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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61383-02
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21.2 ページ・アセンブリ・タイムアウト

ページ・アセンブリ・タイムアウトの設定により、ポートレットをアセンブルする際にページ表示を待機する時間を指定できます。

このオプションは、遠隔地にある遅いサーバー上でリモートに実行されているポートレットなど、場合によっては遅いポートレットがページにあると確認されている場合に使用すると便利です。あるポートレットにおける最後のページ・アセンブリを遅延するかわりに、ページ・アセンブリ・タイムアウト・オプションを使用して打切り時間を指定できます。レスポンスを返さないポートレットにかわって、部分的にレンダリングされたページにより、ポートレットのコンテンツに対する新しいブラウザベースのリクエストが作成されます。


注意:

ページ・アセンブリ・タイムアウトは、ブラウザのスクリプト・デバッグ機能と同時に使用できません。ページをデバッグする場合は、ページ・アセンブリ・タイムアウトを無効にしてから、ブラウザでスクリプトのデバッグを有効にしてください。スクリプトの問題を修正したら、スクリプトのデバッグを無効にし、ページ・アセンブリ・タイムアウトを有効にします。

また、Portalが想定どおりに動作するためには、各ユーザーのブラウザでスクリプトのデバッグを無効に設定することをユーザーに推奨する必要があります。


ページ・アセンブリ・タイムアウトを指定するには、次の手順を実行します。

  1. キャッシュ・オプションを変更するページに移動します。

    ページの検索方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  2. 編集モードに切り替えます。

  3. ページ・ツールバーの「ページ」の横の「プロパティ」リンクをクリックします。

    ページ・グループではなくページのリンクをクリックします。

  4. 「メイン」タブの「ページ・アセンブリ・タイムアウト」セクションに移動し、ページ・アセンブリ・タイムアウト・オプションを選択します。

    • ページを表示する前にすべてのポートレットが戻されるのを待機する(デフォルト)

      このオプションは、すべてのポートレットがサーバー上に収集され、ブラウザに配信できる状態になるまで、ページの表示を遅延する場合に選択します。

    • ポートレットの取出しに費やす時間を[ ]秒に制限する

      このオプションは、サーバーがポートレットを収集する間、ページの表示を遅延する時間を制限する場合に選択します。タイムアウトは秒単位で指定します。タイムアウトする前に収集されなかったポートレットは、ページが表示された後にブラウザによって動的にレンダリングされます。

  5. 「OK」をクリックして変更を保存します。