この章には、次の情報が含まれます。
Oracle Enterprise Manager Ops Centerのレポートには、ジョブ履歴、ファームウェア、オペレーティング・システム更新およびインシデントなどのアセットに関する情報が示されます。レポートは、ターゲット・アセットに対するジョブを開始するときに公開または使用されます。次のいずれかのパラメータを使用して、レポートの実行をスケジュールできます。
At a later date/time: レポートを生成する日時を選択します。
On a Recurring Schedule: レポートを生成する月および日を選択します。「Start Time」、「End Time」および「Number of Hours between runs」を選択します。これは、指定した開始時刻と終了時刻の間でレポートが生成される回数を設定するオプションです。たとえば、開始時刻を午前6:00、終了時刻を午前12:00、実行間の時間を2に設定すると、レポートは午前6:00、午前8:00、午前10:00、午前12:00に実行されます。
レポート生成後の「Report Results」ペインでは、CSV形式およびPDF形式でのレポート結果のエクスポート、インタラクティブなレポートの表示、およびレポートの削除が可能です。「View Interactive」オプションは、生成されたレポートを詳細に表示するときに便利です。レポート結果には、「Report name」、「Report type」、「Run Date」、「Targets of the Report」、「OS updates applicable to selected targets」が表示されます。レポート・パラメータには、ターゲット名、製品名、説明が表示されます。レポートをテンプレートとして保存することも、レポートを再実行することもできます。
図11-1は、レポート結果のインタラクティブ・ビューを示しています。
次の表は、タスク、およびタスクを完了するために必要なロールを示しています。タスクを完了するために必要なロールまたは権限がない場合は、管理者に連絡してください。各種ロールおよびロールに付与される権限の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Ops Center管理ガイド』を参照してください。表11-1は、レポートのロールおよび権限を示しています。
レポート・セクションで実行できるアクションは、次のとおりです。
レポート・テンプレートは、新規レポートを作成する出発点として使用できるように事前フォーマットされたファイルです。テンプレートから作成されたファイルを保存する際には、テンプレートを上書きしないように、ファイルのコピーを保存するよう指示されます。テンプレートは、ソフトウェアまたはプログラム内で提供されるか、ユーザーが作成します。主要なソフトウェアのほとんどがテンプレートをサポートしています。類似のドキュメントまたはレポートを何度も作成する場合は、その1つをテンプレートとして保存することをお薦めします。レポート・テンプレートを開き、そこからレポートの作成を開始できます。レポート・テンプレートのパラメータは、レポートの作成時または実行時に指定します。レポート基準の作成後には、基準をテンプレートとして保存できます。保存されているレポート・テンプレートから、次の操作を行うことができます。
レポート・テンプレートからレポートを生成するには、次の手順を実行します。
レポート・テンプレートからレポートを編集するには、次の手順を実行します。
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
中央のペインから、保存されているレポート・テンプレートを編集対象として選択します。
「Edit View」アイコンをクリックし、選択したレポート・テンプレートを編集します。該当するレポート・ウィザードが表示されます。
ウィザードで、必要に応じてレポート・パラメータを編集します。
「Run and Close」をクリックしてレポートを実行するか、「Save Template and Close」をクリックしてレポート・テンプレートを保存します。「Run and Close」をクリックした場合、レポートは生成されますが、レポートに対する編集は保存されません。
Oracle Enterprise Manager Ops Centerには、結果を表示するインタラクティブな結果ビューアがあります。生成されたレポート結果は、「All Reports」ページの「Report Results」に表示されます。「Report Results」ペインからレポート結果を選択し、インタラクティブにレポートを表示できます。レポートの再実行とレポートの削除が可能な他に、レポートの出力をCSV形式とPDF形式で表示、エクスポート、および保存することができます。
次の操作が可能です。
レポート結果を表示するには、次の手順を実行します。
「Navigation」ペインで「Reports」を選択します。中央のペインの「All Reports」ページに、すべてのレポート・テンプレートとレポート結果が表示されます。
中央のペインの「Report Result」セクションでレポート結果を選択します。
「Interactive」アイコンをクリックして、レポート結果を表示します。「Interactive Result」ビューアでレポート結果が開き、次の情報が表示されます。
Report detail: レポートの名前、タイプ、実行時間、ステータスが表示されます。
Report Result: レポートが実行されたターゲットと、該当するオペレーティング・システム更新が表示されます。
Report Parameters: レポートを生成する際に使用されたパラメータが表示されます。
レポート結果を保存するには、次の手順を実行します。
「Navigation」ペインで「Reports」を選択します。中央のペインの「All Reports」ページに、すべてのレポート・テンプレートとレポート結果が表示されます。
中央のペインの「Report Result」セクションでレポート結果を選択します。
「View CSV」または「View PDF」アイコンをクリックします。レポートは、CSV形式またはPDF形式で保存し、開くことができます。
図11-2は、PDF形式のレポート出力を示しています。
レポート情報を表示するには、「Navigation」ペインで「Reports」を展開します。「OS reports」、「System Information reports」、「Incident reports」および「Firmware reports」が表示されます。Oracle Solaris/Linux OS更新およびWindows OS更新で実行される各種のOSレポートを表示するには、「OS reports」をクリックします。各種のインシデント・レポートを表示するには、「Incident reports」をクリックします。表11-2は、ユーザー・インタフェースにおけるレポートの場所を示しています。
表11-2 UIにおけるレポート情報の場所
対象 | 場所 |
---|---|
OS Reports |
「Navigation」ペインで「Reports」ドローワを展開します。「OS Reports」をクリックすると、Oracle Solaris/Linux OS更新およびWindows OS更新で実行される各種のOSレポートが表示されます。 |
System Information Reports |
「Navigation」ペインで「Reports」ドローワを展開します。「System Information Reports」をクリックします。「Actions」ペインにCreate System Information Reportウィザードが表示されます。 |
Incident Reports |
「Navigation」ペインで「Reports」ドローワを展開します。「Incident Reports」をクリックします。インシデント・レポートのタイプが表示されます。 |
Firmware Reports |
「Navigation」ペインで「Reports」ドローワを展開します。「Firmware Reports」をクリックします。「Actions」ペインにCreate Firmware Reportウィザードが表示されます。 |
Exalogic Reports |
「Navigation」ペインで「Reports」ドローワを展開します。「Exalogic Reports」をクリックします。「Actions」ペインにCreate Exalogic Reportウィザードが表示されます。 |
