A Generic SCIMコネクタのファイルおよびディレクトリ

この付録では、Generic SCIMコネクタに対応するファイルおよびディレクトリを説明した表を示します。

表A-1に、インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリを示します。

表A-1 コネクタ・インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリ

インストール・メディア・ディレクトリのファイル	説明
/bundle/org.identityconnectors.genericscim-1.0.1115.jar	このJARファイルはICFコネクタ・バンドルです。
configuration/GenericSCIM-CI.xml	このXMLファイルには構成情報が含まれます。コネクタ・インストーラは、このXMLファイルを使用してコネクタ・コンポーネントを作成します。
javadoc	このディレクトリには、コネクタで使用されるJava APIに関する情報が含まれます。
metadata-generator/bin/GenericSCIMGenerator.cmd metadata-generator/bin/GenericSCIMGenerator.sh	このファイルには、メタデータ・ジェネレータを実行するためのコマンドが含まれます。 .cmdファイルは、メタデータ・ジェネレータのMicrosoft Windowsバージョンです。同様に、.shファイルは、メタデータ・ジェネレータのUNIXバージョンです。
metadata-generator/bin/classpath.cmd metadata-generator/bin/classpath-append.cmd	これらのファイルには、Microsoft Windowsのクラスパスに(libディレクトリに存在する) JARファイルを追加するコマンドが含まれます。
metadata-generator/bin/logging.properties	このファイルには、メタデータ生成ユーティリティのデフォルトのロギング構成が含まれます。
metadata-generator/lib/connector-framework-internal.jar	このJARファイルには、ICFを実装するクラス・ファイルが含まれます。
metadata-generator/lib/connector-framework.jar	このJARファイルには、ICF Application Program Interface (API)を定義するクラス・ファイルが含まれます。このAPIは、Oracle Identity Managerとこのコネクタ間の通信に使用されます。
metadata-generator/lib/genericSCIM-oim-integration.jar	このJARファイルには、メタデータ・ジェネレータ・ユーティリティのクラス・ファイルが含まれます。
metadata-generator/lib/groovy-all.jar	このJARファイルには、メタデータ・ジェネレータの実行に必要なgroovyライブラリが含まれます。
metadata-generator/lib/org.identityconnectors.genericscim-1.0.11150.jar	このJARファイルはICFコネクタ・バンドルです。このファイルは、メタデータの生成中に使用されます。
metadata-generator/resources/GenericSCIMConfiguration.groovy	このファイルには、コネクタを実行するモード(信頼できるソースまたはターゲット・リソース)を構成するために使用される、ターゲット・システム・スキーマの基本情報を格納するプロパティが含まれます。また、これには、コネクタがターゲット・システムに接続するための方法に関する情報も格納されます。

表A-2に、生成されたコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリを示します。

表A-2 生成されたコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリ

コネクタ・パッケージのファイル	説明
configuration/IT_RES_DEF-CI.xml	このXMLファイルには、コネクタ・インストール・プロセス時にコネクタ・インストーラによって使用される構成情報が含まれます。
resources/genericscim-generator.properties	このプロパティ・ファイルには、ロケール固有のプロパティが含まれます。このファイルをテンプレートとして使用し、ロケール関連のプロパティを追加または更新できます。
xml/IT_RES_DEF-ConnectorConfig.xmlファイル	このXMLファイルには、ITリソース、参照定義、スケジュール済タスク、プロセス・フォーム、リソース・オブジェクトなどのコネクタ・コンポーネントの定義が含まれます。 このファイルは、コネクタ構成ファイルとも呼ばれます。