Oracle® Fusion Middleware Oracle Directory Server Enterprise Edition開発者ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7.0) B72440-01 |
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この章では、パラメータ・ブロックのSlapi_PBlock
構造体で使用可能なパラメータについて説明します。この章では、各パラメータに関連付けられたデータ型を一覧表示しています。
注意: パラメータ値を読み取るには、 |
これらのパラメータの使用方法の詳細は、「プラグインAPIガイド」とinstall-path
/examples/
の下のサンプル・プラグインを参照してください。
この章では、次のようにパラメータを分類します。
表17-1 Slapi_PBlock
のパラメータ・カテゴリ
カテゴリ | 可能なアクセス先 |
---|---|
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すべてのプラグイン関数 |
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事前操作および事前操作追加関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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事前操作および事後操作バインド関数 |
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事前操作および事後操作比較関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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事前操作および事後操作削除関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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拡張操作関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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事前操作および事後操作変更関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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プラグイン初期化関数とこの項で指定されている特定タイプ |
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パスワード・チェック関数とデータ |
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事後操作プラグイン関数 |
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事前操作および事後操作RDN変更関数 |
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すべてのプラグイン関数 |
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事前操作および事後操作検索関数 |
次のパラメータによって、アクセス・ログの出力を構成できます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介してディレクトリに追加するエントリにアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介してディレクトリ・バックエンドに関する情報にアクセスできます。
表17-4 バックエンド情報のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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現在の操作を実行するバックエンド。 バックエンドが現在の操作に関連付けられていない場合は、 |
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バックエンドが変更時間と変更者を追跡するかどうか。
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サーバー構成ファイルの
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サーバー構成ファイルの |
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バックエンド・データベースのサイズ(KB)。 |
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介してバインド操作に関する情報にアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して比較で使用するエントリまたは属性にアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介してクライアント接続に関する情報にアクセスできます。
表17-7 接続情報のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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クライアントの完全修飾ドメイン名 |
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使用される認証方法
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クライアントのIPアドレス |
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現行の接続の認証されたユーザーのDN |
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現行の接続 |
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現行の接続の識別子 |
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接続がレプリケーション用かどうか
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接続がSSL経由かどうか
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クライアントの接続先のIPアドレス |
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して削除するエントリにアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介してディレクトリ・インスタンスの構成に関する情報にアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して拡張操作に関する情報にアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して内部操作に関する情報にアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して変更するエントリにアクセスできます。
表17-12 変更関数のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
ターゲット・エントリで実行する変更を含む |
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変更するエントリのDN |
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変更するエントリの非正規化されたDN |
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して現在の操作に関する情報にアクセスできます。
表17-13 操作情報のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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操作が作成される前に渡されるコントロールの配列 |
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操作が内部的なものか、クライアント・リクエストの結果かどうか
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操作が別のサーバーのレプリケーションの一部かどうか
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現在進行中の操作 |
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操作の識別子 |
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操作のメッセージ識別子 |
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サーバーが操作の処理を開始した時間 |
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リクエストで指定されたコントロールの配列 |
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操作を要求したユーザーのDN |
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操作を要求したユーザーのバインドDNが、ルートDN(インスタンスの
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操作を適用するDN |
次のパラメータは、プラグインとその関数をサーバーに登録するとき、およびプラグインのタイプとIDに関する情報にアクセスするときに使用します。
次の表に、すべてのタイプのプラグインにアクセス可能な情報を一覧表示します。
表17-14 プラグイン情報のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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プラグインの内部サーバー表現。 |
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構成エントリの引数の数。 |
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構成エントリの引数の配列。 |
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内部操作を処理するときにサーバーによって設定および要求されるプラグイン識別子。 これを |
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プラグイン関数に渡すプライベート・データ。 このデータ構造体を定義する。 |
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プラグインの構成エントリの |
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プラグインでサポートされているプラグインAPIのバージョン。 |
パスワード・チェック・プラグインで使用するパラメータは、次のとおりです。
表17-15 パスワード検証のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
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チェックするパスワード値の配列。 |
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品質基準に対してパスワード値をチェックするためにコールされる関数。詳細は、「パスワード・チェック・プラグインが実行する必要があること」を参照。 |
事後操作プラグインで使用するパラメータは、次のとおりです。これらのパラメータによって、プラグインは操作前のエントリの状態と操作後のエントリの状態を比較できます。
汎用プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。これらの関数タイプは、プラグインによって登録されることがあります。
