Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成 12c (12.1.2) E48010-01 |
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この付録では、Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールしてドメインを構成した後、システムに作成されるディレクトリ構造について説明します。
図B-1にディレクトリ構造を示します。
この例では、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨ディレクトリ構造の理解に関する説明に記載されている推奨ディレクトリ構造を示します。ディレクトリ構造は、これらのディレクトリをシステムに作成した場所によって若干異なる場合があります。
ドメイン・ホーム、アプリケーション・ホームおよびOracleホームのディレクトリの内容については、表B-1を参照してください。
表B-1 InfrastructureのOracleホームのディレクトリの説明
ディレクトリまたはファイル | 説明 |
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ドメイン・ホーム |
このディレクトリには、ノード・マネージャ、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動および停止するスクリプトなどのドメイン関連データが格納されます。 |
アプリケーション・ホーム |
このディレクトリにはカスタム・アプリケーション・データが格納されます。 |
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このディレクトリにはOracle WebLogic Server、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlおよびJava Required Files (JRF)に必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが格納されます。 |
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このディレクトリにはWebLogic Server製品のファイルが格納されます。 このディレクトリはWebLogicホーム・ディレクトリ( |
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このディレクトリにはCoherence製品のファイルが格納されます。 |
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このディレクトリにはOPatchおよびサポートされるファイルが格納されます。OPatchはOracle Fusion Middlewareソフトウェアのパッチ適用に使用されるツールです。 |
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このディレクトリにはインストールと構成のトランザクションのログ・ファイルが格納されます。 |
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このディレクトリにはOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで使用されるファイルが格納されます。 |
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このディレクトリにはインストール関連のファイルとスクリプトが格納されます。 |
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このディレクトリには、このOracleホーム・ディレクトリにインストールされたコンポーネント、機能群およびパッチに関するメタデータが格納されます。 |
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このディレクトリにはアンインストーラ・プログラムを含めOracle Universal Installerが使用するファイルが格納されます。製品をインストールした後に再度Oracle Universal Installerを実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行する必要があります。 |
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このディレクトリには構成ウィザードのログ・ファイルが格納されます。 |
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このレジストリ・ファイルには、このOracle Fusion Middleware Infrastructureに現在登録されているすべてのドメインの場所が記述されています。新規にドメインを追加すると、常にこのファイルに登録されます。 |