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Oracle® Identity Manager SAP User Managementコネクタ・ガイド
11.1.1
E59374-11
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Oracle Identity Manager SAP User Managementコネクタの更新情報

この章では、リリース11.1.1.7.0のSAP User Managementコネクタ用のソフトウェアおよびドキュメントに関する更新の概要を示します。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の項では、ソフトウェアの更新について説明します。

リリース11.1.1.7.0のソフトウェアの更新

このリリースのコネクタでは、ソフトウェアの更新はありません。

リリース11.1.1.6.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.6.0で解決された問題を次に示します。

バグ番号 問題 解決

17388531

アカウントおよびロールのプロビジョニングがコネクタ・サーバーを構成せずに正常に動作しますが、コネクタ・サーバーを構成するとロールのプロビジョニングに失敗します。

この問題は解決されました。

17575026

リコンシリエーション操作中に子データ・リコンシリエーションに失敗します。

この問題は解決されました。

17581363

プロセス・フォームのSAP User Managementの一意のIDの更新に失敗します。

この問題は解決されました。

17642440

リコンシリエーション操作中で同じ日の異なる時間に作成されたいくつかのユーザーが見つかりません。

この問題は解決されました。

17911657

非CUAモードで、SAPロール・リコンシリエーションがコンポジット・ロールを省略しています。

この問題は解決されました。

17288932

SAP GRC 5.3のSSLサポート

この問題は解決されました。

18461406

CUAモードが有効でロール参照リコンシリエーションが実行される場合、ロールがフランス語のラベルではなく英語のラベルでリコンサイルされます。

この問題は解決されました。

19078269

ロード・バランス・シナリオでSAPに接続できません。ただし、具象SAPへの接続に成功します。

この問題は解決されました。

16506322

コネクタが他のネイティブ言語用に構成されている場合でも、タスクのレスポンスは英語のみで表示されます。

この問題は解決されました。

18815353

「表示」および「ヘルプ」ラベルの説明が適切に表示されません。

この問題は解決されました。

17748964

AC: SAP User Managementの一意のIDがプロセス・フォームで更新されません。

この問題は解決されました。

17668632

フィールド・ラベル・マッピングの問題のため、SoDCheckResultの更新に失敗します。

この問題は解決されました。

17401315

SAP User Managementのユーザー・リコンシリエーション中に、2つのリソース・オブジェクトがOracle Identity Managerの同じアカウントに作成されます。

この問題は解決されました。

19620263

Oracle Identity Managerのロールの削除操作を実行すると、コンポジット・ロールに関連付けられた単純なロールが削除されません。

この問題は解決されました。

18342752

CUAのユーザーが無効でOracle Identity Managerで再有効化する場合、ユーザーが引き続きSAPで無効と表示されます。

この問題は解決されました。

19551686

SAP User Managementリコンシリエーションが3回のリコンシリエーション操作ごとに一度のみ変更されたユーザーを検出します。

この問題は解決されました。

リリース11.1.1.5.0のソフトウェアの更新

これは、Identity Connector Framework (ICF)に基づくSAP User Management用の最初のOracle Identity Manager Connectorリリースです。リリース11.1.1.5.0でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

SAP BusinessObjects Access Controlバージョン10のサポート

このリリース以降、コネクタでは次の新規コンポーネントがサポートされています。

  • Risk Analysis and Remediation (別名Analyze and Manage Access Risk (AMAR))

  • Compliant User Provisioning (別名Provision and Manage Users (PMU))

このガイドでは、SAP BusinessObjects AC Access Risk AnalysisはRisk Analysis and Remediation、SAP BusinessObjects AC Access Request ManagementはCompliant User Provisioningを示します。

ICFベース・コネクタ

Identity Connector Framework (ICF)は、Oracle Identity ManagerおよびOracle Wavesetのすべてのコネクタで必要とされるプロビジョニングやリコンシリエーションなどの基本機能を提供するコンポーネントです。

Oracle Identity Manager SAP User Managementコネクタは、ICFベースのコネクタです。ICFではクラスパス分離が使用されているため、SAP User Managementコネクタはコネクタのレガシー・バージョンと共存させることができます。

ICFの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズのIdentity Connector Frameworkの理解を参照してください。

