Oracle® Fusion Middleware Oracle Directory Server Enterprise Editionリリース・ノート 11g リリース1 (11.1.1.7.0) B72435-01 |
|
前 |
次 |
この章では、Directory Server Enterprise Editionソフトウェアのダウンロードについて説明し、主要なインストール要件を示します。
この章の内容は、次のとおりです。
Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)ソフトウェアは、次のようにして、Oracle Software Delivery Cloudサイトからダウンロードできます。
ブラウザでOracle Software Delivery Cloudサイト(http://edelivery.oracle.com
)を表示します。
必要な言語を選択し、「続行」をクリックします。
検証のエクスポート・フォームを入力し、「続行」をクリックします。
メディア・パックの検索ページで:
製品パックの選択リストからOracle Fusion Middlewareを選択します。
必要なプラットフォームを選択し、「続行」をクリックします。
「Oracle Fusion Middleware 11g Media Pack」を選択し、「続行」をクリックします。
注意: 間違って「Oracle Fusion Middleware Identity Management 11g Release 2」を選択しないでください。 必ず「Oracle Fusion Middleware 11g Media Pack」を選択してください。 |
「Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1.7.0)」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。
Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)は、サポートされているすべてのプラットフォームのzipディストリビューションで入手可能です。
注意: Identity Synchronization for Windowsバージョン6.0 SP1は、Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1.7.0)にバンドルされています。 Identity Synchronization for Windowsバージョン6.0 SP1をインストールする前に、『Oracle Identity Synchronization for Windows 6 SP1リリース・ノート』をお読みください。 |
ハードウェアおよびオペレーティング・システム要件の詳細は、ODSEE証明書マトリクス(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
)を参照してください。
注意: Linux x64プラットフォームでは、ODSEEにx86ライブラリが必要です。 |
ソフトウェアの主な依存性要件は次のとおりです。
Directory Server Enterprise Editionは、暗号アルゴリズムとしてNetwork Security Services (NSS)レイヤーを使用します。NSSは、Solaris 10システムで提供されるSun暗号フレームワークで動作するように検証されており、暗号加速装置をサポートしています。
Directory Service Control Centerが正常に動作するように、ポップアップ・ブロッカを無効にします。
Directory Proxy Serverは、LDAPv3準拠のディレクトリ・サーバーであれば動作しますが、Directory Server Enterprise Editionのディレクトリ・サーバー・コンポーネントでのみテスト済です。
デプロイメントには、次の依存性も適用されます。
仮想化のために、Directory Proxy Serverは、次のJDBCデータ・ソースで、ここに示すドライバを使用して動作することが検証されています。ただし、Directory Proxy Serverは、JDBC 3準拠のすべてのドライバで動作します。
JDBCデータ・ソース | JDBCドライバ |
---|---|
DB2 v9 |
IBMDB2 JDBC Universal Driver Architecture 2.10.27 |
Microsoft SQL Server 2005 |
sqljdbc.jar 1.2.2323.101 |
MySQL 5.x |
MySQL-AB JDBC Driver mysql-connector-java-5.0.4 |
Oracle 10gDatabase |
Oracle JDBC Driver 10.2.0.2.0 |
JavaDB 10.5.3.0 |
ApacheDerbyNetwork Client JDBC Driver 10.5.3.0 |
各Directory Server Enterprise Editionプラグインは、Directory Serverコネクタのサーバー・ポート(コネクタのインストール時に選択されたもの)に接続可能である必要があります。Directory Server Masterレプリカで実行されるプラグインは、Active DirectoryのLDAPポート389またはLDAPSポート636に接続可能である必要があります。その他のDirectory Serverレプリカで実行されるプラグインは、マスターDirectory Server LDAPおよびLDAPSポートに接続可能である必要があります。
Directory Server Enterprise Editionは、特別な権限がなくてもインストールできます。詳細は、『Oracle Directory Server Enterprise Editionインストレーション・ガイド』を参照してください。
ODSEEディストリビューションには、スキーマ・ファイルFusionAppsSchema.ldif
が含まれていますが、デフォルトではロードされません。Oracle FusionアプリケーションとともにODSEEを使用するには、FusionAppsSchema.ldif
に含まれるスキーマ定義をインポートする必要があります。次に例を示します。
# dsee7/dsrk/bin/ldapmodify -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w - -f /path/to/FusionAppsSchema.ldif
ODSEE 11g R1 (11.1.1.3)以前のバージョンでは、Oracle Virtual DirectoryにバンドルされているsunOneSchema.ldif
を適用します。