構文
tadm set-tcp-proxy-prop common_options --config=config_name --tcp-proxy=tcp_proxy_name (property_name=property_value)+
説明
このコマンドを使用して、構成のTCPプロキシのプロパティを設定します。
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-c
TCPプロキシのプロパティを設定する構成の名前を指定します。
--tcp-proxy|-r
TCPプロキシの名前を指定します。
オペランド
property-name=property-value
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
tcp-proxyの次のプロパティを設定できます。
enabled
: TCPリスナーのインスタンスを有効にするかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
name
: TCPリスナーの名前を指定します。
値:
session-idle-timeout
: 1つのセッションでロード・バランサがデータの送受信を待機する最大タイムアウト(秒単位)を指定します。
値: 数値。デフォルト: 300秒。
origin-server-pool-name
: オリジン・サーバー・プールの名前を指定します。
値: テキスト。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-tcp-proxy-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt --tcp-proxy=proxy1 --config=www.example.org access-log-file=../logs/www_example_com_access.log
終了コード
次の終了値が戻されます。
0: コマンドの実行に成功しました。
>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。
関連項目
「help」、「create-tcp-proxy」、「delete-tcp-proxy」、「list-tcp-proxies」、「get-tcp-proxy-prop」