Oracle® Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス 11gリリース1 (10.3.6) B55569-05 |
|
前 |
次 |
この章では、Oracle SOA SuiteでWLSTコマンドを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイ、管理、コンパイル、パッケージ化、テスト、エクスポート、インポート、パーティション化および診断し、構成プランを管理して、ヒューマン・ワークフロー・タスクを検証する方法を説明します。コマンド・ラインの構文、引数およびコマンド例についても記載します。
注意: これらのコマンドを使用するには、コンポーネントがインストールされているOracleホームからWLSTを呼び出す必要があります。『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』の「カスタムWLSTコマンドの使用」を参照してください。 |
この章の内容は次のとおりです。
デプロイメント、構成プランおよびテスト・スイートの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』を参照してください。
WLSTコマンドは表9-1に示すカテゴリに分かれています。
表9-1 Oracle SOA Suiteコマンド・カテゴリ
コマンド・カテゴリ | 説明 |
---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイおよびアンデプロイします。 |
|
デフォルトの改訂バージョンの起動、停止、アクティブ化、廃止、割当てを行ったり、デプロイされたSOAコンポジット・アプリケーションを一覧表示したりします。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの構成プランを付加、抽出、生成および検証します。 |
|
人員のワークフロー・タスクを検証します。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。 |
SOAコンポジット・アプリケーション・パッケージ化のコマンド |
デプロイするアーカイブ・ファイルにSOAコンポジット・アプリケーションをパッケージ化します。 |
|
プロダクション環境へのデプロイメントの前にSOAコンポジット・アプリケーションをテストします。 |
SOAコンポジット・アプリケーションのHTTPクライアント・ベースのエクスポートおよびインポート・コマンド |
HTTPクライアントに基づいてSOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートします。 |
SOAコンポジット・アプリケーションのMBeanベースのエクスポートおよびインポート・コマンド |
サーバー・ベースのコンポジット・ストアMBean( |
SOAコンポジット・アプリケーションのパーティション管理コマンド |
SOAコンポジット・アプリケーションの様々なリビジョンを別々のセクションに論理的にグループ化します。 |
表9-2に示すデプロイメント・コマンドを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイおよびアンデプロイします。
表9-2 WLST構成のデプロイメント・コマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ:デプロイメント・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
Oracle WebLogic ServerにSOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。このコマンドは、デプロイメントのアプリケーションのアーティファクト・ファイルをパッケージ化しません。SOAコンポジット・アプリケーションのパッケージ化の詳細は、「SOAコンポジット・アプリケーション・パッケージ化のコマンド」を参照してください。
sca_deployComposite(serverURL, sarLocation, [overwrite], [user], [password], [forceDefault], [configplan], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL (たとえば、 |
|
次のいずれかの絶対パス。
|
|
オプション。既存のSOAコンポジット・アプリケーション・ファイルを上書きするかどうかを表します。
|
|
オプション。基本認証が構成される場合、複合デプロイヤ・サーブレットにアクセスするためのユーザー名。 |
|
オプション。基本認証が構成される場合、複合デプロイヤ・サーブレットにアクセスするためのパスワード。 |
|
オプション。デフォルトとして新しい複合を設定するかどうかを表します。
|
|
オプション。ZIPファイルに含まれる特定のSARファイルまたはすべてのSARファイルに適用される構成プランの絶対パス。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションがデプロイされるパーティションの名前。デフォルト値は |
注意: タスク・マップ属性(以前はフレックス・フィールド・マッピングと呼ばれていました)やルール(たとえば休暇ルール)などのヒューマン・ワークフロー・アーティファクトは、タスク定義のネームスペースに基づいて定義されます。そのため、ヒューマン・ワークフロー・タスクのあるSOAコンポジット・アプリケーションを複数のパーティションにデプロイする場合は、次の問題が発生します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、デフォルト・バージョンとしてHelloWorld
アプリケーションをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", true)
次の例では、基本認証が構成された場合、ユーザー名を必要とするHelloWorld
アプリケーションをデプロイします。次に、このユーザー名のパスワードを指定するように求められます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", user="weblogic") Password:
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをデプロイし、deployplan.xml
という構成プランを適用します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", forceDefault=false, configplan="/tmp/deployplan.xml")
次の例では、複数のSARまたはMAR、あるいはその両方を含むHelloWorld
ZIPファイルをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost:7001", "/tmp/HelloWorld.zip")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをmyPartition
パーティションにデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://stadp10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:デプロイメント・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_undeployComposite(serverURL, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL (たとえば、 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂ID。 |
|
オプション。基本認証が構成される場合、複合デプロイヤ・サーブレットにアクセスするためのユーザー名。 |
|
オプション。基本認証が構成される場合、複合デプロイヤ・サーブレットにアクセスするためのパスワード。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://myhost10:7001", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、基本認証が構成された場合、ユーザー名を必要とするHelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。次に、このユーザー名のパスワードを指定するように求められます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://myhost10:7001", "HelloWorld", "1.0", user="weblogic") Password:
