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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisher管理者ガイド
リリース11g (11.1.1)
B66709-03
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9 データソースの設定

この章では、JDBCとJNDI接続、LDAPサーバー接続、OLAPデータ・ソースおよびファイル・データ・ソースをはじめとするBI Publisherのデータ・ソースの設定方法について説明します。

内容は次のとおりです。

9.1 データソースの設定の概要

BI Publisherでは、様々なデータソースがサポートされています。データは、データベース、HTTP XMLフィード、Webサービス、Oracle BI Analysis、OLAPキューブ、LDAPサーバーまたは以前に生成されたXMLファイルやMicrosoft Excelファイルから取得できます。

ここでは、次の各項で説明されているデータソースへの接続の設定方法について説明します。

9.1.1 その他のタイプのデータソースについて

HTTP XMLフィードまたはWebサービスへの接続は、レポートのデータ・モデルを定義するときに構成されます(『Oracle Fusion Middleware Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のデータセットの作成に関する項を参照)。Oracle BI Presentation Servicesへの接続は、Oracle BIインストーラによって自動的に構成されます。

9.1.2 プライベート・データソース接続について

BI PublisherではOLAPおよびJDBCデータソースのプライベート接続がサポートされ、データ・モデル作成権限を持つユーザーが作成できます。ユーザーがプライベート・データ・ソース接続にアクセスすると、そのユーザーのみに対してデータ・モデル・エディタにデータ・ソース・メニューが表示されます。たとえば、ユーザーが「my datasource」というプライベート・データソース接続を作成します。ユーザーがデータセットを作成すると、そのプライベート・データソース接続は図9-1に示すように「データソース」選択メニューに表示されます。

図9-1 プライベート・データソース接続の選択

図9-1の説明が続きます
「図9-1 プライベート・データソース接続の選択」の説明

管理者は、ユーザーによって作成されたプライベート・データソース接続にアクセスできます。管理者が、BI Publisherの「管理」ページからJDBC接続またはOLAP接続のリストを表示すると、すべてのプライベート・データソース接続が表示されます。プライベート・データソース接続は、図9-2に示すように、「データソース管理」ページの「許可されたユーザー」値によって区別されます。管理者は、プライベート・データソース接続に追加のユーザー・ロールを割り当てることによって、他のユーザーにアクセスを拡張できます。

データソースへのロールの割当ての詳細は、第9.1.3項「セキュリティ・リージョンを使用したデータソースへのアクセス権限付与」を参照してください。

図9-2 プライベート・データソース接続の許可されたユーザー

プライベート・データソース接続の許可されたユーザー

プライベート・データソース接続の作成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のプライベート・データソースの管理に関する項を参照してください。

9.1.3 セキュリティ・リージョンを使用したデータソースへのアクセス権限付与

データソースを設定するときに、そのデータソースにアクセス可能なユーザー・ロールを選択することによって、データソースのセキュリティを定義することもできます。

次のユーザーにアクセス権を付与する必要があります。

  • レポート・コンシューマには、データソースからデータを取得してレポートに表示するためのデータソースへのアクセス権が必要です。

  • レポート・デザイナには、データソースに対してデータ・モデルを作成または編集するためのデータソースへのアクセス権が必要です。

デフォルトでは、管理者権限を持つロールはすべてのデータソースにアクセスできます。

データ・ソースの「構成」ページには、すべての使用可能なロールをリストした「セキュリティ」リージョンが含まれています。このページでロールにアクセス権を付与するか、または、「ロールと権限」ページでデータ・ソースをロールに割り当てることができます。

詳細は、第3.8項「ユーザー、ロールおよびデータ・アクセスの構成」を参照してください。

このデータソースをゲスト・レポートで使用する必要がある場合は、ここでゲスト・アクセスを有効にする必要もあります。ゲスト・アクセスの詳細は、第4.2項「ゲスト・ユーザーの有効化」を参照してください。

