipAddress='123.123.123.1'}]}]}]"
または
set "<json-string> "
ターゲットごとに一意の値を必要とする複数のターゲット上のデプロイメント計画の場合、次のようにset
コマンドを使用します。
EnterpriseController/deploy > set "@<target-uuid or dynamic-target>:<key>=<'string-value'>"|<int>|<true|false>|list of nested objects" set "<@target-uuid or dynamic-target>:<json-string>"
例:
EnterpriseController/deploy > set @<target-UUID>:"network={gateway='213.123.123.111', userFriendlyName='ip address', ip='213.123.123.4'}"
デプロイメント計画に属性を追加できます。属性を追加するための構文は、属性を設定するための構文と類似しています。ただし、配列の場合、addコマンドでは配列に要素が追加されますが、setコマンドでは配列内の既存の要素の属性が変更されます。
次の構文を使用して、デプロイメント計画に属性を追加します。
単純なタイプの場合:
「add "<attribute-name> = {<'string-value'>"|<int>|<true|false>}
」を入力します。
例:
EnterpriseController/deploy > add "forceReinstall = false" EnterpriseController/deploy > add "ip = '213.123.123.23'"
他のstruct型の値オブジェクトによってサポートされた属性の場合、次の構文を使用します。
「add"<attribute-name> = list or nested object"
」を入力します。
EnterpriseController/deploy > add "network={gateway='213.123.123.111', userFriendlyName='ip address', ip='213.123.123.4'}"
JavaScript Objet Notation (JSON)形式を使用する場合、次の構文を使用します。
"{'resourcePlans':[{'hostName':'myhostname','networks':[{'networkBindings':[{'ipAddress':'123.123.123.1'}]}]}]}"
または
add "resourcePlans=[{hostName='myhostname',networks=[{networkBindings=[{ipAddress='123.123.123.1'}]}]}]"
または
add "<json-string> "
ターゲットごとに一意の値を必要とする複数のターゲット上のデプロイメント計画の場合、次のようにset
コマンドを使用します。
add "@<target-uuid or dynamic-target>:<key>=<'string-value'>"|<int>|<true|false>|list of nested objects" add "<@target-uuid or dynamic-target>:<json-string>"
例:
EnterpriseController/deploy > add @<target-UUID>:"network={gateway='213.123.123.111', userFriendlyName='ip address', ip='213.123.123.4'}"
デプロイメント計画をテストするには、dryrun
コマンドを使用して、ジョブをコミットせずにタスクを作成します。これにより、データにエラーが発生しないようにすることができます。
デプロイメント計画を試験的に実行するには、次のようにします。
「dryrun
」を入力します。
EnterpriseController/deploy > dryrun