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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorスタート・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B65041-02
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8 開発物の実行と結果の確認

この章では、次のものの実行方法について説明します: Load Sales Administrationパッケージ(第7章「パッケージの使用」で作成)および統合インタフェースPop.TRG_CUSTOMERとPop.TRG_SALES (第6章「統合インタフェースの使用」で作成)。この章では、実行の追跡方法と実行結果の解釈方法についても説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

8.1 Load Sales Administrationパッケージの実行

この項の内容は、次のとおりです。

8.1.1 パッケージの実行

Load Sales Administrationパッケージを実行するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「Sales Administration」ノード下の「パッケージ」ノードを展開します。

  2. Load Sales Administrationパッケージを選択します。

  3. 右クリックして「実行」を選択します。

  4. 「確認」ダイアログで、「はい」をクリックします。

  5. 「実行」ダイアログでデフォルト設定のままにし、「OK」をクリックします。

  6. 「セッションを開始しました」情報ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。

Oracle Data Integratorで実行セッションが開始されます。

8.1.2 オペレータ・ナビゲータでのパッケージの実行の追跡

オペレータ・ナビゲータを使用すると、実行結果を表示でき、セッションでの開発物の実行を管理できます。

Load Sales Administrationパッケージの実行結果を表示するには:

  1. オペレータ・ナビゲータの「セッション・リスト」アコーディオンで「すべての実行」ノードを展開します。

  2. オペレータ・ナビゲータのツールバーで「リフレッシュ」をクリックして、表示されている情報をリフレッシュします。「リフレッシュ」は次のとおりです。

    「リフレッシュ」ボタン
  3. Load Sales Administrationパッケージの実行セッションのログの表示は、図8-1のようになります。

    図8-1 Load Sales Administrationパッケージのセッション・ログ

    図8-1については周囲のテキストで説明しています。

8.1.3 結果の解釈: Pop.TRG_CUSTOMERセッションのステップ

この項では、次のものによって検出された無効なレコードの特定方法について説明します: Pop.TRG_CUSTOMERインタフェース。これらは、制約を満たさず、次のもののフロー制御によって拒否されたレコードです: Pop.TRG_CUSTOMERインタフェース。

この項の内容は、次のとおりです。

8.1.3.1 処理されたレコードの数の特定

次のものによって処理されたレコードの数を特定する手順: Pop.TRG_CUSTOMERインタフェース(これは、挿入、更新、削除およびエラーの数です):

  1. オペレータ・ナビゲータの「セッション・リスト」アコーディオンで「すべての実行」ノードを展開します。

  2. オペレータ・ナビゲータのツールバー・メニューで「リフレッシュ」をクリックして、表示されている情報をリフレッシュします。

  3. Load Sales Administrationパッケージ・セッションを展開し、次のもののセッション・ステップ・エディタを開きます: Pop.TRG_CUSTOMERステップ。これはステップ4です。

  4. セッション・ステップ・エディタの「定義」タブで、TRG_CUSTOMER表のロードによって25個の挿入が生成され、9個のエラーがエラー表に分離されたことが「レコード統計」セクションに表示されます。

    図8-2に、セッション・ステップ・エディタの「レコード統計」セクションを示します。

    図8-2 セッション・ステップ・エディタのレコード統計

    図8-2については周囲のテキストで説明しています。

8.1.3.2 結果のデータの表示

この例では、結果のデータは、インタフェースの実行時にTRG_CUSTOMER表に挿入された25行です。

インタフェースの実行結果のデータを表示するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「モデル」アコーディオンおよび「Sales Administration - HSQL」モデルを展開します。

  2. 「TRG_CUSTOMER」データストアを選択します。

  3. 右クリックして「データの表示」を選択し、ターゲット表にデータを表示します。

    「データ」を選択することでも、ターゲット表のデータを表示および編集できることに注意してください。

    図8-3に示すようなデータの表示エディタが表示されます。

    図8-3 データの表示エディタ

    図8-3については周囲のテキストで説明しています。

8.1.3.3 無効なレコードと不正なデータの確認

モデルのデータストアで右クリックし、「制御」「エラー」の順に選択すると、無効なレコードにアクセスできます。

TRG_CUSTOMERデータストアのエラー表を確認するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「Sales Administration - HSQL」モデルを展開します。

