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Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applications ユーザーズ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1.6.0)
B61389-03
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はじめに

対象読者

Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド, 11g リリース1 (11.1.1.6.0)』へようこそ。

このドキュメントは、Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsを使用する技術コンサルタント、開発者およびシステム統合コンサルタントを対象としています。

このマニュアルは、次の実用的な知識があることを前提としています。

これらの製品の使用経験がない場合は、オラクル社研修サービスで提供されている研修クラスに出席することをお薦めします。

Oracle Applications製品の詳細は、「関連する情報ソース」を参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

このマニュアルの構成

1  Adapter for Oracle Applicationsの概要
2  Adapter for Oracle Applicationsの機能
3  Adapter for Oracle Applicationsの概念
4  XML Gatewayの使用
5  ビジネス・イベントの使用
6  コンカレント・プログラムの使用
7  インタフェース表およびビューの使用
8  PL/SQL APIの使用
9  E-Commerce Gatewayの使用
A  WSDL定義ファイルと接続情報の詳細
B  トラブルシューティングおよび回避策
C  Adapter for Oracle Applicationsのプロパティ

関連する情報ソース

Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsの知識と理解を深めるために、オンライン・ドキュメント、研修およびサポート・サービスを含む多くの情報ソースを利用できます。

ドキュメント

Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsの設定時や使用時に、他のOracle Fusion Middlewareのガイドを参照することが必要になる場合があります。ガイドは、メディア・パックに含まれているOracle Fusion MiddlewareまたはOracle Databaseのドキュメント・ライブラリCDから読み取って読むか、またはOracle Technology Network (OTN)上で読むことができます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTNのメイン・ページから無償でダウンロードできます。

研修

オラクル社は、研修コースの包括的なセットを提供して、お客様のスタッフがOracle Fusion Middleware 11g を習得し、高い生産性を迅速に獲得できるように支援します。これらのコースは、機能習得パスごとに編成されており、担当する作業や領域に該当するコースのみを受講できます。

受講環境は選択できます。多くの研修センターから任意の場所でOracle Universityが提供するコースに出席するか、講師を手配してお客様の施設で研修を行うか、またはOracle Universityのオンライン教育ユーティリティであるOracle Learning Network(OLN)を利用できます。

ヒント: 今後開催される研修コースの詳細は、Oracle Universityが提供するコースを参照してください。

また、オラクル社の研修プロフェッショナルは、標準コースを調整したり、ニーズに合わせてカスタム・コースを作成することもできます。たとえば、お客様の施設で行われるカスタマイズされた研修セッションで、お客様の組織の構造、用語およびデータを例として使用できます。

サポート

オンサイト・サポートからセンターでのサポートに至るまで、経験のあるプロフェッショナルのチームが、Oracle Fusion Middleware 11g を活用するために必要な支援と情報を提供します。このチームには、お客様のビジネス領域、Oracle Databaseの管理、およびお客様のハードウェアとソフトウェア環境をよく理解している技術担当、アカウント・マネージャ、およびオラクル社の多数のコンサルタントとサポート・スペシャリストのスタッフが所属しています。

Oracle Applicationsデータの変更を目的としたデータベース・ツール使用の禁止

特に指示がないかぎり、Oracle Applicationsデータの変更には、SQL*Plus、Oracleデータ・ブラウザ、データベース・トリガーまたは他のツールを使用しないでください。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusなどのOracleのツール製品を使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が破壊され、データ変更を監査できなくなる恐れがあります。

Oracle Applications表は相関関係を持っているため、Oracle Applicationsフォームを使用して変更を加えると、一度に多数の表が更新される可能性があります。ただし、Oracle Applications以外のツールを使用してOracle Applicationsを変更すると、ある表の行を変更しても、関連する表にはそれに対応する変更が加えられない場合があります。表が相互に同期しなくなると、誤った情報を取り出したり、Oracle Applications全体で予測できない結果が生じる恐れがあります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、変更が有効かどうかがOracle Applicationsによって自動的にチェックされます。Oracle Applicationsでは、情報を変更したユーザーが記録されます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。