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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Edition XMLスキーマ・リファレンス
11gリリース1(11.1.1)
B66708-03
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用語集

この用語集に、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionの用語を定義します。その他の用語と定義については、Oracle Fusion Middlewareマスター用語集を参照してください。

アクション

関連コンテンツへ移動したり、外部システムで操作、関数またはプロセスを起動する機能を提供します。アクションは、分析、ダッシュボード・ページ、エージェント、スコアカードの目標、スコアカードのイニシアティブおよびKPIに含めることができます。

「アクション・リンク」も参照してください。

アクション・フレームワーク

アクション・フレームワークは、Oracle BI EEアーキテクチャのコンポーネントで、アクション実行サービス(AES)と呼ばれるJ2EEアプリケーションと、Oracle BI EEの一部としてデプロイされる、アクションに固有のJavaScript機能を含んでいます。アクション・フレームワークには、アクションの作成や特定のアクション・タイプをブラウザから直接起動するクライアント側の機能も含まれています。

アクション・リンク

分析、ダッシュボード・ページ、スコアカードの目標、スコアカードのイニシアティブまたはKPIに埋め込まれたアクションへのリンクで、クリックすると、関連付けられているアクションが実行されます。

「アクション」も参照してください。

ADFビジネス・インテリジェンス・コンポーネント

Oracle BIプレゼンテーション・カタログのオブジェクトをADFアプリケーションに含める機能を開発者に提供します。このコンポーネントでは、カタログへのアクセスにSOAP接続が使用されます。

管理サーバー

WebLogic Serverドメインの一部で、Oracle Business Intelligenceコンポーネントを管理するプロセスを実行します。管理サーバーには、Oracle WebLogic Server管理コンソール、Oracle Fusion Middleware ControlおよびJMX MBeanが含まれます。簡易インストール・タイプの場合、管理サーバーにはOracle BI PublisherやOracle Real-Time Decisionなど、Oracle Business IntelligenceのJavaコンポーネントも含まれます。

「Fusion Middleware Control」「Javaコンポーネント」および「管理対象サーバー」も参照。

管理ツール

「Oracle BI管理ツール」を参照してください。

エージェント

ビジネス・プロセスの自動化を可能にします。エージェントを使用して、イベント駆動型アラート、スケジュールされたコンテンツの公開および条件付きイベント駆動型アクションの実行を行えます。

エージェントは、情報ベースで問題と機会を動的に検出し、通知する必要がある適切なユーザーを判断し、そのユーザーに様々なデバイス(電子メール、電話など)で情報を配信します。

集計の永続性

集計表とこれに対応するOracle Business Intelligenceメタデータ・マッピングの作成とロードを自動化し、集計ナビゲーションを可能にする機能。

集計表

ディメンション属性のセットに対して集計される、あらかじめ計算されたメジャーからの結果を格納する表。集計表の各列には、特定のレベルのセットのデータが含まれます。たとえば、月間売上表には、各月の各店舗での各製品の収益の合計があらかじめ計算されて含まれます。集計表を使用すると、パフォーマンスが向上します。

集計ルール

Oracle BIリポジトリで論理列または物理キューブ列に適用されるルールで、SUMなどの特定の集計関数を列データに適用するよう指定します。

プレゼンテーション・サービスで、ユーザーは、リポジトリで適用されたルールを表示できます。ユーザーは、メジャー列に対するデフォルトの集計ルールを変更することもできます。

別名表

別の物理表をソースとして参照する物理表。別名表は、1つの物理表に様々な役割を持たせる必要がある場合に、各表で異なるキー、名前または結合が使用された複数の表を設定する際に使用できます。別名表の名前は物理SQL問合せで使用されるため、別名表を使用して意味のある表名にし、SQL文を読みやすくするために使用することもできます。

分析

ユーザーがプレゼンテーション・サービスの「基準」タブで作成する問合せ。分析には、オプションでフィルタまたは選択ステップを1つ以上含め、結果を限定することができます。

「フィルタ」および「選択ステップ」も参照してください。

分析基準

分析に指定された列、フィルタおよび選択ステップで構成されます。

「分析」も参照してください。

分析プロンプト

分析に追加されたプロンプト。ユーザーがプロンプト値を選択すると、プロンプトが含まれている分析の表示内容がその値によって決まります。

「ダッシュボード・プロンプト」および「プロンプト」を参照してください。

属性

Oracle BIリポジトリでのディメンションの詳細。属性は、通常、ディメンション表の列として表示されます。

属性列

プレゼンテーション・サービスで、メンバーとも呼ばれる値のフラット・リストを保持する列。これらのメンバー間に、階層列のメンバーのような階層関係はありません。製品IDや市などがこの例です。

「階層列」を参照してください。

BIコンポーザ

BIコンポーザは、分析を迅速かつ容易に作成、編集または表示するためのウィザードで、分析エディタのような複雑さがなく、簡単に使用できます。

BIドメイン

構成可能なシステム・コンポーネント(コアアプリケーション)とJavaコンポーネント(WebLogic Serverドメイン)が含まれ、Webベースの管理ツールとリソースを利用するアプリケーションも含まれます。

BIドメインは、1つ以上の物理サーバーにまたがるミドルウェア・ホームのセットの場合もあります。

「BIインスタンス」も参照してください。

BIインスタンス

BIドメインのシステム・コンポーネント(コアアプリケーション)のことです。

「BIドメイン」も参照してください。

BIオブジェクト

プレゼンテーション・サービスを使用して作成され、Oracle BIプレゼンテーション・カタログに保存される各ビジネス・インテリジェンス・コンテンツ。BIオブジェクトの例には、分析、ダッシュボード・ページ、スコアカード、KPIなどがあります。