  2. 「TRG_CUSTOMER」データストアを選択します。

  3. 右クリックして「制御」「エラー」の順に選択します。

  4. 図8-4に示すようなエラー表エディタが表示されます。

    図8-4 TRG_CUSTOMER表のエラー表

    図8-4については周囲のテキストで説明しています。

実行したインタフェースによって、9個の無効なレコードが特定され、自動的に作成されたエラー表に分離されています。

このエラー表に、インタフェースによって次のものが拒否されたことが表示されます。

  • FK_CUST_CITY制約を満たさなかった2レコード(CITY_ID値が市区町村表SRC_CITYに存在しない、など)。

  • 21歳より若い顧客に対するビジネス・ルール(AGE > 21制約)を満たさなかった7レコード。

    無効なレコードはエラー表に保存され、ターゲット表に統合されませんでした。

8.1.3.4 無効なデータの修正

無効なデータを修正するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「Orders Application - HSQL」モデルを展開します。

  2. 「SRC_CUSTOMER」データストアを選択します。

  3. 右クリックして「データ」を選択します。

  4. 図8-5に示すようなデータ・エディタが表示されます。

    図8-5 データ・エディタ

    図8-5については周囲のテキストで説明しています。

    「データ」表で、CUSTIDが203のクライアント行を検索します。

    列ヘッダーをクリックすると、表をソートできることに注意してください。顧客203が表示されない場合、メニュー・ツールバーの「データのリフレッシュ」をクリックして表示をリフレッシュします。

  5. この顧客のCITY_ID値は208です。このCITY_IDはSRC_CITY表にリストされていません。これを修正するには、この顧客のCITY_ID列の値をダブルクリックします。「CITY_ID」フィールドに107と入力します。

  6. [Enter]を押して、入力を有効にします。

  7. 図8-6に示すようなデータ・エディタが表示されます。

    図8-6 新しいCITY_ID値を含むデータ・エディタ

    図8-6については周囲のテキストで説明しています。
  8. メニュー・ツールバーで、「現在の行への変更のポスト」をクリックします。

  9. 「プロジェクト」アコーディオンで、次のものを選択します: 「Pop.TRG_CUSTOMER」インタフェース(「Sales Administration」モデル内)。

  10. 右クリックして「実行」を選択します。これによって、次のもののみが実行されます: Pop.TRG_CUSTOMERインタフェース。

  11. 「実行」ダイアログおよび「情報」ダイアログで、「OK」をクリックします。

Pop.TRG_CUSTOMERインタフェースが実行されます。

8.1.3.5 処理されたレコードの確認

処理されたレコードを確認するには:

  1. オペレータ・ナビゲータで、次のもののセッション・ステップ・エディタを開きます: Pop.TRG_CUSTOMERステップ。

  2. 必要に応じて、オペレータ・ナビゲータのメニュー・ツールバーで「リフレッシュ」をクリックします。

  3. セッション・ステップ・エディタの「定義」タブで、TRG_CUSTOMER表のロードによって1個の挿入が生成され(これは、第8.1.3.4項「無効なデータの修正」で修正したレコード)、8個のエラーがエラー表に分離されたことが「レコード統計」セクションに表示されます。

    図8-8に、セッション・ステップ・エディタの「レコード統計」セクションを示します。

    図8-7 セッション・ステップ・エディタのレコード統計

    図8-7については周囲のテキストで説明しています。

8.2 実行: Pop.TRG_SALESインタフェース

この項の内容は、次のとおりです。

8.2.1 統合インタフェースの実行

Pop.TRG_SALES統合インタフェースは、第8.1.1項「パッケージの実行」でLoad Sales Administrationパッケージによってすでに実行されています。この項では、次のものの実行方法についてのみ説明します: Pop.TRG_SALESインタフェース。

実行手順: Pop.TRG_SALES統合インタフェース:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「Sales Administration」ノード下の「インタフェース」ノードを展開します。

  2. 次のものを選択します: Pop.TRG_SALESインタフェース。

  3. 右クリックして「実行」を選択します。

  4. 「確認」ダイアログで、「はい」をクリックします。インタフェースが保存され、「実行」ダイアログが表示されます。

  5. 「実行」ダイアログでデフォルト設定のままにし、「OK」をクリックします。

  6. 「セッションを開始しました」情報ダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。

Oracle Data Integratorで実行セッションが開始されます。

8.2.2 オペレータ・ナビゲータでのインタフェースの実行の追跡

統合インタフェースの実行結果を表示するには:

  1. オペレータ・ナビゲータの「セッション・リスト」アコーディオンで「すべての実行」ノードを展開します。

  2. オペレータ・ナビゲータのツールバー・メニューで「リフレッシュ」をクリックして、表示されている情報をリフレッシュします。

  3. 実行セッションのログ(Pop.TRG_SALESインタフェースの)の表示は、図8-8のようになります。

    図8-8 Pop.TRG_SALESインタフェースのセッション・ログ

    図8-8については周囲のテキストで説明しています。

8.2.3 結果の解釈

この項では、無効なレコードの特定方法について説明します。これらは、制約を満たさず、フロー制御によって拒否されたレコードです。

この項の内容は、次のとおりです。

8.2.3.1 処理されたレコードの数の特定

処理されたレコードの数を特定するには:

  1. オペレータ・ナビゲータで、次のもののセッション・ステップ・エディタを開きます: Pop.TRG_SALESステップ。

  2. 必要に応じて、オペレータ・ナビゲータのメニュー・ツールバーで「リフレッシュ」をクリックします。

  3. セッション・ステップ・エディタの「定義」タブで、TRG_SALES表のロードによって5個の挿入が生成され、32個のエラーがエラー表に分離されたことが「レコード統計」セクションに表示されます。

    図8-9に、セッション・ステップ・エディタの「レコード統計」セクションを示します。

    図8-9 セッション・ステップ・エディタのレコード統計

    図8-9については周囲のテキストで説明しています。

    これらの5個の挿入は、第8.1.3.4項「無効なデータの修正」で行った変更により、挿入された5行です。CUST_ID = 203の顧客のCITY_IDをSRC_CITY表にリストされているCITY_IDに変更すると、顧客203による売上がTRG_SALES表に追加されます。これらの5個の売上げ処理が図8-12で強調表示されています。

    CUST_ID = 203の顧客によって、実際は7個の売上げ処理が行われたことに注意してください。これらの7個の処理は次のようにすると特定できます。

    1. SRC_CUSTOMER表で、CUST_ID = 203の顧客のORDER_IDを特定します。図8-10は、この顧客に2個のORDER_ID(10と42)があることを示しています。

      図8-10 CUST_ID = 203に対応するORDER_ID

      図8-10については周囲のテキストで説明しています。
    2. 図8-11に示すように、SRC_ORDER_LINES表には、ORDER_ID 10と42の7個の注文明細がリストされています。

      図8-11 ORDER_ID 10と42のORDER_LINES

      図8-11については周囲のテキストで説明しています。

      強調表示された注文明細は同じPRODCT_IDを持ち、TRG_SALES表では、図8-12に示すように1行(23行目)にマージされています。

8.2.3.2 結果のデータの表示

Pop.TRG_SALESインタフェースはLoad Sales Administrationパッケージですでに実行されていることに注意してください。これがTRG_SALES表に62行含まれ、図8-9に示す5個の挿入のみではない理由です。

インタフェースの実行結果のデータを表示するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「モデル」アコーディオンおよび「Sales Administration - HSQL」モデルを展開します。

  2. 「TRG_SALES」データストアを選択します。

  3. 右クリックして「データの表示」を選択し、ターゲット表にデータを表示します。

    「データ」を選択することでも、ターゲット表のデータを表示および編集できることに注意してください。

    図8-12に示すようなデータの表示エディタが表示されます。

    図8-12 TRG_SALESのデータの表示エディタ

    図8-12については周囲のテキストで説明しています。

8.2.3.3 無効なレコードと不正なデータの確認

モデルのデータストアで右クリックし、「制御」「エラー」の順に選択すると、無効なレコードにアクセスできます。

TRG_SALESデータストアのエラー表を確認するには:

  1. デザイナ・ナビゲータで、「Sales Administration - HSQL」モデルを展開します。

  2. 「TRG_SALES」データストアを選択します。

  3. 右クリックして「制御」「エラー」の順に選択します。

  4. 図8-13に示すようなエラー表エディタが表示されます。

    図8-13 TRG_SALESのエラー表

    図8-13については周囲のテキストで説明しています。

実行したインタフェースによって、32個の無効なレコードが特定され、自動的に作成されたエラー表に分離されています。

このエラー表に、インタフェースによって次のものが拒否されたことが表示されます。

  • FK_SALES_CUST制約に違反した(顧客表に存在しない顧客番号を持つ、など)31個のレコード

  • FK_SALES_PROD制約に違反した(製品表に存在しない製品番号を持つ)1個のレコード

無効なレコードはエラー表に保存され、ターゲット表に統合されませんでした。