ファームウェア・コンプライアンス・レポートを使用すると、データ・センター間でファームウェア・バージョンの一貫性を保つことができます。ファームウェア・レポートの機能は、ファームウェア・プロファイルで指定されたファームウェア・イメージと、ハードウェア・アセットにインストールされているファームウェア・イメージを比較します。レポートには、アセット上のファームウェアがプロファイルの指定に一致しているかどうかが示されます。インタラクティブ・レポートで「Make Targets Compliant」ボタンをクリックして、非準拠のアセット上のファームウェアを更新するオプションもあります。
ファームウェア・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインで「Reports」を選択します。
「Firmware Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Firmware Report」を選択します。Create Firmware Reportウィザードが表示されます。
次のようなレポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: このレポートを定期的に作成する予定がない場合は、「Create Schedule」チェック・ボックスの選択を解除します。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Profile: RAIDコントローラ、エクスパンダまたはディスクなどのストレージ・コンポーネントのファームウェア・プロファイル、またはサービス・プロセッサのファームウェア・プロファイルを選択します。
「Next」をクリックし、「Select Targets」を表示します。
プロファイルに対してテストするターゲットを選択します。「Available Items」階層からアセットを選択し、「Add to Target List」をクリックします。すべてのターゲットを選択したら、「Next」をクリックして「Schedule」ページを表示します。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
サマリーを確認し、「Run Report」をクリックしてレポート・ジョブを作成します。
指定した時刻にレポート・ジョブが開始になり、プロファイルの値と、選択したターゲット上の既存の値が比較されます。レポートには、ターゲット・アセットの準拠、非準拠、または適用外が表示されます。
準拠しているアセットには、プロファイルで指定されているファームウェア・イメージがあります。
非準拠のアセットには、プロファイルで指定されているのと同じファームウェア・イメージがありません。インタラクティブ・レポートで「Make Targets Compliant」ボタンをクリックするか、「ファームウェアの更新」の手順に従って、アセット上のファームウェアを更新できます。
適用外のアセットは、プロファイルのファームウェア・イメージが、アセットのサービス・プロセッサのモデルに一致しないことを示します。この状態は、サービス・プロセッサがレポートしているモデルがプロファイルで認識されない場合、またはサービス・プロセッサ用に設計されたファームウェア・イメージがプロファイルに含まれない場合に発生します。
アセットの「Summary」タブに表示されたサービス・プロセッサのモデルを、プロファイルに含まれるサービス・プロセッサのモデルと比較します。異なる場合は、プロファイルにある名前をアセットのデータに追加します。
製品別名の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Ops Center管理ガイド』を参照してください。
ファームウェア・プロファイルを作成するとき、サービス・プロセッサに一致するイメージのみ追加できます。ただし、サービス・プロセッサでサポートされるファームウェア・タイプの一部がレポートされなかった場合、サービス・プロセッサに一致しなかったイメージがプロファイルに追加された可能性があります。サービス・プロセッサのサポート対象ファームウェア・タイプを使用してソフトウェアを更新するには、「Refresh」アクションを使用して、サービス・プロセッサに関する情報を更新します。ジョブが完了したら、サービス・プロセッサの「Summary」タブを使用し、すべてのファームウェア・タイプを確認します。
ファームウェア・レポートを作成する手順を繰り返します。
新規のソフトウェア更新とセキュリティ・アドバイザをチェックするには、オペレーティング・システム更新レポートを使用します。監査が目的の場合は、変更履歴レポートを作成します。Linux、Oracle SolarisおよびWindowsの各オペレーティング・システムについて、様々な更新レポートを使用できます。レポート結果は、CSV形式またはPDF形式でエクスポートできます。
管理対象のOracle Solaris、LinuxおよびWindowsオペレーティング・システムに関する情報を取得するには、オペレーティング・システム・レポートを使用します。
表11-3は、Oracle Enterprise Manager Ops Centerで実行される各種のレポート、およびオペレーティング・システムでサポートされ実行されるレポートのタイプを示しています。
表11-3 オペレーティング・システムでのレポートの互換性
レポート名 | Linux OS | Oracle Solaris 8、9、10 | Oracle Solaris 11 | Microsoft Windows |
---|---|---|---|---|
変更履歴レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
CVEコンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
RSCレポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
システム・カタログ・レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
Oracle Solaris更新コンプライアンス・レポート |
いいえ |
はい |
はい |
いいえ |
ベースライン分析レポート |
いいえ |
はい |
はい |
いいえ |
更新コンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
はい |
インシデント・コンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
はい |
ホスト・コンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
はい |
ディストリビューション更新レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
サービス・パック・コンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
パッケージ・コンプライアンス・レポート |
はい |
はい |
はい |
いいえ |
Linux、Oracle SolarisおよびWindowsの各オペレーティング・システムでは次のレポートを使用できます。
ホスト・コンプライアンス: 現在のシステムがセキュリティおよびバグ修正のインシデントに準拠しているかどうかの情報を示します。
インシデント・コンプライアンス: 選択したオペレーティング・システム更新が適用されるシステムの数に関する情報を示します。
すべてのタイプのオペレーティング・システムについて作成されるレポートに加えて、LinuxとOracle Solarisのオペレーティング・システムでは、次のレポートも使用できます。
変更履歴: 管理対象のシステムでオペレーティング・システムの更新、インストールおよびアンインストールの各ジョブが実行された履歴を示します。
CVEコンプライアンス: 特定のCommon Vulnerability and Exposure Identifier (CVE ID)に関連するインシデントと、そのインシデントがインストールされているシステムについての情報を示します。CVE IDは、一般に知られているセキュリティ脆弱性に共通する一意の識別子です。
ディストリビューション更新: 選択した更新と、CVEおよび選択したディストリビューションの間でマッピングを指定し、更新がインストールされているかどうかを判断します。
パッケージ・コンプライアンス: 管理対象システムで、使用可能な最新の推奨バージョンに準拠している、または準拠していない選択されたパッケージの詳細を示します。
