この項の内容は次のとおりです。
windows-serviceコマンドを使用して、サーバーをWindowsサービスとして有効化または無効化できます。
サーバーをWindowsサービスとして有効化するには、次のコマンドを使用します。
C:\> instance-dir\OUD\bat\windows-service.bat -e
サーバーをWindowsサービスとして無効化するには、次のコマンドを使用します。
C:\> instance-dir\OUD\bat\windows-service.bat -d
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Unified Directory管理者ガイド』のwindows-serviceに関する項を参照してください。
| 注意: GUIインストールを使用する場合、サーバーをWindowsサービスとして実行することをインストール時に指定することもできます。インストールの最後に、「確認」パネルで「サーバーをWindowsサービスとして実行する」を選択します。 | 
システム起動時の負荷が大きい場合、サーバー起動プロセスは起動待機中にタイムアウトする可能性があります。デフォルトでは、サーバーは起動を5秒間隔で100回試行します。
サーバーが起動するための試行回数を構成するには、OUD_WINDOWS_SERVICE_START_NTRIESシステム環境変数の値を設定します。
アンインストール・プロセスでは、Oracle Unified Directoryがシステムから完全にアンインストールおよび削除される必要があります。ただし、Windowsプラットフォームでは、アクティブなWindowsサービスが原因でアンインストールによるファイルの削除が失敗することがあります。
残りのWindowsサービスは次の2通りの方法で削除できます。
window-service.batユーティリティを使用して、既存のサービスをクリーン・アップします。
Windowsレジストリ内のWindowsサービスを手動で削除します。
windows-service.batを使用したWindowsサービスの削除windows-service.batコマンドを使用して、既存のWindowsサービスをクリーン・アップできます。このコマンドはinstance-dir\OUD\batにあります。
windows-service.batコマンドを--cleanupServiceオプションとともに使用します。
削除するserviceNameを入力します。
C:\> instance-dir\OUD\bat\windows-service.bat --cleanupService serviceName
Windowsを再起動してクリーン・アップを完了します。
| 注意: このコマンドではOracle Unified Directoryサービスのみが削除されます。このコマンドでは、別の製品のサービスはクリーン・アップされません。 | 
残りのWindowsサービス・エントリはWindowsレジストリから手動で削除できます。
| 注意: Windowsレジストリでエントリを削除する場合、処理内容を把握していることを確認してください。オペレーティング・システムに回復不能な損傷を与える可能性があります。 | 
タスク・マネージャを実行し、「プロセス」タブをクリックして、opends_service.exeが実行されていないことを確認します。
実行されている場合、このプロセスを選択して、「タスク マネージャー」ダイアログの右下にある「プロセスの終了」ボタンをクリックします。
regeditを実行し、レジストリ・ツリーで次のパスを辿ります。
My Computer->HKEY_LOCAL_MACHINE->SYSTEM->CurrentControlSet->Services->Oracle Unified Directory
Oracle Unified Directoryの複数のインスタンスをインストールした場合、追加サービスの名前はOracle Unified Directory-2、Oracle Unified Directory-3などとなります。
削除しようとしているサービスが正しいインスタンスを指していることを確認します。
レジストリからエントリを削除します。
レジストリでLEGACY_OUDコントロール・セットを検索しますが、これは他のコントロール・セットに保存されている可能性があります。
次のとおりに検索します。
HKEY_LOCAL_MACHINE->SYSTEM->ControlSetxyz->Enum->Root->LEGACY_ORACLE_UNIFIED_DIRECTORY-w
wは、サービスとして登録したOracle Unified Directoryインスタンスの数であり、xyzは、マシンに保存された構成プロファイルの数です。通常、このエントリはControlSet001に見つかりますが、他の場所に見つかる場合もあります。
プロファイル、システム構成および編集しようとしているコントロール・セットによっては、レジストリ・エントリが削除できないよう保護されている場合があります。この場合、この操作を実行するには管理者権限が必要であり、さもなければ次回Windowsが正常に起動したときにシステム・コントロール・セットがリフレッシュされるため、現在の構成が有効であることが確認されます。
インスタンス・ディレクトリを削除し、Oracle Unified Directoryを完全にアンインストールしたことを確認します。
Windowsを再起動します。
Windowsサービスが削除されます。