次の各トピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。このドキュメントは、旧タイトル名『Oracle Coherence管理ガイド』の新版です。
Oracle Coherence 12c (12.1.2)には、このドキュメントに関して次の新機能と変更された機能があります。
レポート出力システム・プロパティ: レポート・グループの出力場所を実行時にオーバーライドできます。「レポート・グループ出力ディレクトリのオーバーライド」および「レポートの出力ディレクトリの指定」を参照してください。
クラスタ状態のログ操作: 指定したロールで実行されているクラスタ・メンバーのスレッドのフル・ダンプおよび未処理のポーリングをログ出力します。表A-4「ClusterMBeanの操作」を参照してください。
ノード状態のログ操作: クラスタ・メンバーのサービスにおけるスレッドのフル・ダンプおよび未処理のポーリングをログ出力します。表A-6「ClusterNodeMBeanの操作」を参照してください。
イベント・インターセプタ属性: ライブ・イベントの統計をレポートします。表A-17「ServiceMBeanの属性」を参照してください。
このガイドは12c (12.1.2)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。
管理概要のマニュアルが改訂されました。「Oracle Coherence管理の概念の概要」を参照してください。
管理レポート概要のマニュアルが改訂されました。「Oracle Coherenceの管理レポート」を参照してください。
CoherenceがWebLogic Serverドメインの一部としてデプロイされている場合に利用できる管理機能を説明する項が追加されました。「Oracle WebLogic ServerによるOracle Coherenceの管理」を参照してください。
カスタムMBeanのプログラム的な登録の方法が改訂されました。「カスタムMBeanのプログラム的な登録」を参照してください。
MBeanリファレンス付録が新しい属性および操作と更新された属性および操作のすべてを含むよう改訂されました。付録A「Oracle Coherence MBeanのリファレンス」を参照してください。