extendedop
プラグイン関数とオブジェクト識別子リストを登録するパラメータは、次のとおりです。
internalpostoperation
プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。
internalpreoperation
プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。
matchingrule
プラグイン関数と引数を登録するパラメータは、次のとおりです。
表17-22 一致ルール関数および引数の登録パラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
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フィルタ・オブジェクトに割り当てられたメモリーを解放するためにコールされる関数。 |
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フィルタ・ファクトリ関数。 |
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インデクサ関数を設定するためにコールされる関数。 |
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一致をチェックするためにコールされる関数。 |
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一致フィルタをリセットするためにコールされる関数。 |
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フィルタが再利用可能かどうか。
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索引ファクトリ関数。 |
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単一エントリに索引を付けるためにコールされる関数。 |
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属性値に対応する索引キーの配列。 |
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拡張可能な一致ルールに対応するオブジェクト識別子(OID)。 |
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一致のチェックに使用される演算子のタイプ。
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一致ルールのフィルタ・タイプ。 |
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索引を付けるため、またはソートするためにルールを使用するかどうか。
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一致させる属性値。 |
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一致させる属性値の配列。 |
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拡張可能な一致のフィルタ・オブジェクト。 このデータ構造体を定義して、一致ルール・プラグインで使用する。 |
postoperation
プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。
表17-23 事後操作関数の登録パラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
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操作が中止された後にコールされる関数。 |
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追加操作が完了した後にコールされる関数。 |
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バインド操作が完了した後にコールされる関数。 |
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比較操作が完了した後にコールされる関数。 |
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削除操作が完了した後にコールされる関数。 |
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エントリがクライアントに送信された後にコールされる関数。 |
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変更操作が完了した後にコールされる関数。 |
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名前変更(RDN変更)操作が完了した後にコールされる関数。 |
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参照がクライアントに送信された後にコールされる関数。 |
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結果がクライアントに送信された後にコールされる関数。 |
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検索操作が完了した後にコールされる関数。 永続的な検索操作では、この関数はクライアントが検索を中断した後にコールされる。 |
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アンバインド操作が完了した後にコールされる関数。 |
preoperation
プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。
表17-24 事前操作関数の登録パラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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操作が中止される前にコールされる関数 |
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追加操作が実行される前にコールされる関数 |
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バインド操作が実行される前にコールされる関数 |
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比較操作が実行される前にコールされる関数 |
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削除操作が実行される前にコールされる関数 |
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エントリがクライアントに送信される前にコールされる関数 |
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変更操作が実行される前にコールされる関数 |
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名前変更(RDN変更)操作を実行する前にコールされる関数 |
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参照がクライアントに送信される前にコールされる関数 |
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|
結果がクライアントに送信される前にコールされる関数 |
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検索操作が実行される前にコールされる関数 |
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|
アンバインド操作が実行される前にコールされる関数 |
pwdstorage
およびreverpwdstorage
プラグイン関数を登録するパラメータは、次のとおりです。
表17-25 パスワード記憶関数の登録パラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
格納およびエンコードされたパスワードとの比較用にパスワードをエンコードするためにコールされる関数 |
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格納およびエンコードされたユーザー・パスワード |
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( |
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記憶域のパスワードをエンコードするためにコールされる関数 |
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サーバーがエンコーディング・スキームを識別するために使用する短いパスワード記憶スキームの名前 |
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クリア・テキストのユーザー・パスワード |
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して名前変更するエントリにアクセスできます。
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して結果にアクセスできます。
表17-27 結果のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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クライアントに送信するコントロール・セットにコントロールが追加される。 このパラメータでコントロールを追加するには、 |
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クライアントに送信するコントロールの配列。
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クライアントに送信する結果コード。 |
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クライアントに送信するメッセージ。 |
次のパラメータによって、パラメータ・ブロックを介して検索パラメータにアクセスできます。
表17-28 検索関数のパラメータ
パラメータID | データ型 | 説明 |
---|---|---|
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検索によって戻されるエントリの数。 |
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検索結果で戻すための属性タイプの配列。 アスタリスク( |
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属性タイプと属性値の両方を戻すかどうか。
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別名を処理する方法。 |
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検索に使用されるフィルタ。 |
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クライアントが参照するその他のLDAPサーバーに対するURLの配列。 |
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結果セットによる反復中に戻されるエントリ。 これを |
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検索範囲。 |
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検索結果で戻すエントリの最大数。 |
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検索に使用されるフィルタの文字列表現。 |
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検索のベース・エントリのDN。 |
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検索に許可される最大秒数。 |