BI検索

プレゼンテーション・サービス外にある検索ツール。管理者によってBI検索のURLへのリンクが追加されていると、ホーム・ページからBI検索を使用できます。BI検索には、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内のオブジェクトを検索するための全文検索エンジンに似たメカニズムが用意されています。

ブックマーク・リンク

ダッシュボード・ページへのパスとページの状態のあらゆる側面を取り込みます。

「プロンプト・リンク」を参照してください。

ブリッジ表

2つの表の間の多対多関係を解決する表。

ブリーフィング・ブック

「Oracle BIブリーフィング・ブック」を参照してください。

ビジネス・モデル

ビジネス・モデル定義と、論理表と物理表のマッピングが含まれているOracle BIリポジトリ内のオブジェクト。ビジネス・モデルは、物理レイヤーのオブジェクトと異なり、常にディメンション化され、データ・ソースの編成が反映されます。各ビジネス・モデルには、論理表、列および結合が含まれます。

ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー

データのビジネス・モデルまたは論理モデルを定義し、ビジネス・モデルと物理レイヤー・スキーマとの間のマッピングを指定するOracle BIリポジトリのレイヤー。このレイヤーには、1つ以上のビジネス・モデルが含まれます。

ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーによって、ユーザーから見える分析動作が決まり、ユーザーが使用できるオブジェクトのスーパーセットが定義されます。ソース・データ・モデルの複雑さも隠します。

ビジネス所有者

ビジネスの値とKPIまたはスコアカード・オブジェクト(目標、原因と結果マップなど)のパフォーマンスの管理と向上の責任を負うユーザー。

カタログ

「Oracle BIプレゼンテーション・カタログ」を参照してください。

原因/結果マップ

オブジェクトまたはKPIの因果関係を示すスコアカードのコンポーネント。

「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

時系列キー

ディメンション・レベル内のメンバーの時系列を示す時間ディメンションンの列。キーは、そのレベルで一意である必要があります。

クラスタ・コントローラ

プレゼンテーション・サービスや他のクライアントからの新規リクエストの最初の接点となるプロセス。クラスタ・コントローラは、Oracle BIサーバーの可用性と負荷に基づいて、リクエストの振分け先のクラスタ内のOracle BIサーバーを決定します。Oracle BIスケジューラ・インスタンスなどのクラスタ内のサーバーの処理をモニターします。クラスタ・コントローラは、アクティブ/パッシブ構成にデプロイされます。

Oracle BIリポジトリでは、列は、物理列、論理列またはプレゼンテーション列です。

プレゼンテーション・サービスでは、分析によって返される個々のデータを表します。列とフィルタや選択ステップとの組合せによって、分析に含まれるデータが決まります。列には、列に含まれる情報のタイプを示す名前(アカウント、連絡先など)も付けられています。

「分析」「属性列」「階層列」および「メジャー列」も参照してください。

列フィルタ

「フィルタ」を参照してください。

列プロンプト

ダッシュボードまたは分析に独立して存在する、あるいは既存のダッシュボードや分析フィルタを拡張したり、改良する特定の値プロンプトをデータ列に作成できるようにするフィルタのタイプ。

「プロンプト」も参照してください。

複合結合

等号以外の式を使用する、Oracle BIリポジトリの物理レイヤーでの結合。

条件

分析またはキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)の評価に基づいて1つのブール値を返すオブジェクト。条件を使用して、エージェントがコンテンツを配信してアクションを実行するかどうか、アクション・リンクをダッシュボード・ページに表示するかどうか、セクションとそのコンテンツをダッシュボード・ページに表示するかどうかが決まります。

「アクション」「アクション・リンク」「エージェント」および「キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」も参照してください。

接続プール

データ・ソースの接続情報を含む、Oracle BIリポジトリの物理レイヤーのオブジェクト。

「物理レイヤー」も参照してください。

コンテンツ・デザイナ

分析、ダッシュボード、スコアカードなどのビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを作成するユーザー。

コンテキスト・イベント・アクション

アクション・フレームワークを使用して、ビジネス・インテリジェンス・オブジェクトからADFページの別のリージョンにコンテンツを渡す事前配信済アクション。

「アクション」「アクション・フレームワーク」および「アクション・リンク」も参照してください。

基準

「分析基準」を参照してください。

キューブ

リレーショナル・データベースよりデータの分析時間が短く、柔軟性が高いOLAP(オンライン分析処理)データ構造。キューブはメジャーで構成され、ディメンションで編成されます。多次元データ・ソースのキューブは、リレーショナル・データベース・モデルのスター・スキーマにほぼ相当します。

通貨プロンプト

分析またはダッシュボードの通貨列に表示される通貨タイプをユーザーが変更できるようにするプロンプト。

「プロンプト」も参照してください。

カスタム・ビュー

ビジネスと戦略のデータのカスタマイズされたビューを表示できるようにするスコアカードのコンポーネント。

「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

ダッシュボード

企業や外部情報のパーソナライズされたビューを提供するオブジェクト。ダッシュボードは、1つ以上のページで構成されます。ページには、分析の結果、イメージ、エージェントからのアラートなどのWebブラウザでアクセスしたり開くことのできる任意のオブジェクトを表示できます。

