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\Network\Adminディレクトリ内に作成されたバックアップ・ファイルを調べてください。tnsnames.oraバックアップ・ファイルの名前はtnsnames.00nとなっています。nの部分は整数です。実行中の別のOracle Netリスナーが、すでにデータベースをリスニングしていること。Oracle Netリスナーは、システム上の2つのリスナーが同じアドレスまたはデータベースSIDをリスニングしていないことを確認します。この問題が発生すると、更新されたリスナーおよびサービス名の定義を含むlistener.oraファイルとtnsnames.oraファイルがロールバック・ファイルとして保存されます。ロールバック・ファイルのファイル名は、name
_rlb.oraです。name
は、listenerまたはtnsnamesです。
Oracle Fail Safeがリスナーを起動しようとしているノード上で、リスナーが使用する仮想アドレスがアクティブになっていないこと。
不適切な更新や破損のため、これらのファイルが有効でなくなっていること。
グループのサービス名、データベースSIDまたはネットワーク名が不適切なこと。
データベースSIDが、(複数Oracleホーム環境で)複数のリスナーに含まれていること。
これらのファイルが有効な場合は、操作で使用されているグループのサービス名、データベースSIDおよびネットワーク名が正しいかどうかを調べます。情報が不適切な場合、この手順が失敗することがあります。
複数Oracleホーム環境でシステムを使用している場合は、データベースSIDが複数のリスナーに含まれていないことを確認します。システム上のすべてのlistener.oraファイルを調べます。