RSC (推奨ソフトウェア構成): 特定のアプリケーション、たとえばOracle 11g DatabaseをOracle SolarisまたはLinuxオペレーティング・システムにインストールするときのシステム・コンプライアンスに関する情報を示します。
サービス・パック・コンプライアンス(Linuxのみ): ベンダーによるサービス・パックの発行とリリースによって作成されるインシデントについての情報を示します。これは、ベンダーがリリースした最新のサービス・パックがシステムにインストールされているかどうかを判断する際に役立ちます。
Oracle Solaris更新コンプライアンス(Oracle Solarisオペレーティング・システムのみ): Oracle Solarisシステムが特定の更新に準拠しているかどうかの情報を示します。
ベースライン分析(Oracle Solarisオペレーティング・システムのみ): 新しくリリースされたOracle Solarisベースラインに対するシステムの準拠をチェックします。
変更履歴レポートには、管理対象のOracle SolarisまたはLinuxシステムでオペレーティング・システムの更新、インストールおよびアンインストールの各ジョブが実行された履歴を示します。また、特定のユーザーによるデプロイも表示されるため、オペレータのチームを追跡できます。
変更履歴レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Change History Report」を選択します。
Create Change History Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Date Range: レポートの対象になる範囲の開始日と終了日を指定します。
Actions: レポートされるアクションを選択します。「Install」、「Uninstall」、またはその両方を選択できます。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
Oracle Solarisのベースラインは、Oracle Solaris更新、更新メタデータおよびツールに日付を伴う情報です。Oracleからは、Oracle Solarisベースラインが毎月リリースされています。ベースライン分析レポートは、新しくリリースされたOracle Solarisベースラインに対するOracle Solarisのシステムの準拠をチェックします。ベースラインの更新をホストにインストールすると、システムはそのベースラインに準拠するとみなされます。
日付を伴う各ベースラインには、次の更新セットが含まれます。
Full: Oracle Solarisのすべての更新が含まれます。
Recommended: Oracle Solarisの推奨更新とセキュリティ更新が含まれます。
Security: Oracle Solarisのセキュリティ更新のみが含まれます。
すべてのベースラインには、特定の時間枠の更新が含まれます。一方、多くの場合「Full」ベースラインには、「Recommended」ベースラインに含まれていないOracle Solarisオペレーティング・システム更新が含まれます。「Full」ベースラインには、Oracleの様々なカスタマ・サポート・グループからのフィードバックに基づいて、追加の更新も含まれています。推奨ベースラインに、これらの更新は含まれません。
「Recommended」および「Security」のベースラインをインストールするには、2つのジョブをデプロイするか、複数のタスクを含む1つのジョブを使用する必要があります。そのため、たとえば「Single User」モードが必要な更新が両方のタスク(ベースライン)に含まれる場合は、複数回の再起動が必要になることがあります。
Oracle Enterprise Manager Ops Centerナレッジ・ベース(KB)は、ベースラインに関する情報に伴って更新されます。これは、ベースラインの公式リリースの数日前にOracleによって実行されます。
注意: Oracle Solaris 8オペレーティング・システムは、2009年3月31日をもってEnd of Service Live (EOSL)に移行しました。Oracle Solaris 8オペレーティング・システムのベースラインを使用できるのは2009年3月末までです。KBには、この日付以降も見せかけのベースラインが含まれる場合があります。2009年3月を過ぎた日付のベースラインは使用しないでください。 |
Oracle Solarisベースラインを使用すると、ホストの更新レベルを簡単に特定できます。たとえば、特定のベースラインで一部のテスト・ホストをインストールします。これらのホストを一定期間テストすると、このベースラインの更新が本番ホストで実用できるほどに安定しているかどうかを確認できます。テストでベースラインの安定性が確認されたら、同じベースラインを本番ホストにインストールします。
Oracle Solarisベースラインは、推奨コンポーネント・リストのコンポーネントとして使用できます。これには、日付を伴うベースラインのリストが含まれています。
ベースライン分析レポートでは、新しくリリースされたベースラインに対して現在のシステムの準拠を確認できます(ナレッジ・ベースで使用できるとき)。
ベースライン分析レポート(BAR)を使用すると、管理対象のシステムが、最近リリースされたOracle Solarisベースラインに準拠しているかどうかを判定できます。ベースラインが関係するのは、Oracle Solarisシステムのみです。このセクションでは、Oracle Solarisベースライン、ホワイト・リスト、ブラック・リスト、およびベースライン分析レポートをエンタープライズ・コントローラの接続モードと非接続モードで実行する方法について説明します。
ベースライン分析レポート(BAR)には、BARの生成方法も記述されます。レポートには、選択したリリース済Oracle Solarisベースラインに対する管理対象システムの準拠ステータスが示されます。
次の2タイプのBARを生成できます。
エージェントベースのBAR
データベースベースのBAR
エージェントベースBARの場合、シミュレートしたジョブが管理対象ホストに対して実行されます。このタイプのレポートは、依存コンポーネントと欠落した依存性をチェックしてから、インストールの必要な更新をダウンロードするため、完了までに時間がかかります。このレポート結果からコンプライアンス・ジョブを実行すると、更新がダウンロードされるのでジョブは短時間で完了します。ただし、BARのレポート・パフォーマンスを改善するために、この目的で用意されているチェック・ボックスの選択を解除すると、シミュレートされるジョブでダウンロードをスキップできます。
データベースベースBARの場合、レポートは管理サーバーのデータベースに対して実行され、選択したベースラインが個々の更新IDに分割されてインシデント・リストを構成します。レポートは、データベースで使用できる情報に基づいて生成されます。レポート結果に基づいて、コンプライアンス・ジョブを実行します。
ホワイト・リスト
ホワイト・リストとは、ベースラインでの更新に加えてインストールする必要がある更新のリストです。ホワイト・リストを作成するには、「Required」設定を使用してプロファイルを作成します。ベースライン分析レポートを生成する際にホワイト・リストを指定することもできます。作成されたプロファイルからホワイト・リストを選択するか、更新IDを1行ずつに分けて入力します。
たとえば、ベースラインBに更新X、Y、Zが含まれ、ホワイト・リストに更新U、V、Wが含まれるとします。ベースライン分析レポートを作成する際には、6つの更新X、Y、Z、U、V、Wがすべて存在する場合にのみホストが準拠とマークされます。
ブラック・リスト
ブラック・リストとは、インストールしない更新のリストです。ブラック・リストを作成するには、更新のアクションを指定してポリシーを作成します。ベースライン分析レポートを作成する際に、ブラック・リスト・オプションを選択します。作成されたポリシーからブラック・リストを選択するか、更新IDを1行ずつに分けて入力します。
プロファイルの特定の更新で、ポリシー・コンポーネントのインストール・アクションが「Never」に設定されている場合、その更新はインストールされません。この更新をインストールすると、アンインストールも削除もされなくなります。