ダッシュボード・プロンプト

ダッシュボードに追加されたプロンプト。ユーザーがプロンプト値を選択すると、ダッシュボードに含まれているすべての分析の表示内容がその値によって決まります。

「分析プロンプト」および「プロンプト」を参照してください。

ダッシュボードURL

外部ポータルまたはアプリケーションでの特定のダッシュボードのコンテンツの組込みや参照に使用されます。種々の形式と、動作の制御に使用されるオプションの引数があります。

データ・ソース名(DSN)

特定のデータベースに関する情報を含むデータ構造。通常、ODBCドライバによってデータベースへの接続に使用されます。DSNには、名前、ディレクトリ、データベースのドライバなどの情報が含まれます。

Oracle BIリポジトリの物理レイヤーの接続プール・オブジェクトには、各データ・ソースのDSN情報が含まれています。

データベース・ヒント

SQL文内にある、最も効率的に文を実行する方法をデータベース問合せオプティマイザに指定する指示。ヒントはオプティマイザの実行計画をオーバーライドするため、ヒントを使用してオプティマイザにより効率的な計画を使用させ、パフォーマンスを向上させることができます。ヒントは、Oracle Databaseデータ・ソースに対してのみサポートされます。

ディメンション

論理列(属性)の階層状の編成。1つ以上の論理ディメンション表が最大1つのディメンションに関連付けられます。

ディメンションには、1つ以上の(名前なし)階層が含まれます。論理ディメンションには、レベル・ベースの階層(構造階層)を持つディメンションと親子階層(値階層)を持つディメンションの2種類があります。

時間ディメンションと呼ばれる特定のタイプのレベル・ベースのディメンションは、時系列データをモデリングするための特別な機能を提供します。

「階層」も参照してください。

ディメンション表

特定のディメンションで使用される列を含む論理表。ディメンション表をファクト表にすることはできません。

「ファクト表」も参照してください。

駆動表

一方の表が非常に小さく(駆動表)、他方の表が非常に大きい場合にOracle BIサーバー・プロセスが複数データベース結合を処理する方法の最適化に使用されるメカニズム。

DSN

「データ・ソース名(DSN)」を参照してください。

イベント・ポーリング表

イベント・ポーリング表(イベント表とも呼ばれる)は、更新された物理表に関する情報をOracle BIサーバーに提供します。問合せキャッシュを最新に保つために使用されます。Oracle BIサーバー・キャッシュ・システムはイベント表を調べ、物理表の情報を行から抽出し、それらの物理表を参照する古いキャッシュ・エントリをパージします。

Essbase

Oracleから使用できる多次元データベース管理システムで、ビジネス・インテリジェンス・アプリケーションを構築するベースとなる多次元データベース・プラットフォームを提供します。Oracle Hyperion Essbaseとも呼ばれます。

ファクト表

メジャーを含み、ディメンション表と複雑な結合関係にある、Oracle BIリポジトリ内のビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの論理表。

「ディメンション表」も参照してください。

フィルタ

分析の実行時に表示される結果を限定する、属性列とメジャー列に適用される基準。メジャー列の場合、フィルタは問合せの集計前に適用され、問合せと結果の値に作用します。

「プロンプト」および「選択ステップ」も参照してください。

外部キー

別の表の主キー列を参照する、表の列または列のセット。

断片化の内容

指定されたレベルのデータのセット全体が論理表ソースに含まれていない場合の論理表ソース内の指定されたデータのセットの一部。断片化の内容は、「論理表ソース」ダイアログ・ボックスの「内容」タブの「断片化の内容」ボックスに入力された論理列によって定義されます。

Fusion Middleware Control

Fusion Middlewareコンポーネントのモニターと構成を行えるWebベースの管理ツール。

グローバル・ヘッダー

Oracle BIプレゼンテーション・サービスのユーザー・インタフェース・オブジェクトで、ユーザーが速やかにタスクを開始したり、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内の特定のオブジェクトを検出できるリンクやオプションが含まれます。グローバル・ヘッダーはプレゼンテーション・サービスのユーザー・インタフェースに常に表示されるため、ユーザーはリンクに簡単にアクセスでき、ホーム・ページやカタログ・ページに移動しなくてもカタログを検索できます。

Go URL

特定のビジネス・インテリジェンスの結果の外部ポータルやアプリケーションへの組込みに使用されます。Go URLは、結果をお気に入りに追加したり、ダッシュボードや外部Webサイトへのリクエストにリンクを追加する場合に使用されます。種々の形式と、動作の制御に使用されるオプションの引数があります。

階層列

名前付きレベルと親子関係の両方を使用して編成されたデータ値が含まれたプレゼンテーション・サービス内の列。この列は、ツリーのような構造を使用して表示されます。個々のメンバーは、下位メンバーが上位メンバーにまとめられて略示されます。たとえば、特定の日は特定の月に属し、特定の月は特定の年内にあります。時間や地域などがこの例です。

「属性列」も参照してください。

階層

1対多関係で相互に関連を持つ、Oracle BIリポジトリ内の論理ディメンションのレベルのシステム。すべての階層は共通のリーフ・レベルと共通のルート・レベルを持つ必要があります。

階層は、メタデータでは個別のオブジェクトとしてモデル化されていません。かわりに、ディメンション・オブジェクトに暗黙的に含まれています。

「ディメンション」「論理レベル」および「プレゼンテーション階層」も参照してください。

階層レベル

ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、プレゼンテーション・サービスの階層列内のオブジェクト。Oracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レベルに相当します。

「プレゼンテーション・レベル」も参照してください。

ホーム・ページ

プレゼンテーション・サービスの機能を開始する直観的で、タスク・ベースの方法を提供します。ホーム・ページはセクションに分かれており、各セクションでは、特定のタスクを素早く開始したり、オブジェクトを検索したり、テクニカル・ドキュメントにアクセスできます。