次の例では、myPartition
パーティション内のHelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://stadp10:7001", "HelloWorld", "1.0", partition='myPartition')
表9-3に示す管理コマンドを使用して、デフォルトの改訂バージョンの起動、停止、アクティブ化、廃止、割当てを行ったり、デプロイされたSOAコンポジット・アプリケーションを一覧表示したりします。
表9-3 WLST構成のSOAコンポジット・アプリケーション管理コマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
以前に停止したSOAコンポジット・アプリケーションを起動します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションを停止します。 |
オフライン |
|
以前に廃止したSOAコンポジット・アプリケーションをアクティブ化します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションを廃止します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションにデフォルト改訂バージョンを割り当てます。 |
オフライン |
sca_getDefaultCompositeRevision |
指定されたコンポジット・シリーズのデフォルト・コンポジットのリビジョンを一覧表示します。 |
オフライン |
|
デプロイされたSOAコンポジット・アプリケーションを示します。 |
オフライン |
sca_listCompositesFailedInServerStart |
サーバー起動時に失敗したSOAコンポジット・アプリケーションを一覧表示します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_startComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルは、アプリケーションに関連付けられるMetadata Services (MDS)アーティファクトを識別します。ラベルを指定しない場合、システムによって最新のラベルが取得されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの改訂1.0
を起動します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_startComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を起動します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_startComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_stopComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルは、アプリケーションに関連付けられるMDSアーティファクトを識別します。ラベルを指定しない場合、システムによって最新のラベルが取得されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの改訂1.0
を停止します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_stopComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を停止します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_stopComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_activateComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルは、アプリケーションに関連付けられるMDSアーティファクトを識別します。ラベルを指定しない場合、システムによって最新のラベルが取得されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの改訂1.0
をアクティブ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_activateComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をアクティブ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_activateComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
SOAコンポジット・アプリケーションおよびそれらの実行中のすべてのインスタンスを停止および廃止します。プロセス・ライフサイクルを廃止すると、新しいインスタンスを作成できません。既存インスタンスは正常に完了できます。
sca_retireComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルは、アプリケーションに関連付けられるMDSアーティファクトを識別します。ラベルを指定しない場合、システムによって最新のラベルが取得されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの改訂1.0
を廃止します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_retireComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をリタイアします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_retireComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_assignDefaultComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの改訂1.0
をデフォルト・バージョンとして設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_assignDefaultComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
にあるHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をデフォルト・バージョンとして設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_assignDefaultComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_getDefaultCompositeRevision(host, port, user, password, compositeName, partition)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、指定されたコンポジット・シリーズのデフォルト・コンポジットのリビジョンを戻します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_getDefaultCompositeRevision("myhost", "7001", "weblogic", "weblogic","HelloWorld")
次の例では、myPartition
というパーティション内の、指定されたコンポジット・シリーズのデフォルト・コンポジットのリビジョンを戻します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_getDefaultCompositeRevision("myhost", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_listDeployedComposites(host, port, user, password)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