たとえば、ベースラインAに更新X、Y、Zがあり、ブラック・リストでYとZのみ指定されている場合、Xをインストールするとシステムは準拠となります。更新YとZをインストールする場合、レポート結果からコンプライアンス・ジョブを実行してもアンインストールされません。YとZをインストールしない場合、非準拠の結果にはリストされず、コンプライアンス・ジョブにも追加されません。
ベースライン分析レポートの作成の手順
このレポートでは、ベースライン・オペレーティング・システムに準拠するホストについての情報が示されます。
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Baseline Report」を選択します。Create Baseline Analysis Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「Oracle Solaris」を選択します。
「Select Baseline(s)」で、次のオプションを選択します。
「Run Against Database」または「Run Report Against Agent」。
「Run Report Against Agent」を選択する場合は、「Download」チェック・ボックスを選択し、ターゲットにインストールされる更新をダウンロードします。
ディストリビューション・タイプを選択し、リストからベースラインを選択します。複数のディストリビューションのターゲットを選択できます。ディストリビューションごとに、対応するベースラインを選択します。ディストリビューションのベースラインを選択しないと、警告メッセージが表示されます。
注意: 複数のディストリビューションがある場合は、少なくとも1つのディストリビューションのベースラインを選択しないと、ウィザードを続行できません。ディストリビューションのベースラインを選択していない場合は、そのディストリビューションのターゲットはレポート結果に含まれません。 |
「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべてのベースラインを選択します。
「Next」をクリックし、レポートに適用される更新リストを変更します。
次のいずれかの「White List」オプションを選択します。
None: ホワイト・リストなし。
Manual Input: 更新のリストを入力します。
Specify with Profile: ホワイト・リストとしてインポートするプロファイルを選択します。
次のいずれかの「Black List」オプションを選択します。
None: ブラック・リストなし。
Manual Input: 更新のリストを入力します。
Specify with Policy: ブラック・リストとしてインポートするポリシーを選択します。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
プロファイル分析レポートには、Oracle SolarisまたはLinuxシステムが、Oracle Enterprise Manager Ops Centerで定義したオペレーティング・システム更新プロファイルに準拠するかどうかの情報が示されます。更新プロファイルには、Oracle Enterprise Manager Ops Centerにおけるシステム定義のプロファイルとユーザー定義のプロファイルの両方が含まれます。
注意: 「Perform Reboot+Reconfigure」や「Perform Reboot」などシステム定義のプロファイルには更新が含まれないため、これらのプロファイルに対してレポートを実行することは避けてください。 |
開始する前に
ホワイト・リストとブラック・リストを選択して、レポートの生成時に適用される更新リストを変更できます。
ホワイト・リストとは、インストールする更新のリストです。ホワイト・リストを作成するには、必要な設定を使用してプロファイルを作成します。作成されたプロファイルからホワイト・リストを選択するか、更新IDを1行ずつに分けて入力します。
たとえば、ベースラインBに更新X、Y、Zが含まれ、ホワイト・リストに更新U、V、Wが含まれるとします。ベースライン分析レポートを作成する際には、6つの更新X、Y、Z、U、V、Wがすべて存在する場合にのみホストが準拠とマークされます。
ブラック・リストとは、インストールしない更新のリストです。ブラック・リストを作成するには、更新のアクションを指定してポリシーを作成します。作成されたポリシーからブラック・リストを選択するか、更新IDを1行ずつに分けて入力します。
プロファイルの特定の更新で、ポリシー・コンポーネントのインストール・アクションが「Never」に設定されている場合、その更新はインストールされません。この更新をインストールすると、アンインストールも削除もされなくなります。
たとえば、ベースラインAに更新X、Y、Zがあり、ブラック・リストでYとZのみ指定されている場合、Xをインストールするとシステムは準拠となります。更新YとZをインストールする場合、レポート結果からコンプライアンス・ジョブを実行してもアンインストールされません。
プロファイル分析レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Profile Report」を選択します。Create Profile Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、プロファイルを選択します。
リストからプロファイルを選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべてのプロファイルを選択します。
システム・コンプライアンスのためにインストールする必要のある更新をダウンロードするには、「Download」チェック・ボックスを選択します。
「Next」をクリックし、レポートに適用される更新リストを変更します。
次のいずれかの「White List」オプションを選択します。
None: ホワイト・リストなし。
Manual Input: 更新のリストを入力します。
Specify with Profile: ホワイト・リストとしてインポートするプロファイルを選択します。
次のいずれかの「black list」オプションを選択します。
None: ブラック・リストなし。
Manual Input: 更新のリストを入力します。
Specify with Policy: ブラック・リストとしてインポートするポリシーを選択します。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
推奨ソフトウェア構成には、特定のアプリケーション、たとえばOracle 11g DatabaseをOracle SolarisまたはLinuxオペレーティング・システムにインストールするときのシステム・コンプライアンスに関する情報を示します。
ナレッジ・ベースに用意されているアプリケーション構成要件のリストで、システムの準拠ステータスをチェックできます。
たとえば、Oracle 11g DatabaseをインストールするOracle Solarisオペレーティング・システムのシステム準拠ステータスをチェックできます。レポートには、Oracleデータベースをインストールするためにインストール、アンインストール、アップグレードが必要な更新に関する情報が示されます。
Oracle Solarisオペレーティング・システムの場合、既存の低いバージョンから推奨の高いバージョンに更新コンポーネントをアップグレードすることはできません。そのような場合は、RSCレポート結果で「Error」とマークされます。この場合、ターゲット・システムをポートで推奨されるソフトウェア・コンポーネントに完全に準拠させることはできません。
開始する前に
生成できるRSCのタイプは次のとおりです。
エージェントベースのRSC
データベースベースのRSC
エージェントベースRSCの場合、レポートはターゲット・システムの情報に基づいて生成されます。更新の依存性がチェックされ、必要に応じてダウンロードされます。このレポートは、依存性をチェックし、インストールの必要な更新をダウンロードするため、生成に時間がかかります。
データベースベースRSCの場合、レポートはエンタープライズ・コントローラのデータベースで使用できるターゲット・システム情報に基づいて生成されます。依存性はチェックされず、必要な更新はダウンロードされません。このタイプのレポートは短時間で生成されます。
推奨ソフトウェア構成レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Recommended Software Configuration Report」を選択します。Create Recommended Software Configuration Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、推奨ソフトウェア構成を選択します。
