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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61436-07
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11 XQueryトランスフォーメーション

この章では、Oracle Service Bus管理コンソールを使用したXQueryトランスフォーメーション・リソースの作成、検索、編集および削除の方法について説明します。

XQueryトランスフォーメーション・マップは、XMLからXML、XMLから非XML、および非XMLからXMLのマッピングを記述できます。

11.1 XQueryトランスフォーメーションの検索

XQueryトランスフォーメーションを検索するには:

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • 「プロジェクト・エクスプローラ」を選択して、「プロジェクト・ビュー」ページまたはプロジェクト/フォルダ・ビュー・ページを表示します。次に、プロジェクトおよびフォルダに移動して、XQueryを検索します。

    • 「リソース・ブラウザ」「XQuery」を選択します。「XQueryのサマリー」ページに、表11-1に示す情報が表示されます。

  2. リストの項目数を制限するために、名前またはパス、あるいはその両方でフィルタできます。「検索」にある「名前」フィールドと「パス」フィールドに、検索対象の名前、パスまたはその両方を入力し、「検索」ボタンをクリックします。

    パスは、プロジェクト名、およびXQueryトランスフォーメーションが格納されるフォルダの名前になります。

    ワイルド・カード文字の*および?を使用できます。検索では大文字小文字は区別されます。

    「すべて表示」をクリックすると、ドメイン内のすべてのXQueryが表示されます。これにより、前回の検索で使用された検索パラメータがクリアされます。

表11-1 XQueryトランスフォーメーションの詳細

プロパティ 説明

XQuery名

XQueryトランスフォーメーションに割り当てられた名前。名前をクリックしすると、XQueryトランスフォーメーションの詳細の表示ページが表示されます。

11.3項「XQueryトランスフォーメーションの編集」を参照してください。

パス

プロジェクト名、およびXQueryが格納されるフォルダの名前、たとえば、MyProject/MyFolder/MyResourceなどです。

XQueryのパスをクリックすると、XQueryを含む4.3項「プロジェクト/フォルダ・ビュー・ページ」が表示されます。

アクション

「テスト・コンソールの起動」アイコンをクリックして、サービスやトランスフォーメーションの設計の検証とテストに使用するテスト・コンソールを起動します。XQueryトランスフォーメーションの場合、セッション内でもセッション外でもテスト・コンソールを使用できます。詳細は、4.2項「「プロジェクト・ビュー」ページ」を参照してください。

オプション

セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

「削除」アイコンをクリックするとXQueryが削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコンが表示されます。確認のための警告は表示されますが、リソースを削除することはできます。この場合、削除されたリソースへの未解決の参照が原因で、競合が発生する可能性があります。詳細は、11.4項「XQueryトランスフォーメーションの削除」を参照してください。


11.2 XQueryトランスフォーメーションの追加

XQueryトランスフォーメーションを追加するには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「プロジェクト・エクスプローラ」を選択して、4.2項「「プロジェクト・ビュー」ページ」または4.3項「プロジェクト/フォルダ・ビュー・ページ」を表示します。

  3. XQueryトランスフォーメーションを追加するプロジェクトまたはフォルダに移動します。

  4. 「リソースの作成」リストから、「XQuery」を選択します。「新しいXQueryの作成」ページが表示されます。

  5. 「リソース名」フィールドにこのXQueryトランスフォーメーションの一意の名前を入力します。

    名前付けのガイダンスについては、2.3項「リソースの名前付けに関する制限事項」を参照してください。

  6. 「リソースの説明」フィールドにXQueryトランスフォーメーションの説明を入力します。

  7. 「XQuery」フィールドで、次のいずれかを実行します。

    • 新しいXQueryトランスフォーメーション用のテキストを入力します。

    • 「参照」をクリックして既存のXQueryトランスフォーメーションを検索し、インポートします。

    • 既存のXQueryトランスフォーメーションのテキストをこのフィールドにコピーして貼り付けます。

  8. 「保存」をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。

  9. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」を選択します。

11.3 XQueryトランスフォーメーションの編集

XQueryトランスフォーメーションを編集するには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 11.1項「XQueryトランスフォーメーションの検索」の説明に従って、XQueryトランスフォーメーションを検索します。

  3. XQueryトランスフォーメーション名をクリックします。XQueryトランスフォーメーションの詳細の表示ページに、表11-2に示す情報が表示されます。

    表11-2 XQueryトランスフォーメーション・リソースの詳細

    プロパティ 説明

    最終更新者

    このXQueryトランスフォーメーションを作成したか、構成にインポートしたユーザー。

    最終更新日

    ユーザーがこのXQueryトランスフォーメーションを作成したか、構成にインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。4.23項「変更履歴の表示ページ」を参照してください。

    参照

    このXQueryトランスフォーメーションが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示されます。詳細は、4.22項「リソースへの参照の表示」を参照してください。

    参照元

    このXQueryトランスフォーメーションを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示されます。たとえば、このXQueryトランスフォーメーションを特定のプロキシ・サービスのメッセージ・フロー内の変数に割り当てた場合、リンクをクリックすると、そのプロキシ・サービスが参照としてリストに表示されます。詳細は、4.22項「リソースへの参照の表示」を参照してください。

    説明

    このXQueryトランスフォーメーションの説明(説明が存在する場合)。

    XQuery

    XQueryトランスフォーメーションのフル・テキスト。

    XQuery変数

    このXQueryトランスフォーメーションに対し選択されているXQuery変数。


  4. フィールドを変更するには、「編集」をクリックします。各フィールドの説明については、11.2項「XQueryトランスフォーメーションの追加」を参照してください。

    「リソース名」フィールドは変更できません。

  5. 「保存」をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

11.4 XQueryトランスフォーメーションの削除

XQueryトランスフォーメーションを削除するには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「リソース・ブラウザ」「XQuery」を選択します。「XQueryのサマリー」ページが表示されます。

  3. 削除するXQueryトランスフォーメーションの行の「削除」アイコンをクリックします。XQueryトランスフォーメーションは現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコンが表示されます。確認のための警告は表示されますが、リソースを削除することはできます。この場合、削除されたリソースへの未解決の参照が原因で、競合が発生する可能性があります。

  4. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。