イメージ・プロンプト

特定の値がマップされた異なる領域のイメージを提供するプロンプト。ユーザーがイメージ領域をクリックすると、プロンプト値が選択され、分析またはダッシュボードに移入されます。

「プロンプト」も参照してください。

初期化ブロック

動的リポジトリ変数、システム・セッション変数およびシステム以外のセッション変数の初期化に使用されます。初期化ブロックには、そのブロックに関連付けられた変数の初期化やリフレッシュのために実行されるSQL文が含まれます。

イニシアティブ

スコアカードで使用されます。イニシアティブは、目標を達成するために必要な、時間に固有のタスクまたはプロジェクトです。したがって、目標をサポートするイニシアティブを、戦略ターゲットに対する進捗を示すマイルストンとして使用できます。

「目標」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

Javaコンポーネント

1つ以上のJava EEアプリケーション(およびリソースのセット)としてデプロイされ、ノード・マネージャによって管理されるFusion Middleware Controlコンポーネント。

「ノード・マネージャ」も参照してください。

キー・パフォーマンス・インディケータ(key performance indicator: KPI)

特定のビジネス・ゴールと戦略目標を定義し、追跡する測定法。KPIをまとめると、モニター、改善および評価を必要とする、より大きな組織の戦略につながることが多くあります。KPIは、通常時間とともに変わる測定可能な値で、スコアとパフォーマンス・ステータスを決定するためのターゲットを持ちます。詳細な分析を可能にするディメンションが含まれ、トレンド用およびパフォーマンス・パターンの特定のために経時的な比較を行えます。

「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

KPI監視リスト

KPIをエンド・ユーザーに配布する方法。監視リストはKPIを集めたもので、Oracle BIプレゼンテーション・カタログに格納されているKPIを追加して作成します。KPI監視リストを作成して保存すると、カタログ・オブジェクトとして格納され、ダッシュボードやスコアカードに追加できます。

キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)ウォッチリストおよびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。

レベル

「階層レベル」を参照してください。

論理表示フォルダ

Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーでのオブジェクトの編成に使用されるフォルダ。メタデータ上の意味はありません。

論理結合

論理表間の関係を表す結合。論理結合は、物理的な結合ではなく概念上の結合です。つまり、特定のキーまたは列を結合しません。1つの論理結合が、多数の物理結合に相当することがあります。

論理レイヤー

「ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー」を参照してください。

論理レベル

ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、Oracle BIリポジトリ内のレベル・ベースの階層のコンポーネント。

親子階層では、祖先と子孫の間にメタデータの論理レベル・オブジェクトとして表されない、暗黙的なメンバー間のレベルがあります。親子階層には論理レベル・オブジェクトも含まれますが、それらのレベルはシステムで生成されたもので、全メンバーの集計を可能にするためにのみ存在します。

「ディメンション」および「階層」を参照してください。

論理SQL

Oracle BIサーバーによって解釈されるSQL文。Oracle BIサーバーの論理SQLには、標準のSQLとAGOTODATEEVALUATEなどの特別な関数(拡張SQL)が含まれます。

ユーザーがリクエストを行うと、プレゼンテーション・サービスなどのクライアントは、論理SQLをOracle BIサーバーに送信します。また、論理SQLはビジネス・モデルとマッピング・レイヤーで使用され、異機種データベース・アクセスと移植を可能にします。Oracle BIサーバーは、論理SQLを、ソース・データベースで解釈可能な物理SQLに変換します。

論理表

Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの表オブジェクト。1つの論理表は、1つ以上の物理表にマップできます。論理表は、ファクト表またはディメンション表のいずれでもかまいません。

「ディメンション表」および「ファクト表」も参照してください。

論理表ソース

1つの論理表から1つ以上の物理表へのマッピングを定義するOracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーのオブジェクト。物理レイヤーとビジネス・モデルとマッピング・レイヤーとの間で発生する変換を指定したり、集計ナビゲーションと断片化を可能にするために物理から論理へのマッピングが使用されることもあります。

管理対象サーバー

個々のJ2EEアプリケーション・コンテナ(JMX MBeanコンテナ)。ローカル・ミドルウェア・ホーム内に含まれるJavaコンポーネントとシステム・コンポーネントに、個々のホストでローカル管理機能を提供し、構成とデプロイメントの全情報について管理サーバーを参照します。

「管理サーバー」「Fusion Middleware Control」も参照。

MDS

Oracle Metadata Services。Application Development Frameworkの中核テクノロジ。MDSは、メタデータを拡張可能でカスタマイズ可能な形で定義および使用するための統一アーキテクチャを提供します。

「MDS XML」も参照してください。

MDS XML

Oracle Metadata Servicesと互換性があるXML形式。MDS XMLはOracle BIリポジトリでサポートされている形式です。サードパーティのソース・コントロール管理システムとの統合が可能になり、オフラインのリポジトリ開発が可能になります。

MDS XML形式は、Oracle BIサーバーXML APIで生成されるXMLとは異なる形式です。

「MDS」「Oracle BIリポジトリ」および「Oracle BIサーバーXML API」も参照してください。

メジャー列

レコードごとに変化し、合計したり、集計できる列。売上金額や注文数量は典型的なメジャーです。メジャーは、問合せ時にデータ・ソースから計算されます。

メジャー列は、Oracle BIリポジトリ(通常はファクト表)またはプレゼンテーション・サービスで表示されます。

メタデータ

データに関するデータ。メタデータ・オブジェクトには、スキーマの説明(表、列、データ型、主キー、外部キーなど)と論理構造(ファクト表、ディメンション、論理表ソース・マッピングなど)が含まれます。