「Select Recommended Software Configurations」で、次のいずれかのオプションを選択します。
「Run Against Database」または「Run Report Against Agent」。
「Run Report Against Agent」を選択する場合は、「Download」チェック・ボックスを選択し、ターゲットにインストールする必要のある更新をダウンロードします。
ディストリビューション・タイプを選択します。
推奨ソフトウェア・コンポーネントをリストから選択し、必要な構成を選択します。推奨される構成には、選択したアプリケーションで前提条件となる更新のリストが示されます。複数のディストリビューションのターゲットを選択できます。ディストリビューションごとに、対応するRSCを選択します。ディストリビューションのRSCを選択しないと、警告メッセージが表示されます。
注意: 複数のディストリビューションがある場合は、少なくとも1つのディストリビューションのRSCを選択しないと、ウィザードを続行できません。ディストリビューションのRSCを選択していない場合、そのディストリビューションのターゲットはレポート結果に含まれません。 |
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
Oracle Solaris更新コンポーネント・レポートは、特定のOracle Solarisシステムが特定のリリースの更新に準拠しているかどうかを判定します。
Oracle Solaris更新コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Additional Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Solaris Update Compliance」を選択します。Solaris Update Compliance Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを指定します。
Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、ターゲット・アセットを選択します。
「Select Targets」ページが表示されます。
左側のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。「Next」をクリックし、「Summary」ページを表示します。
「Save Report」をクリックし、将来使用できるようにレポートを保存します。これで「Reports」タブに戻るので、「Saved Reports」セクションから選択して「Re-run Report」をクリックするとレポートを実行できます。
「Run Report」をクリックし、レポートを実行して表示します。
レポート結果をエクスポートする場合は「Export to CSV」をクリックします。
「Done」をクリックし、レポートを閉じます。
インシデントは、アプリケーションまたは機能に使用できる更新です。インシデントは、1つ以上のパッケージすなわちRPMに適用されます。インシデント・コンプライアンス・レポートを実行すると、管理対象ホストのインシデントが最新リリースのバージョンに準拠しているかどうかを判定できます。
インシデント・コンプライアンス・レポートを実行すると、管理対象ホストのインシデントが最新リリースのバージョンに準拠しているかどうかを判定できます。
Oracle SolarisまたはLinuxのインシデント・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Incident Report」を選択します。Create Incident Compliance Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Criteria: 比較として使用される更新を選択する際に、「Select Updates」または「Filter Updates」を選択できます。基準の選択によって、ウィザードのステップが異なります。
Compliant: 準拠ステータスとして「Compliant」または「Non-compliant」を選択します。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、更新を選択します。
前のステップで「Select Updates」を選択した場合は、使用可能なインシデントのリストが表示されます。
インシデントを選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべてのインシデントを選択します。
最初のステップで「Filter Updates」を選択した場合は、次のように選択します。
Select Packages: カテゴリ、更新タイプ、およびリリース日に基づいて更新を選択できます。パッケージを選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、「Available Packages」リストのすべてのパッケージを選択します。「Next」をクリックしてCAN IDを選択します。
Select CAN IDs: 「Available CAN ID」のリストから選択します。必要に応じて「Add」または「Add All」をクリックします。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
インシデント・コンプライアンス・レポートを実行すると、管理対象ホストのインシデントが最新リリースのバージョンに準拠しているかどうかを判定できます。
インシデント・コンプライアンス・レポートでは、システムがWindows更新インシデントに準拠しているかどうかの情報が示されます。このレポートには、選択したWindows更新が適用されるシステムの数、更新がすでにインストールされているシステムの数、およびシステムの準拠のために更新のインストールが必要なシステムの数が表示されます。インシデント・コンプライアンス・レポートの結果に基づくWindows更新ジョブを作成できます。
Windowsのインシデント・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Windows Incident Compliance Report」を選択します。Windows Incident Compliance Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを指定します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Specify the Windows OS updates on which to run the report: Windows OS更新の「Category」、「Severity」、「Superseded」および「Release Date」などのフィルタ基準を指定するか、特定のWindows OS更新を選択してレポートを実行します。
「Next」をクリックします。
ステップ3での選択に基づいて、「Define Updates Filter」または「Select Updates」のウィンドウが表示されます。「Define Updates Filter」ウィンドウが表示された場合は、ステップ6に進みます。「Select Updates」ウィンドウが表示されたら、ステップ7に進みます。
「Define Updates Filter」画面で選択を行います。これには、次が含まれます。
Category: 「Application」、「Critical Updates」、「Definition Updates」、「Drivers」、「Service Packs」、「Security Updates」、「Tools」、「Update Rollups」および「WSUS Infrastructure Updates」があります。「All」カテゴリですべての使用可能な更新を選択することも、「Selected」カテゴリのみを選択することもできます。「Selected」カテゴリのみで複数の項目を選択する場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。
