「結合の編集」ダイアログ: 「オプション」タブ

ディテール・アイテムがマスター・フォルダに存在するかどうかを指定し、必要に応じて外部結合と結合との関係(結合のカーディナリティとも呼ばれます)を指定するには、このダイアログを使用します。

このダイアログは、次のように表示されることもあります。

「結合ウィザード: ステップ2」ダイアログ

詳細は、次の項目を参照してください。

結合

単一アイテム結合

クエリー結果およびクエリーのパフォーマンスに結合が与える影響

結合の作成方法

結合ディテールを選択します。

このオプションを使用して、この結合についてマスター・フォルダにディテール・アイテムの値が存在するかどうかを指定します。オプションの選択方法の詳細は、「複合フォルダからのクエリー結果に結合が影響する例」を参照してください。

ディテール・アイテム値が常にマスター・フォルダに存在(通常)

このオプションを使用して、ディテール・フォルダの値が対応するマスター・フォルダの値を常に保持することを前提とし、ディテール・アイテムの行を表示します(詳細は、「クエリー結果およびクエリーのパフォーマンスに結合が与える影響」を参照)。
ディテール・アイテム値がマスター・フォルダに存在しない場合あり

このオプションを使用して、ディテール・フォルダの値が対応するマスター・フォルダの値を常には保持しないことを前提とし、ディテール・アイテムの行を表示しないようにします(詳細は、「クエリー結果およびクエリーのパフォーマンスに結合が与える影響」を参照)。

これらの設定を使用する場合の詳細は、「複合フォルダからのクエリー結果に結合が影響する例」を参照してください。

外部結合なし

外部結合を作成せずに、一致するすべてのマスター行およびディテール行を戻すには、このオプションを使用します。

ディテールでの外部結合

このオプションを使用して、ディテール・テーブルの外部結合を作成します。対応するディテール・アイテムのないマスター行、一致するマスター行およびディテール行のすべてが戻されます。詳細は、「外部結合」を参照してください。

マスターでの外部結合

このオプションを使用して、マスター・テーブルの外部結合を作成します。対応するマスター・アイテムのないディテール行、一致するディテール行およびマスター行のすべてが戻されます。実際のビジネスのシナリオでは、このような構造体はまれです。この構造体を使用するには、「ディテール・アイテム値がマスター・フォルダに存在しない場合あり」オプションを選択します。詳細は、「外部結合」を参照してください。

マスターとディテールの1対1結合関係

マスター・テーブルとディテール・テーブルの間で、1対多の関係でなく、1対1の関係を作成するには、このチェック・ボックスを選択します。この場合、マスター・テーブルの各行はディテール・テーブルの1つの行にのみ対応可能であるため、実際のマスターとディテールは存在しません。

SQLは結合のカーディナリティを認識しないため、この設定がDiscovererで生成されるSQLに影響することはありません。この設定は、ファントラップの検出にのみ影響します(詳細は、「ファントラップの概要およびDiscovererでの処理方法」を参照)。

結合関係の詳細は、「1対多結合、1対1結合および多対多結合」を参照してください。