図9-3は、データソースの構成ページの「セキュリティ」リージョンを示しています。

図9-3 セキュリティ・リージョン

図9-3の説明が続きます
「図9-3 「セキュリティ」リージョン」の説明

9.1.4 プロキシ認証について

BI Publisherでは、次のデータソースへの接続に対してプロキシ認証をサポートしています。

  • Oracle 10gデータベース

  • Oracle 11gデータベース

  • Oracle BIサーバー

データソースへの、JDBCを介した直接接続、またはJNDI接続プールを使用した接続の場合は、BI Publisherで「プロキシ認証を使用」を選択できます。「プロキシ認証を使用」を選択すると、BI Publisherサーバーがデータソースに接続している場合には、(BI Publisherへのログイン時に)BI Publisherにより個々のユーザーのユーザー名がデータソースに渡されて、クライアントIDと権限が保持されます。


注意:

この機能を有効にすると、データベースで追加の設定が必要になります。行レベルのセキュリティを確保するために、データベースの仮想プライベート・データベース(VPD)を有効にする必要があります。


Oracleデータベースのプロキシ認証の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド10g』または『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド11g』を参照してください。

Oracle BI Serverへの接続にはプロキシ認証が必要であることに注意してください。この場合、プロキシ認証はOracle BI Serverで処理されるため、基礎となるデータベースにはOracle BI Serverでサポートされる任意のデータベースを使用できます。

9.1.5 JDBC接続タイプまたはJNDI接続タイプの選択

一般的には、リソースを最も効率的に使用できる、JNDI接続プールをお薦めします。たとえば、レポートにチェーンされたパラメータが含まれる場合、レポートが実行されるたびに、パラメータはデータベース・セッションの確立を開始します。

9.1.6 バックアップ・データベースについて

データベースへのJDBC接続を構成する場合は、バックアップ・データベースも構成できます。バックアップ・データベースは、次の2通りの方法で使用できます。

  • プライマリ・データベースへの接続が不可能なときの実際のバックアップとして。

  • プライマリのレポート・データベースとして。パフォーマンスを向上させるために、バックアップ・データベースに対してのみ実行するようにレポート・データ・モデルを構成できます。

これらのいずれかの方法でバックアップ・データベースを使用するには、レポート・データ・モデルも、それを使用するように構成する必要があります。

バックアップ・データソースを使用するようにレポート・データ・モデルを構成する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のデータ・モデル・プロパティの設定に関する項を参照してください。

9.1.7 前処理関数と後処理関数について

JDBCデータソースへの接続が確立されたとき(前処理関数)、または閉じられたとき(後処理関数)に実行されるBI PublisherのPL/SQL関数を定義できます。関数はブール値を返す必要があります。この機能は、Oracleデータベースのみでサポートされています。

これらの2つのフィールドを使用して、管理者は、データベースへの接続を確立する前にユーザーのコンテキスト属性を設定し、その後、抽出エンジンが接続を切断した後に属性を取り消すことができます。

システム変数:xdo_user_nameをバインド変数として使用し、ログイン・ユーザー名をPL/SQL関数呼出しに渡すことができます。この方法でログイン・ユーザー・コンテキストを設定すると、(SQL問合せレベルではなく)データソース・レベルでデータを保護できます。

たとえば、次の関数例を定義したものとします。

FUNCTION set_per_process_username (username_in IN VARCHAR2)
   RETURN BOOLEAN IS
     BEGIN
     SETUSERCONTEXT(username_in);
     return TRUE;
   END set_per_process_username

データベースへの接続が確立されるたびにこの関数を呼び出すには、「前処理関数」フィールドにset_per_process_username(:xdo_user_name)と入力します。

次の別の使用例では、ユーザーが接続または切断するたびにLOGTAB表に行を挿入しています。

CREATE OR REPLACE FUNCTION BIP_LOG (user_name_in IN VARCHAR2, smode IN VARCHAR2) 
RETURN BOOLEAN AS
   BEGIN
   INSERT INTO LOGTAB VALUES(user_name_in, sysdate,smode);
   RETURN true;
   END BIP_LOG;

「前処理関数」フィールドに、BIP_LOG(:xdo_user_name)と入力します。

データベースへの新しい接続が確立されると、それがLOGTAB表に記録されます。SMODE値は、アクティビティをエントリ(entry)または終了(exit)として示します。この関数を「後処理関数」として呼び出した場合も、図9-4に示すような結果が返されます。

9.2 データソースへのJDBC接続の設定

データソースへのJDBC接続を設定するための前提条件を次に示します。

データソースへのJDBC接続を設定する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで「JDBC接続」をクリックし、既存のJDBC接続のリストを表示します。