コマンド・カテゴリ:アプリケーション管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_listCompositesFailedInServerStart (host, port, user, password)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(たとえば、 |
|
SOAサーバーのポート(たとえば、 |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名のパスワード。 |
次の例では、サーバー起動時に失敗したSOAコンポジット・アプリケーションを一覧表示します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_listCompositesFailedInServerStart('myhost' '7001','weblogic', 'welcome1')
SOAコンポジット・アプリケーションが失敗した場合、次の形式で出力が表示されます。
Following 1 composites failed in SOA server start process: 1. BPELInvokesHello[1.0], partition=default, mode=active, state=on, isDefault=true, deployedTime=2012-09-28T00:48:13.182-07:00
表9-4に示すコンパイルのコマンドを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。
表9-4 WLST構成のSOAコンポジット・アプリケーション・コンパイルのコマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
JVMシステム・プロパティを設定します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ:アプリケーション・コンパイルのコマンド
WLSTの使用状況:オフライン
JVMシステム・プロパティを設定します。このコマンドは、SSL上にsca_deployComposite
およびsca_undeployComposite
を使用する前に、セキュア・ソケット・レイヤー(SSL)システム・プロパティも設定できます。
コマンド・カテゴリ:アプリケーション・コンパイルのコマンド
WLSTの使用状況:オフライン
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。
注意:
|
sca_compile(composite, [outXml], [error], [appHome], [displayLevel], [oracleHome])
引数 | 定義 |
---|---|
|
展開された(解凍された) SARディレクトリにある複合ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。出力XMLファイルの絶対パス。 |
|
オプション。エラー・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。アプリケーション・ホーム・ディレクトリの絶対パス。データが共有される場合、このプロパティが必要です。 |
|
オプション。表示する情報レベル。デフォルト値は |
|
オプション。 |
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", displayLevel=2)
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルし、myout.xml
ファイルに詳細をキャプチャします。エラーが発生する場合、error.out
ファイルにキャプチャします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", outXml="/tmp/myout.xml", error="error.out")
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルします。ant-sca-compile.xml
スクリプトを検索するためにoracleHome
プロパティ設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", displayLevel=2, oracleHome="/scratch/myusername/beahome/AS11gR1SOA")
表9-5に示すパッケージ化のコマンドを使用して、複合SARファイルにSOAコンポジット・アプリケーションをパッケージ化します。
表9-5 WLST構成のSOAコンポジット・アプリケーション・パッケージ化のコマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
複合SARファイルにSOAコンポジット・アプリケーションをパッケージ化します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ:アプリケーション・パッケージ化のコマンド
WLSTの使用状況:オフライン
複合SARファイルにSOAコンポジット・アプリケーション・ファイルをパッケージ化します。このコマンドは、次の操作を実行します。
${compositeDir}
に複合アーティファクトをコンパイルするためにsca_compile
を呼び出す。
${compositeDir}/src
内のソース・コードをコンパイルするためにjavac
を呼び出す。
${compositeDir}/composite.xml
に改訂を置き換える。
${compositeDir}/deploy
にsca_${compositeName}_rev${revision}.jar
を作成するためにアーティファクトをパッケージ化する。
注意:
|
sca_package(compositeDir, compositeName, revision, [appHome], [oracleHome])
引数 | 定義 |
---|---|
|
複合アーティファクトを含むディレクトリの絶対パス。 |
|
複合の名前。 |
|
複合の改訂ID。 |
|
オプション。アプリケーション・ホーム・ディレクトリの絶対パス。データが共有される場合、このプロパティが必要です。 |
|
オプション。 |
次の例では、OrderBookingComposite
アプリケーションをパッケージ化します。このアプリケーションでは共有データが使用されるので、appHome
プロパティを設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package("/tmp/app_data/OrderBookingComposite", "OrderBookingComposite", "1.0", appHome="/tmp/app_data")
次の例では、HelloSOAComposite
アプリケーションをパッケージ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package ("/tmp/HelloSOAApplication/HelloSOAComposite", "HelloSOAComposite", "1.0")
次の例では、HelloSOAComposite
アプリケーションをパッケージ化します。ant-sca-compile.xml
スクリプトを検索するためにoracleHome
プロパティ設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package ("/tmp/HelloSOAApplication/HelloSOAComposite", "HelloSOAComposite", "1.0", oracleHome="/scratch/myusername/beahome/AS11gR1SOA")
表9-6に示すSOAコンポジット・アプリケーション・テストのコマンドを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションをテストします。
コマンド・カテゴリ:アプリケーション・テストのコマンド
WLSTの使用状況:オフライン
プロダクション環境にデプロイする前に、デプロイされるSOAコンポジット・アプリケーションをテストします。Oracle JDeveloperにテストのスイートを作成します。sca_test