Severity: 「Critical」、「Important」、「Moderate」、「Low」および「Default」があります。更新は、任意の重大度の「All」を選択することも、「Selected」の重大度のみを選択することもできます。「Severity」のリストで複数の項目を選択する場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。
Superseded: すべてを選択するか、最新の更新のみを選択します。
Release Date: 更新がリリースされた日付を示します。「From」および「To」フィールドを指定し、リリース日の範囲を選択してレポートに含めることもできます。「Next」をクリックします。ステップ8に進みます。
「Select Updates」ウィンドウで選択を行います。「Search」で「All」を選択して検索に掲示板ID、記事IDおよびタイトルを指定するか、特定のフィールドを選択して検索を絞り込みます。「Available Windows Software Updates」で複数の選択を行う場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。
「Add to Updates List」をクリックしてから「Next」をクリックし、ターゲットを選択します。
「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「Summary」ページを表示します。
「Finish」をクリックし、レポートを実行します。
レポートの結果は、「Report Results」リストに表示されます。
ホスト・コンプライアンス・レポートを実行すると、ホストがセキュリティおよびバグ修正のインシデントに準拠しているかどうかを判定できます。このレポートには、各システムに該当する更新の数と、更新がすでにインストールされているか、あるいはシステムの準拠のためにインストールが必要かどうかが表示されます。ホスト・コンプライアンス・レポートの結果に基づく更新ジョブも作成できます。
ホスト・コンプライアンス・レポートでは、システムが更新インシデントに準拠しているかどうかの情報が示されます。
Oracle SolarisまたはLinuxのホスト・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Host Compliance Report」を選択します。
Create Host Compliance Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Update Level: セキュリティとバグ修正の準拠ステータスが必要か、セキュリティ更新のみが必要かを選択します。
Compliance: 「Compliant」または「Non-compliant」を選択します。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
Windowsのホスト・コンプライアンス・レポートでは、システムがWindows更新インシデントに準拠しているかどうかの情報が示されます。このレポートには、各システムに該当するWindows更新の数と、更新がすでにインストールされているか、あるいはシステムの準拠のためにインストールが必要かどうかが表示されます。ホスト・コンプライアンス・レポートの結果に基づくWindows更新ジョブも作成できます。
Windowsのホスト・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Windows Host Compliance Report」を選択します。Windows Host Compliance Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを指定します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
レポートを実施する対象のWindows OS更新を指定します。Windows OS更新の「Category」、「Severity」、「Superseded」および「Release Date」などのフィルタ基準を指定するか、特定のWindows OS更新を選択してレポートを実行します。
「Next」をクリックします。ステップ3での選択に基づいて、「Define Updates Filter」または「Select Updates」のウィンドウが表示されます。「Define Updates Filter」ウィンドウが表示された場合は、ステップ5に進みます。「Select Updates」ウィンドウが表示されたら、ステップ6に進みます。
「Define Updates Filter」画面で選択を行います。これには、次が含まれます。
Category: 「Application」、「Critical Updates」、「Definition Updates」、「Drivers」、「Service Packs」、「Security Updates」、「Tools」、「Update Rollups」および「WSUS Infrastructure Updates」があります。「All」カテゴリですべての使用可能な更新を選択することも、「Selected」カテゴリのみを選択することもできます。「Selected」カテゴリのみで複数の項目を選択する場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。
Severity: 「Critical」、「Important」、「Moderate」、「Low」および「Default」があります。更新は、任意の重大度の「All」を選択することも、「Selected」の重大度のみを選択することもできます。「Severity」のリストで複数の項目を選択する場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。
Superseded: すべてを選択するか、最新の更新のみを選択します。
Release Date: 更新がリリースされた日付を示します。「From」および「To」フィールドを指定し、リリース日の範囲を選択してレポートに含めることもできます。「Next」をクリックします。ステップ8に進みます。
「Select Updates」ウィンドウで選択を行います。「Search」で「All」を選択して検索に掲示板ID、記事IDおよびタイトルを指定するか、特定のフィールドを選択して検索を絞り込みます。「Available Windows Software Updates」で複数の選択を行う場合は、キーボードの[Ctrl]キーを使用します。「Add to Updates List」をクリックします。「Next」をクリックします。
「Available Items」のリストからターゲットを選択して追加します。「Add to Target List」をクリックします。「Next」をクリックし、「Summary」ページを表示します。
「Finish」をクリックし、レポートを実行します。
レポートの結果は、「Report Results」リストに表示されます。
CVEレポートには、特定のCommon Vulnerability and Exposure Identifier (CVE ID)に関連するインシデントと、そのインシデントがインストールされている必要があるシステムについての情報が示されます。CVE IDは、一般に知られているセキュリティ脆弱性に共通する一意の識別子です。ベンダーのリストからの更新は、一般の脆弱性およびセキュリティ漏えいインシデントとして発行されます。CVEは、候補ID (CAN ID)で識別されます。
CVEレポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Create CVE Report」を選択します。Create CVE Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Compliance: 「compliant」または「non-compliant」のレポートを選択します。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックしてCAN IDを選択します。
1つ以上のCAN IDを選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべてのCAN IDを選択します。
「Next」をクリックし、レポートをスケジュールします。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
