構文
tadm set-access-log-buffer-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+
説明
このコマンドを使用して、アクセス・ログ・バッファのプロパティを設定します。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
アクセス・ログ・バッファのプロパティを設定する構成を指定します。
オペランド
property-name=property-value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
アクセス・ログ・バッファの次のプロパティを設定できます。
enabled
: サーバーでアクセス・ログ・エントリをバッファするかどうかを指定します。
値: true
、false
。デフォルト: true
buffer-size
: 個々のアクセス・ログ・バッファのサイズ(バイト単位)。
値: 4096 - 1048576。
direct-io
: ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュするかどうかを示します。デフォルト値のfalse
は、ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュすることを示します。trueの設定値は、ファイル・システムでアクセス・ログの書込みをキャッシュしないことを示します。設定は単なる推奨であり、サーバーまたはオペレーティング・システムは、この設定を無視することがあります。
値: true
、false
。デフォルト: false
max-buffers
: 1つのサーバー当たりのアクセス・ログ・バッファの最大数を指定します。
値: 1 - 65536。
max-buffers-per-file
: 1つのアクセス・ログ・ファイル当たりのアクセス・ログ・バッファの最大数を指定します。
値: 1 - 128。
注意: プロパティmax-buffers-per-fileには、値としてdefaultを指定できます。defaultは、サーバーが実行時にこのプロパティの値を計算することを示します。 |
max-age
: 特定のアクセス・ログ・エントリをバッファする最大時間(秒単位)。
値: 0.001 - 3600。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-access-log-buffer-prop --user=admin --password-file=./admin.passwd --host=admin.example.com --port=8989 --no-prompt
--config=www.example.org max-age=1000
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「get-access-log-buffer-prop」、「enable-access-log」、「disable-access-log」、「get-access-log」、「get-log」、「get-log-prop」、「set-log-prop」、「rotate-log」