コマンドはant-sca-test.xml
を呼び出します。
sca_test('compositeName', 'revision', 'testsuiteName', 'jndiPropFile', [oracleHome='oracleHome'], [javaHome='javaHome'])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの改訂ID。 |
|
テスト・スイートの名前。 |
|
JNDIプロパティ・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。 |
|
オプション。 |
表9-7に示されているSOAコンポジット・アプリケーション・コマンドを使用して、HTTPクライアントに基づいてSOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートします。これらのコマンドを使用するには、SOAインフラストラクチャが実行されている必要があります。
表9-7 WLST構成のSOAコンポジット・アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションをSARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ後の変更をJARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ後の変更をインポートします。 |
オフライン |
|
指定されたパターンの共有データをJARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
最上位の共有データ・フォルダを削除します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_exportComposite(serverURL, updateType, sarFile, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
エクスポートするデプロイ後の変更のタイプ。
|
|
生成するSARファイル( |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、デプロイ後の変更を含まずにコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'none', '/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、デプロイ後の更新をすべて含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'all', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-all.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイ後の更新を含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'property', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-prop.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、実行時/メタデータのデプロイ後の更新を含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'runtime', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-runtime.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、デプロイ後の更新を含まずに、myPartition
パーティション内のコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'none', '/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0', partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_exportUpdates(serverURL, updateType, jarFile, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
エクスポートするデプロイ後の変更のタイプ。
|
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、デプロイ後の更新をすべてエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'all', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar','HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイ後の更新をエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'property','/tmp/prop-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、実行時/メタデータのデプロイ後の更新をエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'runtime','/tmp/runtime-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、パーティションmyPartition
内のコンポジットのデプロイ後の変更をJARファイルにエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates(serverURL, updateType, jarFile, compositeName, revision, user=None, password=None, partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_importUpdates(serverURL, jarFile, compositeName, revision, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
デプロイ後の変更を含むJARファイルの絶対パス。 |
|
デプロイ後の変更のインポート先となるコンポジットの名前。 |
|
デプロイ後の変更のインポート先となるコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが存在するパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ後の変更をインポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_importUpdates('http://stabc:8001', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、パーティションmyPartition
内のコンポジットのデプロイ後の変更をインポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_importUpdates(serverURL, jarFile, compositeName, revision, user=None, password=None, partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_exportSharedData(serverURL, jarFile, pattern, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
MDS転送APIによってサポートされているファイル・パターン。複数のパターンを指定する場合は、デリミタとしてセミコロン( /Project1/**;/Project2/** この例では、 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_removeSharedData(serverURL, folderName, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