システム・カタログ・レポートには、1つ以上のシステムについて現在のカタログがリストされます。システム・カタログには、管理対象システムにインストールされているオペレーティング・システム・ソフトウェア・コンポーネントのリストが含まれます。カタログの機能を使用すると、1つのオペレーティング・システム上またはオペレーティング・システムのグループ上で、インストールされているソフトウェア・コンポーネントを直接操作できます。
使用可能なオペレーティング・システムを選択すると、カタログの表示と変更、および履歴カタログの作成が可能になります。履歴カタログは、システムのスナップショットです。オペレーティング・システムの検出や管理など、オペレーティング・システムに対するジョブを実行すると、オペレーティング・システムのスナップショットが自動的に取得されます。スナップショットは、システムで更新ジョブを実行するたびに、タイムスタンプとジョブ詳細とともにカタログに格納されます。
新規カタログはいつでも作成でき、カタログを使用してシステムの状態を記録できます。カタログを使用すると、システムを前の構成にロールバックしたり、データ・センター全体で一貫性のある構成を適用するために使用されるプロファイルを作成できます。
システム・カタログの詳細は、第13章「オペレーティング・システム更新」を参照してください。
システム・カタログ・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「System Catalog Report」を選択します。
System Catalog Reportウィザードが表示されます。
次のようなレポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、1つ以上のターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「Schedule」を表示します。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
サマリーを確認し、「Run and Close」をクリックします。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポート結果を表示する方法、および結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法の詳細は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
サービス・パック・コンプライアンス・レポート、ディストリビューション更新レポートおよびパッケージ・コンプライアンス・レポートの情報を取得するには、追加のオペレーティング・システム・レポートを使用します。レポート結果は、CSV形式でエクスポートできます。
ディストリビューション更新レポートには、選択した更新と、CVEおよび選択したディストリビューションの間でマッピングを指定し、更新がインストールされているかどうかを判断します。このレポートによって、特定のディストリビューション(たとえばSOLARIS10_SPARC)が、特定の更新またはCVEによって更新されているかどうかを判定します。
ディストリビューション更新レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Distribution Update Report」を選択します。Distribution Update Reportウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Category: 目的のカテゴリを選択します。
Type: 目的のタイプを選択します。「Package」および「Update」のタイプを使用できます。
Released: 開始日と終了日を指定します。
「Next」をクリックし、「Distributions」を表示します。
目的のディストリビューションを選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべてのディストリビューションを選択します。不要なディストリビューションがある場合は、「Remove」または「Remove All」をクリックします。
「Next」をクリックし、更新を選択します。
「Next」をクリックし、パッケージを選択します。
「Next」をクリックし、CVEを選択します。「Add」または「Add All」をクリックしてCVEを追加し、不要なCVEがある場合は、「Remove」または「Remove All」をクリックします。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
サマリーを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Report: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。
Run Report: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
サービス・パック・コンプライアンス・レポートには、ベンダーによるサービス・パックの発行とリリースによって作成される更新についての情報が示されます。このレポートで、ベンダーから提供されている最新のサービス・パックがターゲット・システムにインストールされているかどうかを判定できます。
サービス・パック・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Service Pack Compliance Report Creation Wizard」を選択します。Service Pack Compliance Report Creationウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Status: 「compliant」または「non compliant」のステータスを選択します。
Services: 目的のサービスを選択します。
「Next」をクリックし、「Targets」を選択します。「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「summary」を表示します。
サマリーを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Report: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。
Run Report: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
パッケージ・コンプライアンス・レポートには、選択したパッケージと、選択したターゲット・システムの間でマッピングを指定し、パッケージがインストールされていることを確認します。
パッケージ・コンプライアンス・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Oracle Solaris/Linux OS Updates」を選択します。
「Actions」ペインから「Package Compliance Report Creation Wizard」を選択します。Package Compliance Report Creationウィザードが表示されます。
レポート・パラメータを定義します。これには、次が含まれます。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Status: 「compliant」または「non compliant」のステータスを選択します。
Level:セキュリティ更新、またはセキュリティとバグ更新を選択します。
「Next」をクリックし、「Targets」を選択します。「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、ターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「Packages」を選択します。
「Next」をクリックし、「summary」を表示します。
サマリーを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Report: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。
Run Report: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
インシデント・レポートを作成し、インシデントに関する情報を取得できます。
次のタイプのインデックス・レポートを使用できます。