    プライベートJDBC接続もサポートされます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のプライベート・データソースの管理に関する項を参照してください。

  2. データソースの追加」をクリックします。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

    • データソース名: データソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。

    • ドライバ・タイプ: リストからデータベースのタイプを選択します。ドライバ・タイプを選択すると、適切な「データベース・ドライバ・クラス」と、選択したデータベースに対する適切な「接続文字列」の書式が自動的に表示されます。

    • データベース・ドライバ・クラス: 「ドライバ・タイプ」の選択内容に基づいて自動的に入力されます。このフィールドは必要に応じて変更できます。

      例: oracle.jdbc.OracleDriverまたは

      hyperion.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver

    • 接続文字列: データベース接続文字列を入力します。

      ドライバ・タイプを選択すると、このフィールドには、使用するデータベース・タイプの適切な接続文字列の書式が自動的に表示されます。

      Oracleデータベースの場合、接続文字列の書式は次のとおりです。

      jdbc:oracle:thin:@[host]:[port]:[sid]

      例: jdbc:oracle:thin:@myhost.us.example.com:1521:prod

      Microsoft SQL Serverの場合、接続文字列の書式は次のとおりです。

      jdbc:hyperion:sqlserver://[hostname]:[port];DatabaseName=[Databasename]

      次に例を示します。

      jdbc:hyperion:sqlserver://myhost.us.example.com:7777;DatabaseName=mydatabase

    • システム・ユーザーの使用: Oracle BI Serverへの接続用に予約されています。

      第C.4項「Oracle BI ServerへのJDBC接続の設定」を参照してください。

    • ユーザー名: データベース上のデータソースへのアクセスに必要なユーザー名を入力します。

    • パスワード: データベース上のデータソースへのアクセスに使用するユーザー名に関連付けるパスワードを入力します。

    • 前処理関数および後処理関数: (オプション)接続が確立されたとき(前処理)、または閉じられたとき(後処理)に実行するPL/SQL関数を入力します。詳細は、第9.1.7項「前処理関数と後処理関数について」を参照してください。

    • プロキシ認証を使用: このボックスを選択するとプロキシ認証が使用可能になります。詳細は、第9.1.4項「プロキシ認証について」を参照してください。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。確認メッセージが表示されます。

    図9-5は、JDBC接続ページの一般設定を示しています。

    図9-5 JDBC接続のページ

    図9-5の説明が続きます
    「図9-5 JDBC接続のページ」の説明

  5. (オプション)次を入力して、この接続のバックアップ・データベースを有効にします。

    • バックアップ・データソースの使用: このボックスを選択します。

    • 接続文字列: バックアップ・データベースの接続文字列を入力します。

    • ユーザー名/パスワード: このデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。

    • 「接続のテスト」をクリックします。確認メッセージが表示されます。

      図9-6は、このページの「バックアップ・データソース」リージョンを示しています。

      図9-6 「バックアップ・データソース」リージョン

      図9-6の説明が続きます
      「図9-6 「バックアップ・データソース」リージョン」の説明

  6. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成または表示できます。

    バックアップ・データソースが定義されている場合は、ここで定義された設定がバックアップ・データソースに渡されます。

9.3 JNDI接続プールを使用したデータベース接続の設定

BI Publisherでは、接続プールを介したJDBCデータソースへの接続がサポートされます。接続プールを使用すれば、再利用可能な物理接続のキャッシュを保持することで作業効率が向上します。クライアントによって接続がクローズされると、その接続は、別のクライアントで使用できるようプールに戻されます。接続プールにより、複数のクライアントで少数の物理接続を共有できるため、パフォーマンスとスケーラビリティが向上します。接続プールはアプリケーション・サーバーで設定し、Java Naming and Directory Interface(JNDI)を介してアクセスします。

アプリケーション・サーバーで接続プールを設定した後、BI Publisherがそのプールを使用して接続を確立できるように、このページで必要なフィールドに入力します。WebLogic Serverで接続プールを設定する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの構成と管理』の「JDBCデータ・ソースの構成」を参照してください。

JNDI接続プールを使用したデータベース接続を設定する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで「JNDI接続」をクリックし、既存のJNDI接続のリストを表示します。