Oracle BIリポジトリは、Oracle BIサーバーによって問合せの処理に使用されるメタデータで構成されます。

メタデータ・ディクショナリ

列などのメタデータ・オブジェクトについて、そのプロパティや他のメタデータ・オブジェクトとの関係などが記述された静的なXMLドキュメントのセット。メタデータ・ディクショナリは、ユーザーがリポジトリ・オブジェクトのメトリックや属性の詳細を得る場合に役立ちます。

ミッション・ステートメント

ビジョンを達成するために必要な主要なビジネス・ゴールと優先度を指定したスコアカード内のステートメント。

ビジョン記述書およびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。

複数データベース結合

Oracle BIリポジトリ内の2つの表の結合。各表は異なるデータベース内にあります。

ノード・マネージャ

Javaプロセスが応答しなくなったり、予期せず終了した場合にリモート・サーバーの起動、停止および再起動の機能を提供するデーモン・プロセス。

「Java コンポーネント」も参照してください。

OCI

「Oracle Call Interface (OCI)」を参照してください。

ODBC

「Open Database Connectivity (ODBC)」を参照してください。

オブジェクト・プロパティ

オブジェクト、および所有者がオブジェクトに割り当てた属性に関する情報。プロパティの例には、名前、説明、日付スタンプ、読取り専用アクセス、索引付けなしフラグなどがあります。

「権限」も参照してください。

目標

企業の戦略をまとめたスコアカード内の要求される成果または望ましい結果。

「イニシアティブ」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

オフライン・モード

Oracle BIサーバーにロードされていないリポジトリをリポジトリ・ビルダーが編集できるOracle BI管理ツール内のモード。

オンライン・モード

リポジトリを問合せ処理に使用すると同時にリポジトリ・ビルダーが編集できるOracle BI管理ツール内のモード。オンライン・モードでは、リポジトリ内のサブジェクト・エリアに接続しているユーザーのユーザー・セッション・モニタリングも可能です。

不透明なビュー

SELECT文を構成する物理レイヤー表。Oracle BIリポジトリでは、不透明なビューは、物理データベース内のビュー表のように見えますが、ビューは実際には存在しません。

Open Database Connectivity

リレーショナル・データベースとリレーショナル以外のデータベースの両方のデータのアクセスに使用される標準インタフェース。各データベースが異なるデータ格納形式やプログラミング・インタフェースを使用している場合でも、データベース・アプリケーションはODBCを使用して、異なるタイプのデータベース管理システムに格納されているデータにアクセスできます。

OPMN

「Oracle Process Manager and Notification Server (OPMN)」を参照してください。

Oracle BI管理ツール

Oracle BIリポジトリの作成や編集に使用されるWindowsアプリケーション。管理ツールでは、リポジトリのツリー部分(物理レイヤー、ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーおよびプレゼンテーション・レイヤー)がグラフィカルに表示されます。

Oracle BIブリーフィング・ブック

ダッシュボード・ページ、個々の分析およびBI Publisherレポートの静的または更新可能なスナップショットの集まり。ブリーフィング・ブックをPDFまたはMHTML形式でダウンロードし、印刷または表示できます。エージェントを使用して、ブリーフィング・ブックの更新、スケジュールおよび配信を行うこともできます。

Oracle BI JavaHost

Javaライブラリに用意されている、グラフなどのコンポーネントをサポートするための機能をプレゼンテーション・サービスが使用できるようにするサービス。サービスは、リクエスト/レスポンス・モデルに基づいて提供されます。

Oracle BI論理SQLビュー・オブジェクト

開発者が、Oracle BIサーバーにアクセスしてビジネス・インテリジェンス・データをフェッチし、ネイティブADFコンポーネントにバインドしてADFページに含める論理SQL文を作成できるようにします。このビュー・オブジェクトは、BI JDBC接続を使用してOracle BIサーバーに接続します。

Oracle BIプレゼンテーション・カタログ

分析やダッシュボードなどのビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを格納し、ユーザーが、オブジェクトの作成、アクセスおよび管理を行ったり、オブジェクト・ベースの特定のタスク(エクスポート、印刷、編集など)を行うインタフェースを提供します。カタログは、共有または個人のいずれかのフォルダに編成されます。

Oracle BIプレゼンテーション・サービス

ビジネス・インテリジェンス・データのWebクライアントへのプレゼンテーション用のフレームワークとインタフェースを提供します。このプレゼンテーション・フレームワークのカスタマイズ用にファイル・システム上にプレゼンテーション・カタログ・サービスを保持します。スタンドアロン・プロセスで、ODBC over TCP/IPを使用してOracle BIサーバーと通信します。アンサー、デリバーおよびインタラクティブ・ダッシュボードと呼ばれるコンポーネントで構成されます。

「ODBC」「Oracle BIサーバー」「Oracle BIプレゼンテーション・カタログ」「Oracle BIプレゼンテーション・サービス・サーバー」も参照してください。

Oracle BIプレゼンテーション・サービス・サーバー

情報とデータをOracle BIサーバーと交換するOracle BI Webサーバー。

Oracle BI Publisher

エンタープライズ全体の公開サービスを提供するOracle Business Intelligence内のJ2EEアプリケーション。高度に書式設定された、ピクセル・パーフェクトなレポートを生成します。

