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Oracle® Fusion Middleware Oracle Real-Time Decisions管理者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B72431-01
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7 追加の構成設定とクライアント・ツールの起動

この章では、デシジョン・センターとReal-Timeデシジョン・サーバーの追加の構成設定について説明し、さらに Oracle RTDクライアント・ツールへのアクセスについても説明します。

この章には次のトピックが含まれます:

7.1 デシジョン・センターのブラウザの構成

デシジョン・センターのInternet Explorerクライアント・ブラウザは、最適なパフォーマンスを得るために、次のように構成する必要があります。

  1. Internet Explorerで、「ツール」→「インターネット オプション」を選択して、オプションを設定します。

  2. 詳細設定」タブで、「ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する」を選択解除します。

  3. ブラウザでCookieが有効になっていることを確認します。

7.2 Oracle Real-Time Decisionsクライアント・ツールへのアクセス

デシジョン・スタジオ、デシジョン・センター、ロード・ジェネレータなどのOracle RTDクライアント側ツールを起動して、これらのツールにアクセスするには、次の各項の手順を実行します。Oracle RTD MBeanの詳細は、第13.1項「Oracle Real-Time Decisions MBeanへのアクセス」を参照してください。

デシジョン・センターにアクセスするには、Real-Timeデシジョン・サーバーを実行している必要があります。デシジョン・スタジオとロード・ジェネレータは、Real-Timeデシジョン・サーバーを実行していなくても、部分的に機能します。

この項には次のトピックが含まれます:

7.2.1デシジョン・スタジオへのアクセス

通常、デシジョン・スタジオにアクセスするには、Oracle RTDクライアント側ツールをインストールしたクライアント・コンピュータでRTD_HOME\eclipse\eclipse.exeを実行します。

64ビット・マシンでデシジョン・スタジオを実行するには、コマンドラインで32ビットJDKを指定する必要があります。例:

RTD_HOME\eclipse\eclipse.exe -vm "C:\jdk160_32bit\jre\bin\javaw"

7.2.2 デシジョン・センターへのアクセス

任意のコンピュータからデシジョン・センターにアクセスするには、Webブラウザを起動して、http://server_name:port/uiに移動します。

Oracle RTDアプリケーションのポートは通常、9704です。

「サインイン」ウィンドウで、ユーザー名とパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。


注意:

デフォルト(英語)以外の言語でデシジョン・センターを起動するには、ブラウザで言語設定を設定する必要があります。

たとえばInternet Explorer 7の場合、「ツール」→「インターネット オプション」→「言語」を選択し、起動言語を追加または選択して、スタックの先頭にその言語を移動します。次の例では、起動言語を日本語としています。

dc_lang.gifについては前後の文で説明しています。

7.2.3 ロード・ジェネレータへのアクセス

ロード・ジェネレータにアクセスするには、Oracle RTDクライアント側ツールをインストールしたクライアント・コンピュータでRTD_HOME\scripts\loadgen.cmdを実行します。