  2. データソースの追加」をクリックします。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

    • データソース名: データソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。

    • JNDI名: プールのJNDIロケーションを入力します。たとえば、jdbc/BIP11gSourceと入力します。

    • プロキシ認証を使用: このボックスを選択するとプロキシ認証が使用可能になります。詳細は、第9.1.4項「プロキシ認証について」を参照してください。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。確認メッセージが表示されます。

  5. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成または表示できます。

9.4 LDAPサーバー・データソースへの接続の設定

LDAPデータソースへの接続を設定する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで「LDAP接続」をクリックし、既存のLDAP接続のリストを表示します。

  2. データソースの追加」をクリックします。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

    • データソース名: これは、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示される表示名です。

    • LDAPサーバーの「LDAP接続URL」を、ldap://hostname:port形式で入力します。

    • ユーザー名」を入力します(例: cn=admin,cn=users,dc=us,dc=company,dc=com)。

    • パスワード: 必要な場合はパスワードを入力します。

    • JNDIコンテキスト・ファクトリ・クラス」を入力します(例: com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory)。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。

  5. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからデータ・モデルを作成したり、このデータソースに対して実行されるレポートを表示することができます。

9.5 OLAPデータソースへの接続の設定

BI Publisherでは、OLAPデータベースのいくつかのタイプへの接続がサポートされています。Microsoft SQL Server 2000 Analysis Servicesに接続するには、BI Publisherをサポート対象のWindowsオペレーティング・システムにインストールする必要があります。

OLAPデータソースへの接続を設定する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで「OLAP接続」をクリックし、既存のOLAP接続のリストを表示します。

    プライベートOLAP接続もサポートされます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のプライベート・データソースの管理に関する項を参照してください。

  2. データソースの追加」をクリックします。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

    • データソース名: データソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。

      OLAPタイプ: サポートされているOLAPデータベースのリストから選択します。タイプを選択すると、「OLAP接続文字列」フィールドが選択内容に適した接続文字列の書式に更新されます。

    • OLAP接続文字列: OLAPデータベースの接続文字列を入力します。次に、サポートされているOLAPの各タイプの例を示します。

      • Hyperion Essbase

        書式: [サーバー]

        例: myServer.us.example.com

      • Microsoft SQL Server 2000 Analysis Services

        書式: Data Source=[サーバー];Provider=msolap;Initial Catalog=[カタログ]

        例: Data Source=myServer;Provider=msolap;Initial Catalog=VideoStore

      • Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services

        書式: Data Source=[サーバー];Provider=msolap.3;Initial Catalog=[カタログ]

        例: Data Source=myServer;Provider=msolap.3;Initial Catalog=VideoStore

      • SAP BW

        書式: ASHOST=[サーバー] SYSNR=[システム番号] CLIENT=[クライアント] LANG=[言語]

        例: ASHOST=172.16.57.44 SYSNR=01 CLIENT=800 LANG=EN

    • OLAPデータベースの「ユーザー名」と「パスワード」。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。確認メッセージが表示されます。

  5. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成または表示できます。

9.6 ファイル・データソースへの接続の設定

BI Publisherでは、既存のXML、または他のソースから作成されたMicrosoft ExcelファイルをBI Publisherレポートへの入力として使用できます。ファイルをデータソースとして使用するには、それをBI Publisherが接続可能なディレクトリに配置する必要があります。このページを使用して、ファイル・データソース・ディレクトリへの接続の詳細を設定します。

ファイル・データソースへの接続を設定する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで「ファイル」をクリックし、既存のファイル・ソースのリストを表示します。

  2. データソースの追加」をクリックします。

  3. 新規データソースについて次のフィールドを入力します。

    • データソース名: データソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。

    • パス: サーバーのトップレベル・ディレクトリへのフルパスを入力します。ユーザーは、このディレクトリと任意のサブディレクトリ内のファイルにアクセスできます。

  4. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成または表示できます。

9.7 データソースの表示または更新

データソースを表示または更新する手順は次のとおりです。

  1. 「管理」ページで、更新するデータソースのタイプを選択します。

  2. 表示または更新する接続の名前を選択します。フィールドはすべて更新可能です。必須フィールドの詳細は、データソース・タイプの設定に関する項を参照してください。

  3. 「適用」を選択して変更を適用するか、または「取消」を選択して更新ページを終了します。