この章では、Format Builderのグループの詳細ウィンドウのユーザー・インタフェース・リファレンスを提供します。
メッセージ・フォーマットに含まれるグループを定義します。グループとは、何らかの関連があるフィールド、コメント、およびその他のグループまたは参照の集合です(たとえば、フィールドPAYDATE
、HOURS
、およびRATE
をPAYINFO
グループに入れることができます)。グループを、メッセージ・フォーマット項目の子、別のグループの子、あるいはグループまたはフィールドの兄弟として作成できます。
表11-1 メッセージ・フォーマットのグループ - グループの説明
フィールド | 説明 |
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名前 |
グループの名前。この名前はXML要素の命名規則に準拠する必要があります(詳細は9.6項「有効な名前」を参照)。 |
オプション |
省略可能なグループの場合は「オプション」を選択します。 |
子の選択 |
当該グループ内の1項目のみをメッセージ・フォーマットに取り込む場合に子の選択を選択します。 |
表11-2 メッセージ・フォーマットのグループ - グループの出現回数
フィールド | 説明 |
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出現回数 |
メッセージ・フォーマット内でこのグループが出現する回数を示すオプションを1つ選択します。
注意: 省略可能として定義されている場合を除いて、すべてのグループが少なくとも1回出現します。 |
表11-3 メッセージ・フォーマットのグループ - グループの属性
フィールド | 説明 |
---|---|
タグ付きグループ |
タグ付きグループの場合はこのオプションを選択します。タグ付きの場合、データの先頭にリテラルが付加されて、そのデータが存在することを示します。 タグ付きグループ・オプションを選択した場合、チェック・ボックスの右にあるテキスト・ボックスにタグを入力します。 |
表11-4 メッセージ・フォーマットのグループ - グループのデリミタ
フィールド | 説明 |
---|---|
なし |
グループにデリミタがない場合はこのオプションを選択します。 |
デリミタ |
グループの終了点をデリミタで指定できます。デリミタは、フィールドのグループの終わりをマークする文字列。グループは、デリミタが見つかるまで続きます。 グループの終わりをデリミタでマークする場合はこのオプションを選択します。 「値」 - フィールド・グループの終わりをマークするデリミタを入力します。 注意: 通常、グループにはデリミタを使用しません。グループは通常、内容に基づいて解析されます(グループはすべての子オブジェクトの解析が完了した時点で終了します)。 |
デリミタは非オプション |
グループが存在しない場合でも、バイナリ・データにデリミタを含めるかどうかを示します。 |
デリミタ・フィールド |
グループの終了点を、デリミタの文字列を含むフィールドで指定できます。デリミタは、グループの終わりをマークする文字列。グループは、指定したフィールドに含まれるデリミタの文字列が見つかるまで続きます。
デリミタの詳細は、19.12項「キャラクタ・デリミタ」を参照してください。 |
デリミタの共有 |
デリミタによって、データのグループの終わりおよびグループ内での最後のフィールドの終わりがマークされることを示します。このデリミタは、当該グループ内およびグループ内の最後のフィールドによって共有され、データの終わりを区切ります。 |
表11-5 メッセージ・フォーマットのグループ - グループの更新ボタン
フィールド | 説明 |
---|---|
適用 |
メッセージ・フォーマット・ドキュメントに変更を保存します。 |
複製 |
現在表示されているグループのコピーを作成します。複製グループには複製元のグループと同じ値が含まれます。複製グループの名前は、複製元のグループ名の先頭に「New」という単語が追加された名前になります。たとえば、「Group1」というグループを複製したグループの名前は「NewGroup1」になります。 名前に数値を含む項目を複製した場合、新しい項目の名前に含まれる数値は、連続する次の数値になります。たとえば、「NewGroup1」を複製したグループの名前は「NewGroup2」になります。 |
リセット |
詳細ウィンドウでの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。 |
ヘルプ |
この詳細ウィンドウのオンライン・ヘルプ情報を表示します。 |
注意: 「適用」ボタンと「リセット」ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。 |