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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発
11g リリース1(10.3.6)
B61630-04
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1 概要とロードマップ

サード・パーティ製の管理システムをWebLogic Server管理システムと統合するために、WebLogic Serverには標準ベースのインタフェースが用意されています。これらのインタフェースは、Java Management Extensions (JMX)仕様に完全に準拠しています。ソフトウェア・ベンダーはこれらのインタフェースを使用して、WebLogic Server MBeanをモニターし、WebLogic Serverドメインの構成を変更し、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスに対するこれらの変更の配布(アクティブ化)をモニターすることができます。JMXクライアントはOracle独自のクラスを使用しなくても、すべてのWebLogic Server管理機能を実行できますが、リモートJMXクライアントではWebLogic Serverプロトコル(T3など)を使用してWebLogic Serverインスタンスに接続することをお薦めします。

このドキュメントでは、WebLogic Serverリソースをモニターおよび変更するJMXクライアントの作成について説明します。

以下の節では、このマニュアル『JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発』の内容と構成について説明します。

ドキュメントのスコープと対象読者

このドキュメントは、JMX互換管理システムを開発するソフトウェア・ベンダーを対象としています。また、WebLogic Serverを評価するビジネス・アナリストや、特定のアプリケーションでJMXの使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載されています。

このドキュメントは、Java EEおよび一般的なアプリケーション管理の概念に精通している読者を対象としています。このドキュメントでは、限定的でありながら有用な一連のJMX管理サービスを開発するための実践的な方法を重点的に扱います。JMXをより広範な管理上の問題に適用するには、「関連ドキュメント」に挙げるJMX仕様などのドキュメントを参照してください。

このドキュメントの手引き

関連ドキュメント

Oracle Technology Networkには、JMXに関する書籍、ホワイトペーパーおよび詳細情報へのリンクが掲載されたWebサイト(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/tech/javamanagement-140525.html)があります。

JMX 1.2仕様を参照する場合は、(http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr003/index3.html)からダウンロードしてください。

JMXリモートAPI 1.0仕様を参照する場合は、(http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr160/index.html)からダウンロードしてください。

javax.management*パッケージのAPIリファレンスは、http://download.oracle.com/javase/6/docs/api/overview-summary.htmlで参照できます。

WebLogic Serverアプリケーション用に他のタイプの管理サービスを開発するためのガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。

WebLogic Serverアプリケーションを開発およびチューニングするためのガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。

このリリースでの新機能と変更点

このリリースのWebLogic Serverでは、WebLogic ServerランタイムMBeanサーバーがデフォルトでプラットフォームMBeanサーバーとして構成されています。

このリリースで導入されたWebLogic Serverの新機能の一覧については、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。