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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Data Synchronization Server管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.7.0)
B69393-02
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用語集

参加者の解決

会議が存在するシステム内のカレンダ会議に関連付けられている、特定の参加者に関する情報を確認するプロセス。ユーザーの識別子はシステム全体で同じであることが保証されていないため、この解決は必須です。

BPEL

Business Process Execution Language。別々のWebサービスのセットからエンドツーエンドのプロセス・フローを作成するためのXMLベースのマークアップ言語。

コネクタ

PIMサーバーとの間でデータを送信したり取得するBDSSアーキテクチャ内のコンポーネント。

コネクタ名

PIMサーバー・インスタンスの特定のセットにサービスを提供するコネクタ用の一連の構成の名前。

コネクタ・インスタンス

コネクタの特定のインストールの表現。このインスタンスは、単一のコネクタの場合、またはロード・バランシングされた同じURI(Universal Resource Identifier)からアクセスされるコネクタのグループを表す場合があります。

コネクタ・ユーザー

PIMサーバーの実際のユーザーの表現。

ディスパッチャ

ユーザーのバッチをエンジンに送信するハブ・コンポーネント。

ドメイン

カレンダ、ビジネス連絡先、個人の連絡先、タスクなどのレコードのクラス。

エコー

PIMサーバーのレコードから抽出されたレコード。このサーバーの最後の更新は、(エンド・ユーザーによる変更ではなく)前の同期化セッション以降にBDSSによって開始された変更によって実行されています。

エンジン

ハブ・コンポーネントの1つで、ディスパッチャから受信したユーザー・リストとコネクタがPIMサーバーから抽出したレコードを同期化します。

フェデレーテッドPIM

このドキュメントでのフェデレーテッドPIMは、レコードの単一のコピーを格納し、1つ以上のユーザー可視性とレコードへのアクセスを提供するPIMです。たとえば、Siebelは、複数のユーザーが単一の連絡先、タスクまたはカレンダのレコードを共有できるため、フェデレーテッドPIMと考えることができます。カレンダ会議(MeetingA)をSiebelのユーザーAが編成し、SiebelのユーザーBが参加者の場合、ユーザーAとユーザーBの両ユーザーは、カレンダ・レコードの単一のインスタンスを表示およびアクセスできます。「非フェデレーテッドPIM」も参照してください。

ハブ

システムのデータの同期化を統合します。これには、エンジンおよびディスパッチャが含まれます。

ハブ・ドメイン

ドメインの抽象的な表現。各PIMコネクタには、ハブ・ドメインの中心的なセットにマップされる一連のコネクタ・ドメインがあります。

ハブ・レコード

各ハブ・レコードは、ユーザーのPIMレコード間のマッピングを表しています。

ハブ・ユーザー

他のサーバー・ユーザーへのPIMサーバー・ユーザーのマッピング。ハブ・ユーザーは実際のユーザーを表さず、PIMサーバー・ユーザーのコレクションを表すキー値です。PIMサーバーでは、1ハブ・ユーザーに関連付けることができるのは1ユーザーのみという1対1の関係がありますが、コレクションには、任意の数のPIMサーバーまたはPIMユーザーをマップできます。「ハブ・ユーザーID」も参照してください。

ハブ・ユーザーID

ハブ・ユーザーを一意に識別するハブで使用される識別子。ハブ・ユーザーIDは、PIMユーザーIDにマップされます。

マスター・レコード

レコードの繰返しパターンが記述されたプロパティを含むカレンダ・レコード。

自然なマップ

セマンティクは同じだが名前が異なるICALフィールドとPIMフィールドの概念的なマッピングを示します。ICalendar (ICAL) RFC 2445には、かなり完成された包括的なフィールドのセットが定義されています。各PIMにはカレンダ・レコード用に定義されたフィールドのセットもあるため、そのフィールドには、ICALに対応する同じ名前を指定できない場合があります。たとえば、ICAL LOCATIONフィールドはLocationと呼ばれる索引のないExchangeフィールドにマップされますが、ICAL DTSTARTフィールドは、Microsoft ExchangeカレンダのStartDateフィールドにマップされます。

非フェデレーテッドPIM

このドキュメントでの非フェデレーテッドPIMは、関連レコードの個々のコピーを格納するPIMです。たとえば、Microsoft Exchangeは、各ユーザーが連絡先、タスクおよびカレンダのレコードの独自のコピーを保持するため、非フェデレーテッドPIMです。カレンダ会議(Meeting A)をExchangeユーザーAが編成し、ExchangeユーザーBが参加者の場合、ユーザーAとユーザーBの両ユーザーは、個々ではあるうけれど関連するカレンダ・レコードのコピーを取得します。Exchangeは、2つのコピーに同じ会議識別子(ICalendarの用語ではUID)を指定してそれらのコピーを関連付けます。「フェデレーテッドPIM」も参照してください。

発生

1つの発生は、繰返しシリーズの単一インスタンスです。

PIMサーバー・エンドポイント

特定のユーザーの同期化をコネクタの特定のクラスタにルーティングするために構成メタデータとともに使用するコネクタ定義の値。

PIMユーザーID

コネクタと通信するPIMサーバー上のPIMユーザーを一意に識別するためにコネクタが使用する識別子。PIMユーザーIDは、コネクタで必要な任意の値にできますが、通常は、SBROWNなどのユーザー・アカウント名またはsharon.brown@example.comなどのSMTP電子メール・アドレスです。

繰返し例外

繰返しシリーズ全体ではなく、該当する発生のみに適用する変更が実行されたカレンダの発生。

反映同期化

開発シナリオで使用される反映同期化は、BDSSシステムで2つのコネクタ・エントリを保持するように単一のPIMサーバーを構成するシナリオを指します。これによって、PIMサーバーの1つのアカウントからそのサーバーの別のアカウントにデータを同期化できます。

スケジューラ

設定された時間間隔でディスパッチャをトリガーする外部コンポーネント。

同期化セッション

ハブによって、1つ以上のハブ・ドメインのハブ・ユーザーのデータを1つ以上のPIMストア間で同期化するセッション。

同期状態

PIMサーバーから正常にエクスポートされたユーザーのドメイン・レコードを追跡するために、エンジンが使用するコネクタ提供のデータ。

アップサート・レコード

PIMサーバーから抽出された、またはPIMサーバーにプッシュされたハブ・レコード。