削除する最上位の共有データ・フォルダの名前。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が行われている場合)。この引数には次の構文を使用します。
|
表9-8に示されているデプロイメント・コマンドを使用して、サーバー・ベースのコンポジット・ストアMBean(CompositeStoreMXBean
)上でSOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートします。
表9-8 WLST構成のSOAコンポジット・アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションをSARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ後の変更をJARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイ後の変更をインポートします。 |
オンライン |
|
指定されたパターンの共有データをJARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
このオプションを使用する場合、エクスポート・コマンドで生成されるファイルおよびインポート・コマンドで読み取られるファイルは、サーバーが実行されているホスト(Oracle WebLogic管理サーバーまたは管理対象SOAサーバーのいずれか)上に存在する必要があることに注意してください。
コンポジット・ストアMBeanは、SOAサーバーのサーバー実行時MBeanとOracle WebLogic管理サーバーのドメイン実行時MBeanの両方として登録されます。そのため、SOAサーバーが停止している間も、インポートとエクスポートを続行することが可能になります。コンポジット・ストアMBeanの使用では、WLSTコマンドのみが提供されています。ant
コマンドはありません。
connect()
コマンドを実行して、SOAサーバーまたはOracle WebLogic管理サーバーのいずれかに接続する必要があります。
wls:offline>connect('weblogic', 'password', 't3://stabc:8001')
SOAサーバーの停止中にドメイン実行時MBeanを使用する場合、domainRuntime()
コマンドを実行する必要があります。
wls:offline>connect('weblogic', 'password', 't3://stabc:7001') wls:/soainfra/serverConfig>domainRuntime()
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オンライン
sca_exportCompositeMb(updateType, sarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
エクスポートするデプロイ後の変更のタイプ。
|
|
生成するSARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
この例では、デプロイ後の変更を含まずにコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('none', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
この例では、デプロイ後の更新をすべて含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('all', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-all.jar', 'HelloWorld','1.0')
この例では、プロパティのデプロイ後の更新を含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('property', '/tmp/sca_ HelloWorld_rev1.0-prop.jar', HelloWorld', '1.0')
この例では、実行時/メタデータのデプロイ後の更新を含めてコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('runtime', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-runtime.jar','HelloWorld', '1.0')
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オンライン
sca_exportUpdatesMb(updateType, jarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
エクスポートするデプロイ後の変更のタイプ: |
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
次の例では、デプロイ後の更新をすべてエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMb('all', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar','HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイ後の更新をエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMB('property', '/tmp/prop-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、実行時/メタデータのデプロイ後の更新をエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMB('runtime', '/tmp/runtime-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オンライン
sca_importUpdatesMb(jarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
デプロイ後の変更を含むJARファイルの絶対パス。 |
|
デプロイ後の変更のインポート先となるコンポジットの名前。 |
|
デプロイ後の変更のインポート先となるコンポジットのリビジョン。 |
コマンド・カテゴリ: アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTの使用状況:オンライン
sca_exportSharedDataMb(jarFile, pattern)
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
MDS転送APIによってサポートされているファイル・パターン。複数のパターンを指定する場合は、デリミタとしてセミコロン( /Project1/**;/Project2/** この例では、 |
表9-9に示されているデプロイメント・コマンドを使用して、パーティションを管理します。パーティション化により、SOAコンポジット・アプリケーションの様々なリビジョンを別々のセクションに論理的にグループ化することが可能になります。これは、Oracle BPEL Process Managerの10.1.xリリースにおけるドメインのコンセプトに似ています。
表9-9 SOAコンポジット・アプリケーションのWLST構成用のパーティション管理コマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
パーティションを作成します。 |
オンライン |
|
パーティションを削除する前に、パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。 |
オンライン |
sca_startCompositesInPartition |
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションを起動します。 |
オンライン |
|
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションを停止します。 |
オンライン |
sca_activateCompositesInPartition |
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをアクティブ化します。 |
