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Oracle® Fusion Middleware Oracle Directory Server Enterprise Editionリリース・ノート
11g リリース1 (11.1.1.7.0)
B72435-01
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3 インストールに関する注意事項

この章では、Directory Server Enterprise Editionソフトウェアのダウンロードについて説明し、主要なインストール要件を示します。

この章の内容は、次のとおりです。

3.1 ソフトウェアの取得

Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)ソフトウェアは、次のようにして、Oracle Software Delivery Cloudサイトからダウンロードできます。

  1. ブラウザでOracle Software Delivery Cloudサイト(http://edelivery.oracle.com)を表示します。

  2. 必要な言語を選択し、「続行」をクリックします。

  3. 検証のエクスポート・フォームを入力し、「続行」をクリックします。

  4. メディア・パックの検索ページで:

    1. 製品パックの選択リストからOracle Fusion Middlewareを選択します。

    2. 必要なプラットフォームを選択し、「続行」をクリックします。

  5. 「Oracle Fusion Middleware 11g Media Pack」を選択し、「続行」をクリックします。


    注意:

    間違って「Oracle Fusion Middleware Identity Management 11g Release 2」を選択しないでください。

    必ず「Oracle Fusion Middleware 11g Media Pack」を選択してください。


  6. 「Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1.7.0)」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)は、サポートされているすべてのプラットフォームのzipディストリビューションで入手可能です。


注意:

Identity Synchronization for Windowsバージョン6.0 SP1は、Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)にバンドルされています。

Identity Synchronization for Windowsバージョン6.0 SP1をインストールする前に、『Oracle Identity Synchronization for Windows 6 SP1リリース・ノート』をお読みください。


3.2 ハードウェアおよびオペレーティング・システム要件

ハードウェアおよびオペレーティング・システム要件の詳細は、ODSEE証明書マトリクス(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html)を参照してください。


注意:

Linux x64プラットフォームでは、ODSEEにx86ライブラリが必要です。


3.3 ソフトウェアの依存性要件

ソフトウェアの主な依存性要件は次のとおりです。

デプロイメントには、次の依存性も適用されます。

3.3.1 サポートされているJDBCデータ・ソース

仮想化のために、Directory Proxy Serverは、次のJDBCデータ・ソースで、ここに示すドライバを使用して動作することが検証されています。ただし、Directory Proxy Serverは、JDBC 3準拠のすべてのドライバで動作します。

JDBCデータ・ソース JDBCドライバ

DB2 v9

IBMDB2 JDBC Universal Driver Architecture 2.10.27

Microsoft SQL Server 2005

sqljdbc.jar 1.2.2323.101

MySQL 5.x

MySQL-AB JDBC Driver mysql-connector-java-5.0.4

Oracle 10gDatabase

Oracle JDBC Driver 10.2.0.2.0

JavaDB 10.5.3.0

ApacheDerbyNetwork Client JDBC Driver 10.5.3.0


3.3.2 ファイアウォール環境でのDirectory Serverプラグイン要件

各Directory Server Enterprise Editionプラグインは、Directory Serverコネクタのサーバー・ポート(コネクタのインストール時に選択されたもの)に接続可能である必要があります。Directory Server Masterレプリカで実行されるプラグインは、Active DirectoryのLDAPポート389またはLDAPSポート636に接続可能である必要があります。その他のDirectory Serverレプリカで実行されるプラグインは、マスターDirectory Server LDAPおよびLDAPSポートに接続可能である必要があります。

3.3.3 Directory Server Enterprise Editionの権限

Directory Server Enterprise Editionは、特別な権限がなくてもインストールできます。詳細は、『Oracle Directory Server Enterprise Editionインストレーション・ガイド』を参照してください。

3.4 Oracle Fusion Applicationsのスキーマ・サポート

ODSEEディストリビューションには、スキーマ・ファイルFusionAppsSchema.ldifが含まれていますが、デフォルトではロードされません。Oracle FusionアプリケーションとともにODSEEを使用するには、FusionAppsSchema.ldifに含まれるスキーマ定義をインポートする必要があります。次に例を示します。

# dsee7/dsrk/bin/ldapmodify -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w - -f /path/to/FusionAppsSchema.ldif  

ODSEE 11g R1 (11.1.1.3)以前のバージョンでは、Oracle Virtual DirectoryにバンドルされているsunOneSchema.ldifを適用します。