Universal HBA の初期インストールおよび設定のあと、Oracle ハードウェアおよびソフトウェアのセキュリティー機能を使用して、ハードウェアの制御およびシステムアセットの追跡を続行してください。
次のセクションが含まれています。
インベントリを追跡するには、シリアル番号を使用します。シリアル番号は、オプションのカードやシステムのマザーボード上のファームウェアに組み込まれています。これらのシリアル番号は、ローカルエリアネットワーク接続で読み取ることができます。
また、ワイヤレスの無線周波数識別 (RFID) リーダーを使用すると、より簡単にアセットを追跡できます。RFID を使用して Oracle Sun システムアセットを追跡する方法に関する Oracle のホワイトペーパーを参照してください。
装置のファームウェアのバージョンを最新に維持してください。
更新を定期的にチェックしてください。
カードを管理したり、ドライバやファームウェアをアップグレードしたりするには、一般にすべてのオペレーティングシステム、特に Oracle Solaris では、root 資格情報でログインする必要があります。
常に、最新のリリースバージョンのファームウェアをインストールしてください。
装置のソフトウェアは最新バージョンを維持してください。
Oracle Solaris ドライバのソフトウェアの更新は、Oracle Solaris のパッチおよび更新を通じて入手できます。
その他のオペレーティングシステムのドライバのソフトウェア更新は、http://www.emulex.com/downloads/oem-qualified/oracle/ から入手できる場合があります。
最新ニュース、ソフトウェア更新要件に関する情報、またはその他のセキュリティー情報については、Oracle の Web サイトにある Universal HBA のドキュメントを参照してください。
常に、最新のリリースバージョンのソフトウェアをインストールしてください。
ソフトウェアに必要なセキュリティーパッチをインストールしてください。
デバイスにはファームウェアも搭載されており、ファームウェアの更新が必要な場合があります。
ログファイルは定期的に検査および保守してください。
可能性がある問題をログで確認し、セキュリティーポリシーに従ってアーカイブしてください。
ログファイルが適切なサイズを超えたら、定期的に回収してください。あとで参照したり、統計的に分析したりできるように、回収したファイルのコピーを保守してください。
Universal HBA は、Emulex OneCommand Manager のコマンド行インタフェース (CLI) またはグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) ユーティリティーで管理されます。これらのユーティリティーでは次のことが可能です。
Universal HBA の動作を監視します。
Universal HBA の動作プロトコルモード構成を変更します。
Universal HBA ファームウェアを更新します。
OneCommand Manager ユーティリティーにアクセスできるのは、root 資格情報を持つユーザーのみです。したがって、特権のないユーザーは、これらのユーティリティーを使用して SAN 環境を変更することができません。
OneCommand Manager の CLI および GUI については、Web サイト (http://www.emulex.com) で Emulex OneCommand Manager のドキュメントを参照してください。