Site StudioとContent Trackerを組み合せて使用し、Site Studio Webサイトに関するレポートを生成できます。2つの製品の統合は、複数の構成フラグを使用してカスタマイズできます。構成フラグでは、レポート対象のデータを制御します。
Content Tracker(データ・エンジン・コントロール・センター)を使用して、追跡対象のデータと、各サービス・コールでそのデータを追跡する場所を制御できます。
この章の内容は次のとおりです。
追跡されるサイト・アクセスには次の2つのタイプがあります。
階層アクセス: 一般的にセクションIDにより行われるアクセスで、セクションの実際のコンテンツにかかわらずそのセクションを対象とするアクセスです。
コンテンツ・アクセス: コンテンツが実際に表示される場所にかかわらず、特にコンテンツの一部を対象とするアクセスです。
階層アクセス | コンテンツ・アクセス | SS変数 | CTフィールド名 |
---|---|---|---|
レイアウト・ページのdDocName | データ・ファイル、ネイティブ・ドキュメントまたはフラグメント・ライブラリのdDocName | targetPage | sc_scs_dDocName |
レイアウト・ページのdID | データ・ファイル、ネイティブ・ドキュメントまたはフラグメント・ライブラリのdID | targetdID | sc_scs_dID |
サイトID | サイトID | targetSiteId | extField_1 |
ノードID | ノードID | targetNodeId | extField_2 |
セカンダリ・ページ | セカンダリ・ページ | targetIsSecondary | extField_3 |
Webサイトのオブジェクト・タイプ | Webサイトのオブジェクト・タイプ | targetWebsiteObjectType | extField_4 |
コントリビューション・モード | コントリビューション・モード | SSContributor | extField_5 |
(未使用) | データ・ファイル、ネイティブ・ドキュメントまたはフラグメントが使用されているレイアウトのdDocName | targetContentId | extField_6 |
サイト相対URL | サイト相対URL | siteRelativeUrl | extField_7 |
エラーが発生すると、次の値がContent Trackerデータベースに格納されます。
エラー・タイプ | SS変数 | CTフィールド名 |
---|---|---|
エラー | SS変数 | CTフィールド名 |
サーバーで取得して解決できなかった元のサイト相対URL | originalSiteRelativeUrl | extField_8 |
元のURLが無効であったかどうか | invalidSiteRelativeUrl | extField_9 |
サイトにエラー・ハンドラ・ページがあり、そのページにアクセスできる場合、siteRelativeUrlはそのエラー・ページのURLに設定されます。エラーの原因となった元のURLは、originalSiteRelativeUrl値として設定されます。invalidSiteRelativeUrl値は、1に設定されます。
サイトにエラー・ハンドラ・ページがない状態でエラーが発生すると、元のURLがsiteRelativeUrlとして記録され、invalidSiteRelativeUrl値は1に設定されます。この場合、originalSiteRelativeUrl値は空になります。
次の構成フラグをconfig.cfgで設定することにより、Site Studioで追跡するデータと、その情報の追跡方法を制御します。