「スケジュール・ワークブックの管理」ダイアログ

このダイアログを使用して、Discovererエンド・ユーザーによってスケジュールされたワークブックの監視およびメンテナンスを行います。たとえば、処理中のワークブックの進捗を確認したり、Discovererエンド・ユーザーにより作成された後で必要がなくなったスケジュール・ワークブックを削除します。

詳細は、次の項目を参照してください。

ワークブックおよびスケジュール・ワークブック

ワークブックの表示

このフィールドの隣にある「選択」ボタンを使用して、表示または編集するスケジュール・ワークブックを所有するユーザーまたはロールを検索および選択できる「ユーザー/ロールの選択」ダイアログを表示します。たとえば、jchanを選択し、jchanのスケジュール・ワークブックを表示します。

すべてのユーザーを選択

すべてのユーザーのスケジュール・ワークブックを表示するには、このチェック・ボックスを使用します。

スケジュール・ワークブック

このフィールドには、選択されたユーザーまたはロールが所有しているスケジュール・ワークブックのリストが表示されます。表示されたワークブックは、実行がスケジュールされているか、すでに実行され、使用準備ができているものです。このリストには次のフィールドがあります。

ユーザー

この列には、ワークブックをスケジュールしたDiscovererユーザーの名前が表示されます。
名前

この列には、スケジュール・ワークブックの名前が表示されます。

状態

この列には、ワークブックの状態が表示されます。ワークブックの状態の詳細は、下のテーブルを参照してください。

状態	説明
スケジュール済	このワークブックはスケジュール済で、指定された日時に実行されます。
クエリーを実行しています。	このワークブックは現在実行中です。結果はありません。
スケジュールできませんでした。	このワークブックは正常にジョブ・キューに実行依頼されませんでした。Discovererエンド・ユーザーに連絡して、このワークブックを再スケジュールしてください。
クエリーの実行中にエラーが発生しました。	このワークブックの実行中にエラーが発生しました。データベースから結果が戻されませんでした。これはPL/SQLの生成または実行中の問題に起因します。Oracleデータベース・エラーが生成されています。エラーは、データベース管理者によってアクセス可能です。スケジュール・ワークブックの一部(たとえばワークブックの1つのシート)でエラーが発生すると、そのワークブック全体の実行が失敗します。
レポートは管理者によって削除されました。	Discovererマネージャがスケジュール・ワークブックを削除するように設定しています。このステータスを伴って実行されたレポートは、ユーザーが次回EULから切断されたときに削除されます。
EULが変更されました。レポートをスケジュールしなおしてください。	スケジュール・ワークブックに影響を与えるような変更がEULで発生しました。たとえば、フォルダが削除されています。ユーザーはスケジュール・ワークブックをもう一度実行依頼できます。
件数の制限に達しました。	このスケジュール・ワークブックの結果が、ユーザーが取り出せる行数を超過しました。結果は削除されました。「権限」ダイアログの「クエリー管理」タブを使用して、この制限を変更します。
レポートが失効しました。	失効日を過ぎました。このワークブックはすでに使用できません。この状態のレポートは、ユーザーがEULから切断されたときに削除されます。
レポートが用意できています。	このワークブックによるデータベースのクエリーは成功し、ユーザーは結果を表示できます。

日付

この列には、このワークブックが次に実行される予定日(状態が「スケジュール済」の場合)、または前回実行された日付(状態が「レポートが用意できています。」の場合)が表示されます。
時間

この列には、このワークブックが次に実行される予定時刻(状態が「スケジュール済」の場合)、または、前回実行された時刻(状態が「レポートが用意できています。」の場合)が表示されます。
実行時間

この列には、このワークブックの実行にかかった時間が表示されます。

説明

この読取り専用フィールドには、選択されたワークブックについての追加情報が表示されます。

編集

このボタンを使用して、選択したワークブックの設定値を変更する、「ワークブックのスケジュール」ダイアログの「一般」タブを表示します。このオプションは、まだ処理されていないワークブックでのみ使用可能です。

エラーを表示

このボタンを使用して、選択したワークブックが正常に実行されなかった原因の説明を表示します。このオプションは、エラーによりスケジュールできなかったワークブックの場合にのみ使用できます。

スケジュール取消し/削除

このボタンを使用して、ワークブックのスケジュールを取り消し、「スケジュール・ワークブック」フィールドのリストからワークブックを削除します。このワークブックを以前に実行した結果としてのワークブックがすべて削除されます。

リフレッシュ

このボタンを使用して、このダイアログを開いてから、スケジュールが変更されたかどうか、データベースを確認します。

注意

ソートの基準となる列をクリックして、「スケジュール・ワークブック」リストを再ソートできます。たとえば、リストを日付順にソートする場合は、「日付」列のヘッダーをクリックします。