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Oracle® Fusion Middleware Oracle Real-Time Decisions管理者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B72431-01
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A システムのログ・ファイルおよび構成ファイル

この付録では、Oracle RTDのログ・ファイルおよび構成ファイルの名前と場所を示します。これらのファイル間で情報の整合性を維持するには、オペレーティング・システムなどのツールを使用して、ファイルが含まれる親ディレクトリに対して適切なファイル権限を設定し、侵入者がアクセスできないようにする必要があります。

この項には次のトピックが含まれます:

A.1 サーバー側ログ・ファイルの検索と表示

Fusion Middleware ControlのEnterprise Managerでは、同じOracle Fusion Middlewareコンポーネント内のログ・ファイルだけでなく、他のOracle Fusion Middlewareコンポーネントのログ・ファイルを検索し、表示できます。ログ・ファイルをローカル・クライアントにダウンロードし、他のツールを使用してそのログ・ファイルを表示することも可能です。

最初にFusion Middleware Controlにログインする必要があります。詳細は、第2.1.1項「Fusion Middleware Controlへのログイン」を参照してください。

Oracle RTDホームページからログ・ファイルにアクセスするには、ナビゲーション・ペインでデプロイされているOracle RTDアプリケーションを右クリックして、「ログ」を選択し、「ログ・メッセージの表示」を選択します。

「ログ・メッセージ」画面が表示されます。

fmw_logs_search.gifについては前後の文で説明しています。

図A-1に、ログ・ファイルを検索および表示するためのOracle Fusion Middlewareの主な操作の概要を示します。

図A-1 ログ・ファイルを検索および表示するためのOracle Fusion Middlewareの主な操作

図A-1については周囲のテキストで説明しています。

ログ・ファイルの検索および表示の一般情報は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のログ・ファイルの表示と検索に関する項を参照してください。

次の注意事項は、特にOracle RTDユーザーに適用されます。

  1. ログ・ファイルのリストには、管理対象サーバーのログ・ファイルが含まれています。このファイルには、server_name.logという一般名が付いています。

    Oracle RTDのランタイム・ログ・ファイルには、server_name-diagnostic[-<n>].logという一般名が付いています。

  2. Oracle RTD固有のファイルを検索するには、最初に検索フィールドに「モジュール」フィールドを追加し、「モジュール」検索ボックスに「oracle.rtd」と入力して「検索」をクリックします。add_module.gifについては前後の文で説明しています。

A.2 Oracle RTDサーバー側ログ・ファイルの構成

Oracle RTDサーバー側ログ・ファイルの次のプロパティを構成できます。

ログ・ファイルの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のログ・ファイルの設定の構成に関する項を参照してください。

A.3 ログ・ファイル

Oracle RTDには、サーバー・ログとクライアント・ログの両方が用意されています。また、Eclipseおよびアプリケーション・サーバーに固有のログ・ファイルもあります。

この項には次のトピックが含まれます:

A.3.1 Oracle RTDの主要なログ・ファイル

表A-1は、Oracle RTDの2つの主要なログ・ファイルを示しています。Oracle RTDのサーバー・ログは、問題をトラブルシューティングするときに使用する主要なログです。

表A-1 Oracle RTDの主要なログ

ログの種類 デフォルトの場所

Oracle RTDのサーバー・ログ

RTD_RUNTIME_HOME/log/server_name-diagnostic[-<n>].log

Oracle RTDのクライアント・ログ

RTD_HOME/log/client.log


  • RTD_HOMEは、Oracle RTDファイルの展開先ディレクトリです。

  • RTD_RUNTIME_HOMEは、Oracle RTDのインストール先ディレクトリ(通常、<mw_home>/user_projects/domains/domain_name/servers/server_name/)です。

A.3.2 Oracle RTDクライアント・ツールのログ・ファイル

Oracle RTDのクライアント・ログ以外にも、Oracle RTDでは、次のクライアント・ツールのログ・ファイルが保持されます。

  • RTD_HOME/scripts/SDDBTool.log

  • RTD_HOME/log/loadgen.csv

デシジョン・スタジオのログ・メッセージの詳細は、第A.3.4項「Eclipseのログ・ファイル」を参照してください。

A.3.3 サーバー側ログ・ファイル

この項では、WebLogic下のサーバー側ログ・ファイルをリストします。

RTD_RUNTIME_HOME/logs/server_name.log
RTD_RUNTIME_HOME/logs/server_name-diagnostic[-<n>].log
RTD_RUNTIME_HOME/logs/server_name.out

A.3.4 Eclipseのログ・ファイル

デシジョン・スタジオのログ・メッセージのロギングに使用されるEclipseログ・ファイルは、Decision_Studio_Workspace/.metadata/.logです。

Eclipseのロギング・レベルの設定

Eclipseのロギング・レベルを設定するには、次のファイルを編集します。

RTD_HOME\eclipse\plugins\com.sigmadynamics.studio_11.1.1\etc\eclipse-log.properties

ロギング・レベルを調整するには、それらの値をtrueまたはfalseに設定します。デフォルトの設定は、次のとおりです。

  • debug=false

  • info=true

  • warn=true

  • error=true

  • fatal=true

  • trace=false

A.4 構成ファイル

この項では、リリース11gのOracle RTD構成ファイルをリストします。

Oracle RTDの構成ファイル(WebLogic)

<Oracle_BI_Directory>/bifoundation/jee/RTD.ear/APP_INF/lib/etc/sdconfig.xml