この章では、リリース11.1.1.7.0のGoogle Appsコネクタのソフトウェアおよびドキュメントに関する更新の概要を示します。
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
この項では、このガイドでの主要な変更事項について説明します。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の項では、ソフトウェアの更新について説明します。
リリース11.1.1.7.0でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
以前のリリースでは、このコネクタはGoogle Apps Provisioning APIを使用してターゲット・システムと通信し、コネクタ操作を実行していました。このリリース以降、このコネクタはAdmin SDKのDirectory APIを使用するようになります。
このリリース以降、コネクタは11gリリース2 PS2 (11.1.2.2.0)と、このリリース・トラックの以降のBPにインストールして使用できるようになります。このOracle Identity Managerバージョンについては、第1.1項「動作保証されているコンポーネント」で説明しています。
このリリース以降、このコネクタはグループのプロビジョニングおよびリコンシリエーションをサポートします。詳細は、次の各項を参照してください。
このリリース以降、ユーザーを特定の組織にプロビジョニングできるようになります。ユーザーを組織にプロビジョニングできるように、OIM UserにOrg Unit Pathフィールドが追加されました。
リリース11.1.1.6.0で解決された問題を次に示します。
| Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
|---|---|---|
| 12380539 | 空になったターゲット子表のリコンシリエーション・イベントが無視されていました。 | この問題は解決されました。 |
| 12420420 | WebLogicのロギング構成が無視されていました。 | この問題は解決されました。 |
| 16530509 | ターゲット・システムのプロセス・フォーム・フィールドに対するAccountName、AccountID、EntitlementおよびITResourceプロパティのタグ付けが行われていませんでした。 | この問題は解決されました。プロセス・フォーム・フィールドのAccountName、AccountID、EntitlementおよびITResourceプロパティがタグ付けされました。 |
次の項では、ドキュメント固有の更新について説明します。
リリース11.1.1.7.0のリビジョン17では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1-1「動作保証されているコンポーネント」の「Oracle Identity Manager」行は、「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Managerバイナリ」に変更され、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.3.0)の動作保証に対応して更新されました。
リリース11.1.1.7.0のリビジョン16では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1-1「動作保証されているコンポーネント」に「JDK」行が追加されました。
Oracle Identity Managerのインタフェース名がドキュメント全体で訂正されました。
第2.1.2項「ターゲット・システムでのインストール前の作業」は、ターゲット・システムで実行する手順の概要を追加して更新されました。それに伴って、次の項が削除されています。
クライアント・アプリケーションの登録
APIサービスのアクティブ化
サービス・アカウントの作成
クライアント・アプリケーションに対するスコープの追加
コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成
Google Appsビジネス・ドメイン用の管理APIの有効化
リリース11.1.1.7.0のリビジョン15では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
第2.4項「コネクタのアップグレード」が更新されました。
リリース11.1.1.7.0のリビジョン14では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1-1「動作保証されているコンポーネント」の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。
リリース11.1.1.7.0のリビジョン13では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「注意」が、第4章「コネクタの機能拡張」の冒頭に追加されました。
リリース11.1.1.7.0のリビジョン12では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
第2.1.2.4項「クライアント・アプリケーションに対するスコープの追加」のスクリーンショットが変更されました。
このガイドのリビジョン11では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
第1.2項「動作保証されている言語」が更新されました。
「Google Appsサード・パーティ・ライブラリのダウンロード」の項は、第2.1.1.2項「Google Appsサード・パーティ・ライブラリのダウンロードおよびコピー」に名前が変更されました。また、この項は更新されました。
第2.1.2.5項「コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成」が変更されました。
「Google Appsビジネス・ドメイン用の管理APIの有効化」の項は、第2.1.2.6項「Enabling Administrative API for Google Apps Business Domain」に置き換えられました。
次の項が追加されました。
第2.1.2.1項「クライアント・アプリケーションの登録」
第2.1.2.2項「APIサービスのアクティブ化」
第2.1.2.3項「サービス・アカウントの作成」
第2.1.2.4項「クライアント・アプリケーションに対するスコープの追加」
第2.1.2.6項「Google Appsビジネス・ドメイン用の管理APIの有効化」
第5.1.1項「Google Appsターゲット・ユーザーの削除リコンシリエーション・スケジュール済ジョブを実行すると、セカンダリITリソースによってプロビジョニングされるすべてのアカウントが失効する」は、問題が解決されたため削除されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン10では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
制限付きリコンシリエーションに関する情報が、第3.2.2項「制限付きリコンシリエーション」で変更されています。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン9では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
第2.2.1項「Oracle Identity Managerへのコネクタのインストール」で、11.1.1.5.0のすべてのインスタンスはRELEASE NUMBERで置き換えられました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン8では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1-1「動作保証されているコンポーネント」の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。
「既知の問題およびトラブルシューティング」の章の名前が、「既知の問題、回避策およびトラブルシューティング」に変更されました。また、第5章「既知の問題、回避策およびトラブルシューティング」が再構成されました。
リリース11.1.1.6.0のリビジョン7では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
表1-1「動作保証されているコンポーネント」の"Oracle Identity Manager"行が変更されました。
表2-1「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」の「データセット・ディレクトリにあるファイル」および「xml/GoogleApps-Datasets.xml」の行に注意が追加されました。
次の項が追加されました。
Oracle Identity Managerリリース11.1.2.xに固有の手順が、次の項に追加されました。
不具合12627688で追跡されている問題が、第5.1項「既知の問題および回避策」に追加されました。
リリース11.1.1.5.0のリビジョン3では、次のようなドキュメント固有の更新が行われました。
第3.2.2項「制限付きのリコンシリエーション」で、フィルタ・パラメータの構文が変更されました。
第2.1.1.1項「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」で、configuration/GoogleApps-ConnectorConfig.xmlファイルの名前がconfiguration/GoogleApps-CI.xmlに変更されました。
リリース11.1.1.5.0のリビジョン4では、次のようなドキュメント固有の更新が行われました。
第2.2項「インストール」に、コネクタ・コード(バンドル)を実行する場所(Oracle Identity Managerでローカルに、またはコネクタ・サーバーでリモートで)に依存するコネクタ・インストール・シナリオが含められました。
次のドキュメント固有の更新は、リリース11.1.1.5.0の改訂"5"で行われました。
コネクタ・サーバーにリモートからコネクタ・バンドルをデプロイするための第2.3.7項「コネクタ・サーバーのためのITリソースの作成」がコネクタ・ガイドに追加されました。
次のドキュメント固有の更新は、リリース11.1.1.5.0の改訂"6"で行われました。
第2.3.5項「ロギングの有効化」で、ロガー名が変更されました。