コネクタ・サーバーのサポート

コネクタ・サーバーはICFによって提供されるコンポーネントです。コネクタ・アーキテクチャでは、1つ以上のコネクタ・サーバーを使用することで、アプリケーションと外部にデプロイされたバンドルとの通信が可能になります。つまり、コネクタ・サーバーを使用すると、Oracle Identity Managerコネクタのリモート実行が可能になります。

詳細は、次の項を参照してください。

接続プーリングのサポート

接続プールは、ターゲットへの物理的な接続を表すオブジェクトのキャッシュです。Oracle Identity Managerコネクタは、これらの接続を使用してターゲット・システムと通信できます。実行時に、アプリケーションはプールに接続をリクエストします。接続が使用可能であれば、コネクタがその接続を使用してからプールに戻します。プールに戻された接続は、コネクタが別の操作のために再びリクエストして使用することができます。接続プールは、接続の再利用を可能にし、ネットワーク待機時間、メモリー割当ておよび認証といった接続作成のオーバーヘッドを減らすことに役立っています。

ITリソースごとに1つの接続プールが作成されます。たとえば、ターゲット・システムの3つのインストールに3つのITリソースがある場合は、ターゲット・システム・インストールごとに1つずつ、3つの接続プールが作成されます。

詳細は、「接続プーリング用の参照定義の設定」を参照してください。

変換および検証のサポート

プロセス・フォーム・フィールドのデータやその他のオブジェクトなど、リコンシリエーション中にOracle Identity Managerに取り込まれるデータの変換を構成できます。さらに、リコンシリエーションおよびプロビジョニング中にOracle Identity Managerから取り込まれたり送信されるデータの検証も構成できます。

詳細は、次の項を参照してください。

リソース除外リストのサポート

このリリース以降、リコンシリエーションおよびプロビジョニング操作から除外する必要のあるアカウントのリストを指定できます。除外リストで指定したユーザーIDを持つアカウントは、リコンシリエーションおよびプロビジョニング操作による影響を受けません。

詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのセルフ・サービス・タスクの実行リソース除外のための検証Groovyスクリプトに関する項を参照してください。

ドキュメント固有の更新

次の項では、ドキュメント固有の更新について説明します。

リリース11.1.1.7.0でのドキュメント固有の更新

このガイドのリビジョン20では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「ターゲット・システム」および「SAP Governance, Risk and Compliance Access Control (GRC AC)」の各行が更新されました。

このガイドのリビジョン19では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン18では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「ターゲット・システム」および「SAP Governance, Risk and Compliance Access Control (GRC AC)」の各行が更新されました。

このガイドのリビジョン17では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン16では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン15では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン14では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

  • 表1-1の「Oracle Identity Manager」行が「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」に変更され、またOracle Identity Governance 12c (12.2.1.3.0)の動作保証について更新されました。

このガイドのリビジョン13では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン12では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。

このガイドのリビジョン10では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

  • 表1-1の「JDK」行と「SAP Governance, Risk and Compliance Access Control (GRC AC)」行が更新されました。

  • SAP BusinessObjects Access Control 5.3に関する情報は、ガイド全体で削除されました。

  • SAP BusinessObjects Access Control 10のアーティファクトに関する情報が、ガイド全体で追加されました。

  • 「既知の問題とよくある質問」が変更され、問題ではなくなったすべての不具合が削除されました。

  • 「コネクタ操作時に使用される標準BAPI」が追加されました。

リリース11.1.1.6.0でのドキュメント固有の更新

リリース11.1.1.6.0のリビジョン8では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

  • 表1-1の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。

  • Oracle Identity Manager 11gリリース2 PS3 (11.1.2.3.0)に固有の情報が「使用上の推奨事項」に追加されました。

リリース11.1.1.6.0のリビジョン7では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

リリース11.1.1.6.0のリビジョン6では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

リリース11.1.1.5.0でのドキュメント固有の更新

  • リリース11.1.1.5.0のリビジョン5では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

    「新たに作成したアカウントのパスワード変更の構成」が変更されました。

  • リリース11.1.1.5.0のリビジョン4では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

    が変更されました。

  • リリース11.1.1.5.0のリビジョン3では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

    表1-1の「ターゲット・システム」行および「GRC AC」行が更新されました。

  • リリース11.1.1.5.0のリビジョン2では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。