「レポート」も参照してください。

Oracle BI Publisherレポート

「レポート」を参照してください。

Oracle BIリポジトリ

Oracle Business Intelligenceメタデータのセットで、論理スキーマ、物理スキーマ、物理から論理へのマッピング、集計表ナビゲーションやその他の構成体を定義します。Oracle BIリポジトリの形式をバイナリ形式(RPD)にして、リポジトリ・メタデータを拡張子.rpdの単一ファイルまたはMDS XMLドキュメントのセットに格納できます。MDS XML形式のリポジトリを使用できるのはオフライン開発時のみで、この形式のリポジトリはOracle BIサーバーにロードできません。Oracle BIリポジトリは両形式とも、Oracle BI管理ツールを使用して編集できます。

「メタデータ」および「Oracle BI管理ツール」も参照してください。

Oracle BIスケジューラ

指定された時間に結果をユーザーに配信するようスケジュールするための拡張可能なスケジューリング・アプリケーション。Oracle BIデリバーの機能をサポートするエンジンです。

「結果」も参照してください。

Oracle BIサーバー

ODBCを介してプレゼンテーション・サービスや他のクライアントに提供する論理データ・モデルを保持するスタンドアロン・プロセス。データ・モデルに関するメタデータは、リポジトリ・ファイルと呼ばれるローカルの専用ファイルに保持されます。Oracle BIサーバーは、ユーザー・リクエストやベースとなるデータ・ソースの問合せを処理します。

Oracle BI サーバーXML API

Oracle BIリポジトリ・メタデータの汎用的なXMLベースのプレゼンテーションを作成するユーティティを提供します。このXMLファイル版のリポジトリは、メタデータのプログラムでの変更に使用されます。Oracle BIサーバーXML APIオブジェクトは、RPDファイル内のメタデータ・リポジトリ・オブジェクトに相当します。これらのオブジェクトは、Oracle BIプレゼンテーション・カタログXMLオブジェクトとは異なります。

Oracle BIサーバーXML APIで生成されるXMLは、サードパーティのソース・コントロール管理システムと統合されたOracle BIリポジトリで使用されるMDS XMLとは異なります。

「MDS XML」も参照してください。

Oracle Business Intelligence Mobile

Oracle Business Intelligence Mobileでは、Apple iPhoneやApple iPadなどサポートされているモバイル機器でOracle BI EEコンテンツを表示できます。

Oracle Business Intelligence Mobileを使用すると、分析やダッシュボード、BI Publisherコンテンツ、スコアカード・コンテンツおよびエージェントから配信されたコンテンツなどのBIコンテンツを表示および分析できます。

Oracle Business Intelligence Webサービス

「Oracle Business Intelligenceセッション・ベースWebサービス」および「Oracle Business Intelligence SOA用Webサービス」を参照してください。

Oracle Business Intelligenceセッション・ベースWebサービス

SOAPを実装するAPI。これらのWebサービスはプログラムで使用するために設計されており、開発者は、1つのWebサービスを使用して多数の様々なビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを起動します。これらのWebサービスは、様々なプレゼンテーション・サービス処理に対する機能を提供します。これらのWebサービスによって、開発者は、Oracle BIプレゼンテーション・サービスから結果を抽出して外部アプリケーションに配信したり、プレゼンテーション・サービス管理機能を実行したり、Oracle Business Intelligenceアラート(インテリジェント・エージェントとも呼ばれる)を実行できます。

「Oracle Business Intelligence SOA用Webサービス」も参照してください。

Oracle Business Intelligence SOA用Webサービス

BIミドルウェアJ2EEアプリケーションによってホストされる、ExecuteAgent、ExecuteAnalysisおよびExecuteConditionの3つのWebサービスを含みます。これらのWebサービスは、開発者がサード・パーティWebサービス・クライアント(Oracle SOA Suiteなど)を使用して、ビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを検索したり、サービス指向アーキテクチャ・コンポーネントに含めたりすることを可能にするよう設計されています。

「Oracle Business Intelligenceセッション・ベースWebサービス」も参照してください。

Oracle Call Interface

Oracle Databaseデータ・ソースへの接続にOracle BIサーバーが使用する接続インタフェース。Oracle DatabaseからのメタデータのインポートやOracle Databaseへの接続には常にOCIを使用する必要があります。

Oracle OLAP

Oracle Databaseには、完全な機能を備えた、埋込みのオンライン分析処理サーバーを提供するOLAPオプションがあります。

Oracle Business Intelligenceでは、Oracle OLAPをデータ・ソースとしてサポートしています。Oracle OLAPソースからメタデータをインポートすると、Oracle OLAPオブジェクトが管理ツールの物理レイヤーに表示されます。Oracle OLAPオブジェクトには、関連キューブを格納するコンテナであるアナリティック・ワークスペースが含まれます。

Oracle Process Manager and Notification Server

すべてのシステム・コンポーネント(サーバー・プロセス)を管理し、ローカルと分散の両方のプロセス管理、自動プロセス・リサイクリングおよびプロセスの状態(稼働、停止、起動中、停止中)の伝達をサポートするプロセス管理ツール。OPMNは、プロセスの使用不可の状態を検知し、プロセスを自動的に再起動します)。

「システム・コンポーネント」も参照。

Oracle Scorecard and Strategy Management

ビジネス戦略を表明して伝達することができる業績管理ツール。企業の戦略や業績をトップ・ダウンまたはボトム・アップで推進したり評価できます。

Oracle Technology Network

オラクル社製品に関する技術情報のリポジトリで、記事の検索、ディスカッションへの参加、ユーザー・コミュニティへの技術的な質問およびオラクル社製品とドキュメントの検索とダウンロードを行えます。