オンライン |
sca_retireCompositesInPartition |
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをリタイアします。 |
オンライン |
|
SOAインフラストラクチャ内のすべてのパーティションを一覧表示します。 |
オンライン |
|
特定のパーティション内のすべてのコンポジットを一覧表示します。 |
オンライン |
表9-10にリストされている診断コマンドを使用して、Webサービス・コールのデプロイメント、メモリーおよび経過時間用に事前構成されたWebLogic Diagnostic Framework(WLDF)監視を有効化します。WLDF監視と通知は、診断データを収集して問題を特定するために使用します。このデータにより、障害の発生時に、障害の分離と診断が可能になります。
表9-11に示す構成プラン管理のコマンドを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションの構成プランを付加、抽出、生成および検証します。
表9-11 WLST構成の構成プラン管理のコマンド
コマンド | 説明 | WLSTの使用状況 |
---|---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションJARファイルに構成プラン・ファイルを付加します。 |
オフライン |
|
編集するためにJARファイルにパッケージ化された構成プランを抽出します。 |
オフライン |
|
編集の構成プランを生成します。 |
オフライン |
|
構成プランを検証します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ:構成プラン管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_attachPlan(sar, configPlan, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SARファイルの絶対パス。 |
|
構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。SARファイルの既存の構成プランを上書きするかどうかを表します。
|
|
オプション。構成プラン添付ファイルに関する詳細な情報を出力するかどうかを表します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションにconfigplan.xml
構成プラン・ファイルを付加します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_attachPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの既存の構成プランをconfigplan.xml
ファイルで上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_attachPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ:構成プラン管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
編集のために、SOAコンポジット・アプリケーション・ファイルにパッケージ化された構成プランを抽出します。これはオプションの手順です。プランが存在しない場合、これはsca_generatePlan
で新しいファイルの作成と同じです。
sca_extractPlan(sar, configPlan, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SARファイルの絶対パス。 |
|
抽出する構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。SARファイルの既存の構成プラン・ファイルを上書きするかどうかを表します。
|
|
オプション。構成プラン抽出に関する詳細な情報を出力するかどうかを表します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションから編集するためにconfigplan.xml
ファイルを抽出します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_extractPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションから編集するためにconfigplan.xml
ファイルを抽出します。このコマンドによって、既存のプランも上書されます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_extractPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ:構成プラン管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_generatePlan(configPlan, sar, composite, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成する構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
SARファイルの絶対パス。 |
|
展開された(解凍された) SARディレクトリにある |
|
オプション。既存の構成プラン・ファイルを上書きするかどうかを表します。
|
|
プランの生成に関する詳細な情報を出力するかどうかを表します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルmyplan.xml
を生成します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_generatePlan("/tmp/myplan.xml", sar="/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルmyplan2.xml
を生成します。myplan2.xml
ファイルは既存のプランを上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_generatePlan("/tmp/myplan2.xml", composite="/tmp/HelloWorld_rev1.0/composite.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ:構成プラン管理コマンド
WLSTの使用状況:オフライン
sca_validatePlan(reportFile, configPlan, [sar], [composite], [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成するレポート・ファイルの絶対パス。検証の結果はこのファイルに書き込まれます。 |
|
構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。SARファイルの絶対パス。 |
|
オプション。展開された(解凍された) SARディレクトリにある |
|
オプション。既存の構成プラン・ファイルを上書きするかどうかを表します。
|
|
オプション。構成プラン検証に関する詳細な情報を出力するかどうかを表します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルconfigplan.xml
を検証します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_validatePlan("/tmp/myreport.xml", "/tmp/configplan.xml", sar="/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルconfigplan.xml
を検証します。configplan.xml
プランは既存のプランを上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_validatePlan("/tmp/myreport.xml", "/tmp/configplan.xml",composite="/tmp/HelloWorld_rev1.0/composite.xml", overwrite=true)
表9-12に示すタスク検証のコマンドを使用して、人員のワークフロー・タスクを検証します。