構文
tadm set-dns-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+
説明
このコマンドを使用して、構成のドメイン・ネーム・サーバー(DNS)の参照プロパティを設定します。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
DNSプロパティを設定する構成の名前を指定します。
オペランド
property-name=property-value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
次のDNSプロパティを設定できます。
enabled
: サーバーでDNS参照を実行するかどうかを指定します。
値: true
、false
。デフォルト: false
。
async
: オペレーティング・システムの同期リゾルバではなく、サーバーで独自の非同期DNSリゾルバを使用するかどうかを指定します。
値: true
、false
。デフォルト: true
。
timeout
: 非同期DNS参照がタイムアウトするまでの期間(秒単位)を指定します。
値: 0.001 - 3600。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-dns-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt --config=www.example.org timeout=34
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「get-dns-prop」、「set-dns-cache-prop」、「get-dns-cache-prop」