親子階層

タイプがすべて同じメンバーの階層。親子階層のディメンション・メンバーはすべて1つのデータ・ソースに存在します。親子階層では、メンバー間の関係は、ディメンション・メンバー間の親子関係です。

「ディメンション」も参照してください。

親子関係表

親子階層でのメンバー間の関係を明示的に定義する値を持つ表。クローズ表とも呼ばれます。

パススルー計算

Oracle BIサーバーによって計算されず、別のデータ・ソースに渡される計算。上級ユーザーが、Oracle BIリポジトリを変更することなく、データ・ソースの機能と関数を活用できるようにします。

権限

どのユーザーがオブジェクトにアクセスできるかを指定し、ユーザーのオブジェクトとの対話方法を制限します。権限の例には、書込み、削除、変更などの権限があります。

「オブジェクト・プロパティ」を参照してください。

パースペクティブ

スコアカードでイニシアティブ、目標およびKPIに関連付ける組織内のカテゴリ。パースペクティブでは、主な利害関係者(顧客、従業員、株主/財務関係者など)や主なコンピテンシー分野(時間、コスト、品質など)を表すことができます。

「イニシアティブ」「キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」「目標」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

物理カタログ

Oracle BIリポジトリの物理レイヤーにある、異なるスキーマをまとめるオブジェクト。カタログには、データベース・オブジェクトのすべてのスキーマ(メタデータ)が含まれます。

物理表示フォルダ

Oracle BIリポジトリの物理レイヤーにオブジェクトを編成するフォルダ。メタデータ上の意味はありません。

物理結合

Oracle BIリポジトリの物理レイヤーの表同士の結合。

物理レイヤー

バックエンド・データ・ソースからの物理データ構成体を表すオブジェクトを含むOracle BIリポジトリのレイヤー。物理レイヤーは、物理問合せの記述に使用できるオブジェクトと関係を定義します。このレイヤーによってソースの依存性がカプセル化され、移植とフェデレーションが可能になります。

物理スキーマ

バックエンド・データベースからのスキーマを表すOracle BIリポジトリの物理レイヤーのオブジェクト。

物理表

Oracle BIリポジトリの物理レイヤーのオブジェクトで、通常、物理データベースに存在する表に相当します。

「物理レイヤー」も参照してください。

プレゼンテーション階層

プレゼンテーション・サービスやその他のクライアントで多次元モデルを公開する明示的な方法を提供するOracle BIリポジトリの物理レイヤーのオブジェクト。プレゼンテーション階層は、メンバーの選択、カスタム・メンバー・グループ、非対称型問合せなどの分析機能を公開します。ユーザーは、プレゼンテーション階層を使用して階層ベースの問合せを作成できます。

プレゼンテーション・サービスで、プレゼンテーション階層は階層列として表示されます。

「階層列」および「プレゼンテーション・レベル」も参照してください。

プレゼンテーション・レイヤー

カスタマイズされ、セキュアなロール・ベースのビジネス・モデルのビューをユーザーに表示する方法を提供します。Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーに抽象性を加えます。プレゼンテーション・レイヤーは、プレゼンテーション・サービスやその他のクライアント・ツール、アプリケーションで分析を作成したユーザーに表示されるデータのビューを提供します。

「ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー」も参照してください。

プレゼンテーション・レベル

ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、Oracle BIリポジトリ内のプレゼンテーション階層のコンポーネント。プレゼンテーション・レベルは、プレゼンテーション・サービスで階層列内のレベルとして表示されます。

「階層レベル」および「プレゼンテーション階層」も参照してください。

プレゼンテーション・サービス

「Oracle BIプレゼンテーション・サービス」を参照してください。

プレゼンテーション・サービス・サーバー

「Oracle BIプレゼンテーション・サービス・サーバー」を参照してください。

プレゼンテーション表

ユーザー・コミュニティにとって意味のあるカテゴリへの列の編成に使用されるOracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤーのオブジェクト。プレゼンテーション表には、1つ以上の論理表から列を含めることができます。プレゼンテーション表の名前とオブジェクト・プロパティは論理表のプロパティとは無関係です。

主キー

各値が一意で、表の1行を識別する列(または列のセット)。

プロセス・インスタンス

BIインスタンスに関連付けられている、個々のワークステーション上の一意のプロセス。

「BIインスタンス」も参照してください。

プロンプト

フィルタの一種で、コンテンツ・デザイナが作成してデータ値を指定したり、エンド・ユーザーが特定のデータ値を選択して、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページに含まれた個々の分析または複数の分析に結果セットを提供できるようにします。プロンプトは、既存のダッシュボードおよび分析のフィルタを拡張したり、改良します。

プロンプトのタイプには、列プロンプト、通貨プロンプト、イメージ・プロンプトおよび変数プロンプトがあります。

「列プロンプト」「通貨プロンプト」「フィルタ」「イメージ・プロンプト」および「変数プロンプト」も参照してください。

プロンプト・リンク

ダッシュボード・ページへのパスとダッシュボード・プロンプトの単純化されたプレゼンテーションを取り込みます。

「ブックマーク・リンク」を参照してください。

問合せ

Oracle BIサーバーに発行される、ベースとなるSQL文が含まれています。Oracle Business Intelligenceの使用に問合せ言語の知識は必要ありません。

問合せキャッシュ

他の問合せで使用できるよう問合せの結果を格納する機能。

不規則な階層

「非バランス型階層」を参照してください。

レポート

問合せの実行からユーザーに返される、Oracle BI Publisherを使用して作成されるレスポンス。レポートは、書式設定、ダッシュボード・ページでの表示、Oracle BIプレゼンテーション・カタログでの保存および他のユーザーとの共有が可能です。

