Oracle® Fusion Middleware Oracle Access ManagerおよびOracle Security Token Service開発者ガイド 11g リリース1 (11.1.1) B66696-01 |
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この章は、本書の概要として次の各項から構成されています。
Oracle Access Manager 11gでは、カスタムAccess Clients、Oracle Access Manager 11g認証および認可機能の拡張機能、およびカスタム・トークンを作成するための、純粋なJava Software Developer Kit (SDK)を提供しています。また、Oracle Access Manager 11gではOracle Access Manager 10g JNI SDKとの下位互換性が保たれており、移行してOracle Access Manager 11gとともに使用できます。
第2章の内容は次のとおりです。
OAMサーバーでは、保護対象とするリソースへのアクセスを制限するために、認証と認可の両方の制御が利用されます。認証は特定の認証スキームにより制御され、認証スキームは、ユーザーがリソースへのアクセス試行時に入力した資格証明をテストする、1つ以上のプラグインに依存します。プラグインは、OAMサーバーのインストールで提供される標準セット、または独自のJava開発者が作成したカスタム・プラグインから取得できます。
第3章の内容は次のとおりです。
Oracle Security Token Serviceにおいて、検証または発行するトークンがデフォルトでサポートされていない場合、独自の検証および発行モジュール・クラスを記述できます。カスタム・トークンには、次の2つ(検証または発行クラス)のいずれかが必要です。
カスタム検証クラスは、Oracle Security Token Serviceを使用してカスタム・トークンを検証します
カスタム発行クラスは、Oracle Security Token Serviceによるカスタム・トークンの発行を可能にします
第4章では、Oracle Access Manager 11gおよびOracle Security Token Serviceのカスタム・トークン・オプションについて説明します。内容は、次のとおりです。
このリリースにおける特定のJava APIリファレンス詳細は、次の資料で説明しています。
Oracle Access Manager Access SDK Java APIリファレンス
Oracle Access Manager拡張Java APIリファレンス
Oracle Security Token Service Java APIリファレンス