インシデント・サマリー・レポート: アラーム状態、アラーム所有者、アセット・タイプ、日付範囲、重大度レベル、影響されるアセット・グループなど、指定したカテゴリのすべてのアラートとインシデントに関する情報をまとめた履歴レポートです。
インシデント詳細レポート: 1つ以上のインシデントに関する詳細な情報を含むレポートです。サマリーに加えて、状態変更の注釈、アラートの注釈、修正案の注釈、コメント注釈、操作の注釈などで構成される監査証跡が含まれます。
インシデントごとに、サマリー・ページに4ページが続きます。内容は次のとおりです。
インシデントの詳細
推奨アクション(存在する場合)
アラート履歴
インシデントに関連付けられている注釈
レポートの作成時に、レポートをテンプレートとして保存することも、レポートを生成することもできます。レポートの作成後は、レポートの表示、レポートの再実行による更新情報の取得、テンプレートとしての保存が可能です。
インシデント・サマリー・レポートの作成の手順
「Navigation」ペインで「Reports」を選択します。
「Incident Reports」を選択し、「Incident Summary Report」をクリックします。
「Actions」ペインから「Create Incident Summary Report」を選択します。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Assets: すべてのアセット、または特定のアセットを選択します。
「Next」をクリックし、「Incident Parameters」を指定します。
次の情報を指定して、インシデント・パラメータを定義します。
すべてのインシデントと、各インシデントが検出された日付の履歴レポートを作成する場合は、「All Creation Dates」を選択します。
特定の日付範囲で検出されたインシデントのサマリー・レポートを作成する場合は、「Range of Creation Dates」を選択し、「From」フィールドに最初の日付、「To」フィールドに最後の日付をそれぞれ入力します。
重大度レベル、所有者または状態でフィルタする場合は、レポートに含めるフィールドをハイライト表示します。複数のオプションを選択するには、[Ctrl]キーを押しながら[Enter]キーを押します。
1つ以上の基準でフィルタする場合は、「Description Contains」フィールドに基準を追加します。複数の基準には、カンマ区切りのリストを使用します。たとえば、「FileSystemUsage or FileSystemUsage,SwapUsage」とします。
「Next」をクリックし、「Schedule」を表示します。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
サマリーを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
インシデント詳細レポートの作成の手順
「Navigation」ペインで「Reports」を選択します。
「Incident Reports」を選択し、「Incident Detail Report」をクリックします。
「Actions」ペインから「Create Incident Detail Report」を選択します。
レポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
サマリーを確認し、「Save Template and Close」を選択します。レポートがテンプレートとして保存され、ウィザードが閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
注意: インシデント・コンプライアンス・レポートは、Microsoft Windowsオペレーティング・システムのインシデントを参照しますが、インシデント・サマリー・レポートとインシデント詳細レポートは、Oracle Enterprise Manager Ops Centerインシデントによって生成されたアラートとアラームを参照してください。 |
オペレーティング・システム、サーバー、シャーシ、論理ドメイン、グローバル・ゾーン、非グローバル・ゾーン、およびMシリーズ・サーバーなどのアセットに関する情報を取得するには、システム情報レポートを作成します。
システム情報レポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「System Information Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Create System Information Report」を選択します。Create System Information Reportウィザードが表示されます。
次のようなレポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
Select Targets: 「Available Items」のリストで選択して「Add to Target List」をクリックし、1つ以上のターゲットを追加します。
「Next」をクリックし、「Attribute Selection」を表示します。
リストから1つ以上の属性を選択して「Add」をクリックするか、「Add All」をクリックして、すべての属性を選択します。
「Next」をクリックし、「Attribute Filters」を表示します。
属性のフィルタを設定する場合は、属性を選択してその条件を指定します。「Add」アイコンをクリックし、他の属性のフィルタを設定します。
フィルタの設定が終了したら、「Next」をクリックして「Schedule」を表示します。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポートを表示するには、「Reports Results」セクションから選択し、「View interactively」、「View CSV」、「View PDF」のいずれかのアイコンをクリックして表示形式を選択します。
結果からコンプライアンス・ジョブを生成する方法は、「レポート結果の表示およびエクスポート」を参照してください。
Exalogicレポートは、ファームウェアに関連するアセット詳細など、システム内の各ラックのラック設定の表示に関するレポートです。Exalogicレポートのパラメータには、Exalogicシステムの名前とモデルが表示されます。また、ラックのアセットの数も、システム内の計算ノード、スイッチ、ストレージ・ノードなどのタイプ別に表示されます。
Exalogicレポートの作成の手順
「Navigation」ペインから「Reports」を選択します。
「Reports」セクションから「Exalogic Reports」を選択します。
「Actions」ペインから「Create Exalogic System Report」を選択します。Create Exalogic System Reportウィザードが表示されます。
次のようなレポート・パラメータを定義します。
Report Name: レポートの名前です。
Description: レポートの説明です。
Schedule: 「Create Schedule」を選択し、レポートをスケジュールします。
Output Format: レポート結果の出力形式を選択します。CSVおよびPDF形式が使用可能です。
「Next」をクリックし、「Schedule」を表示します。
レポートを実行および生成する希望のスケジュールを選択します。
「Next」をクリックし、「Summary」を表示します。
レポート・パラメータを確認し、必要に応じていずれかのオプションを選択します。
Save Template and Close: レポートをテンプレートとして保存し、ウィザードを閉じます。レポート・テンプレートを使用して、後でレポートを生成できます。
Run and Close: レポートを実行し、ウィザード・ウィンドウを閉じます。
レポート結果は、中央のペイン内の「Report Results」の下に表示されます。
レポートが正常に実行されたら、「Reports Results」セクションでレポートを選択し、「PDF」または「CSV」アイコンをクリックしてレポートを開きます。
アクションの実行、またはこの機能のロールの詳細は、Oracle Enterprise Manager Ops Centerライブラリ(http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/nav/howto.htm
)を参照してください。