ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisher管理者ガイド
リリース11g (11.1.1)
B66709-03
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

10 統合の設定

この章では、Oracle BI Presentation ServicesおよびOracle Endecaとの統合の設定方法について説明します。Oracle BI Presentation Servicesとの統合により、レポートのデータソースとしてOracle BI Analysesおよびサブジェクト領域を使用することが可能になります。Oracle Endecaとの統合により、レポートのデータソースとしてOracle Endeca Serverのデータ・ストアを使用することが可能になります。統合を正常に設定すると、データ・モデル・エディタ内のオプションが使用可能になります。

この章の内容は次のとおりです。

10.1 Oracle BI Presentation Servicesとの統合の構成

Oracle BI Presentation Servicesとの統合により、レポートのデータソースとしてOracle BI Analysisへのアクセスが可能になります。

Oracle BI Enterprise EditionとともにBI Publisherをインストールすると、この統合は自動的に構成されます。

BI PublisherをOracle BI Enterprise Editionと手動で統合する際の前提条件と手順は、付録C「Oracle BI Enterprise Edition統合リファレンス」を参照してください。

10.2 Oracle Endeca Serverとの統合の構成

Oracle Endeca Serverとの統合により、BI Publisherレポートのデータソースとしてデータ・ストアにアクセスすることが可能になります。Oracle Endeca Serverからデータを取得してBI Publisherレポートで使用するEQLクエリーを定義するには、データ・モデル・エディタを使用します。

データ・モデルの定義の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のデータ・モデルの作成に関する項を参照してください。

Oracle Endecaとの統合を構成するには次を行います。

  1. 「管理」ページの「統合」で、「Oracle Endeca」をクリックします。

  2. Oracle Endeca Serverについて次の情報を入力します。

    • サーバー・プロトコル — httpまたはhttpsを選択します。httpsを使用することをお薦めします。

    • サーバー・バージョン — v1を選択します。

    • サーバー — サーバーのホストおよびドメインを入力します。例: hostname.example.com

    • ポート - Endeca Serverがリクエストをリスニングするポート。例: 7770.

    • URL接頭辞 — 例: ws。Endeca Server URLの接尾辞のデフォルト値は「ws」です。ご使用のサイトのこの値を管理者が変更した場合、Endeca Serverインストールに対して適切なURL接尾辞を入力します。

    • セッション・タイムアウト - 正の整数を分単位で入力します。デフォルト値は30です。

図10-1は、サンプルのOracle Endeca統合設定を示しています。

図10-1 「Oracle Endeca統合」ページ

「Oracle Endeca統合」ページ