「分析」も参照してください。

リポジトリ

「Oracle BIリポジトリ」を参照してください。

リポジトリ変数

「変数」を参照してください。

結果

Oracle BIサーバーから返される、分析に対する出力。

「分析」も参照してください。

スコアカード

「Oracle Scorecard and Strategy Management」を参照してください。

選択ステップ

問合せの集計後に適用される値の選択。表示されているメンバーにのみ作用し、結果の集計値には作用しません。フィルタ同様、選択ステップは分析の結果を限定します。

「分析」および「フィルタ」も参照してください。

セッション変数

「変数」を参照してください。

レベル・スキップ階層

一部のメンバーが特定の祖先レベルの値を持たない階層。たとえば、米国で、コロンビア特別区のワシントン市は州に属していません。州がなくても、国レベル(米国)からワシントン以下にユーザーが移動できることが期待されます。

「階層」も参照してください。

スマート・ウォッチリスト

スマート・ウォッチリストとは、指定した基準に基づいた、特定のスコアカードに対するビューのことです。たとえば、スマート・ウォッチリストには、スコアカードのパフォーマンス上位10位までのKPI、または特定のビジネス所有者が所有するスコアカードのすべての目標、イニシアティブおよびKPIなどを表示できます。

ウォッチリストおよびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。

スノーフレーク・スキーマ

1つ以上のディメンションが部分的あるいは完全に正規化されたディメンション・スキーマ。

SQL

「構造化問合せ言語(SQL)」を参照してください。

スター・スキーマ

履歴情報のディメンション分析を可能にするリレーショナル・スキーマ。スター・スキーマでは、論理ディメンション表と論理ファクト表の間に1対多関係があります。各スターは、1つのファクト表と正規化されていない表のセットで構成されます。

戦略マップ

スコアカードに定義された目標と目標の進捗を測定するKPIをパースペクティブによってどのように関係付けるかを示すスコアカードのコンポーネント。因果関係も示されます。

「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

戦略ツリー

目標とこれをサポートする子目標およびKPIがツリー図に階層状に表示されるスコアカードのコンポーネント。

「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

構造化問合せ言語(structured query language: SQL)

データの問合せと変更のための標準的なプログラミング言語。Oracle Business Intelligenceでは、付加価値のある独自の拡張機能をいくつか持ったSQL-92標準がサポートされます。

「論理SQL」も参照してください。

サブジェクト領域

Oracle BIリポジトリで、ビジネス・モデルに関するデータを編成したり、表示するプレゼンテーション・レイヤーのオブジェクト。プレゼンテーション・レイヤーの最上位のオブジェクトで、プレゼンテーション・サービスでユーザーに表示されるデータのビューを表します。Oracle BIリポジトリのサブジェクト・エリアには、プレゼンテーション表、プレゼンテーション列およびプレゼンテーション階層が含まれます。

プレゼンテーション・サービスでは、サブジェクト・エリアに、フォルダ、メジャー列、属性列、階層列およびレベルが含まれます。

システム・コンポーネント

Oracle Process Manager and Notification Server (OPMN)によって管理されるサーバー・プロセス(Javaアプリケーションではない)。

「Oracle Process Manager and Notification Server (OPMN)」も参照してください。

変換

データベースから他の場所(他のデータベースの場合もある)に移動する際にデータに行われる処理。一部の変換は、通常、トランザクション・システムからデータ・ウェアハウス・システムへの移動時にデータに対して行われます。

非バランス型階層

リーフの深さが異なる階層。たとえば、現在の月は日レベルでデータを持ち、前年は月レベルで、過去5年間は四半期レベルでデータを持つよう選択できます。

「階層」も参照してください。

値階層

「親子階層」を参照してください。

変数

管理タスクを効率化したり、変化するデータ環境に合せてメタデータの内容を動的に変更するために使用されるOracle BIリポジトリ内のオブジェクト。

変数は次のいずれかのタイプです。

変数プロンプト

ユーザーは、変数プロンプトに指定されている値を選択してダッシュボードに表示できます。変数プロンプトは列データに依存しませんが、変数プロンプトによって分析の列データの操作(加算や乗算など)が可能になります。

「プロンプト」も参照してください。

仮想物理表

ストアド・プロシージャまたはSELECT文から作成される物理表。仮想表を作成することによって、Oracle BIサーバーおよびベースとなるデータベースに、高度な問合せリクエストの実行に適したメタデータが提供されます。

ビジョン・ステートメント

組織が将来的にどうありたいかを表した、スコアカード内の簡潔なステートメントです。たとえば、南米ポリプロピレン市場で最も成功した企業になるなどです。

「ミッション・ステートメント」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。

ウォッチリスト

スコアカードの特定の観点に関係し、特定の目的のためにグループ化された、スコアカード・オブジェクト(つまり、イニシアティブ、目標およびKPI)をリストする表。たとえば、KPIウォッチリストやスマート・ウォッチリストなどの様々なタイプのウォッチリストがあります。

KPIウォッチリストスマート・ウォッチリストおよびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。

WebLogic Serverドメイン

SOAP、HTTPおよびその他の形式のリクエストのサービスに加わるよう構成されたJavaコンポーネントが含まれます。

WebLogic Scripting Tool

WebLogic Serverインスタンスとドメインの構成、管理および変更の保持と、サーバーの実行時のイベントのモニターおよび管理を可能にするコマンドライン・スクリプティング・インタフェース。

XML API

「Oracle BIサーバーXML API」を参照してください。